嬉しいプロポーズのシチュエーションは?指輪は必須?
綺麗な景色が見える場所で「結婚してください」と指輪をパカッ。そんなプロポーズに憧れたことがある人も多いのではないでしょうか。恋愛の仕方も変化している現代、理想的なプロポーズの方法にも変化はあるのか、ご紹介します。女性が嬉しいプロポーズのタイミングや場所のほか、プロポーズなしの結婚や逆プロポーズはあり?ORなし?なども調査してみました。
Contents
プロポーズなしの結婚ってありですか?【女性の本音】
まずはそもそもプロポーズは必要なのか、20~30代女性400人を対象にアンケートを実施。果たしてその結果は?
Q.プロポーズなしの結婚はありですか?
あり…35.3%
なし…64.7%
6割以上の女性が「なし」と回答。ケジメとしてもプロポーズはあったほうが良いと考えている人が多いようです。
指輪なしのプロポーズってありですか?【女性の本音】
続いて、指輪なしのプロポーズについても聞いてみました。
Q.指輪なしのプロポーズってあり?
あり…48%
なし…52%
指輪なしのプロポーズはなし!という人のほうが若干多かったものの、結果はほぼ半々でした。プロポーズの際、指輪の有無にはそこまでこだわらない人も多いようです。それぞれの意見も見ていきましょう!
指輪なしのプロポーズはあり派の意見
まずは指輪なしでもOKという人の意見から。
1.形にとらわれない
- 「恋愛はふたりでするものだから、その他の人間が婚約指輪を渡しているからと言って自分もそう出ないといけないとは思わない」(23歳・公務員)
- 「ずっとつけていくわけではないのでなくても構わない」(28歳)
- 「形式にとらわれたくないし、別に指輪は欲しくないから」(20歳)
婚約指輪は結婚指輪とは違い、結婚してからもずっとつけるわけではありません。形あるものはなくても言葉だけで充分ということですね。
2.指輪よりも大切なもの
- 「愛が大事だから」(22歳)
- 「言葉が大事だと思う」(26歳)
- 「指輪よりも気持ちが大事」(23歳)
指輪があってもなくても問題ではない。大事なのは愛だという意見です。本当にコレですよね!
3.好みじゃなかったら嫌
- 「指輪が好みでなかったらいやだから」(23歳)
- 「あまり指輪をつけないから」(28歳)
指輪を普段からつけない人や、自分の好みの指輪以外はつけたくないという人にとっては、プロポーズの指輪は邪魔になることもありそう。
4.プロポーズのときでなくてもいい
- 「指輪は後からくれたらいいから」(23歳)
- 「あとで一緒に選びたい」(29歳)
プロポーズの時に指輪がなくても、一緒に買いに行けばOKという人もいました。
5.これからの生活に使いたい
- 「指輪よりこれからの生活や思い出に使いたい」(27歳)
- 「指輪より思い出や旅行」(22歳)
指輪にお金をかけるよりも、一緒に旅行に行くなどにお金を使ってくれたほうが良いという人も。
6.緊張
- 「ガチめのプロポーズは苦手だから。自然にプロポーズしてほしい」(23歳)
- 「がちがちなのは緊張するし恥ずかしくなる」(29歳)
ザ・プロポーズというようなシチュエーションでは緊張しすぎてしまうため、もっと自然な感じで言葉だけが欲しいという人も。
指輪なしのプロポーズはなし派の意見
続いては指輪なしではダメという人の意見も見ていきましょう。
1.覚悟を見たい
- 「指輪も買えない経済状況なら結婚したくない。覚悟としてちゃんと買ってほしい」(24歳)
- 「お金をかけさせたほうが離婚しなさそうだから」(27歳)
- 「本気度合いが伝わる気がするから」(23歳)
指輪を買うことで、相手の本気度を見たいという意見ですね。確かに指輪を買ってくれるくらいの余裕や愛情がないなら不安になるというのもわかる気がします。
2.一生に一度だから
- 「一生に一度だからちゃんとしてほしい」(24歳)
- 「一生忘れない思い出にしたい」(29歳)
一生に一度だから指輪は欲しい。これも納得できますよね。後で見返すたびに初心に返れそうです。
3.そういうイメージだから
- 「プロポーズ=指輪のイメージが強いから」(29歳)
- 「ベタなプロポーズを一生に一度は経験したい。思い出になる」(27歳)
指輪を渡しながら「結婚してください」というベタなプロポーズを体験したいという女性もいます。憧れている人にとっては指輪がないと残念なプロポーズになってしまうんですね。
4.憧れ
- 「昔からの憧れがある」(29歳)
- 「特別感が欲しい」(23歳)
指輪をもらって婚約するということに憧れがあるという人も。
5.形に残したい
- 「気持ちも大事だが、形に残したいから」(27歳)
- 「見て思い出したい」(29歳)
気持ちも重要だけれど、気持ちは目に見えないもの。だからこそ指輪という形で将来まで残したいという意見もありました。
逆プロポーズってあり?
プロポーズは男性が女性にするものというイメージがありますが、女性から男性にプロポーズをする逆プロポーズってありなのでしょうか? タメニー株式会社が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」がスタッフ77名に対して行なったアンケート調査をご紹介します。
Q.女性が男性に対して「結婚してください」とプロポーズすることはありだと思いますか?
あり…90.9%
なし…3.9%
どちらとも言えない…5.2%
「あり」と答えた人が9割以上! むしろ男性から女性にしなければならないなんていう価値観を持っているのは古いのかもしれません。
付き合ってどのくらいでプロポーズされたい?
プロポーズは付き合ってからどれくらいでされるのが理想なのでしょうか。既婚者に理想のプロポーズまでの期間を聞いてみました。
【女性】
半年未満…10%
半年~1年未満…4%
1年~2年未満…30%
2年以上…56%
【男性】
半年未満…12%
半年~1年未満…8%
1年~2年未満…28%
2年以上…52%
男女どちらも、1~2年以上付き合ってからのプロポーズを望んでいる人が多いようです。年齢によって差はでてくるでしょうが、2年くらい付き合えば相手との相性や相手の性格・価値観なども見えてきますよね。
プロポーズの理想のタイミングは?
続いて、シンフラワー株式会社が女性300名を対象に行った調査を元に「理想のプロポーズのタイミング」についてご紹介します!
Q.プロポーズの「理想のタイミング」は?
1位:なんでもない日
2位:ふたりの記念日
3位:誕生日
4位:クリスマス
1位はほぼ半数近くの票を集めて「なんでもない日」でした。理由としては「ふたりの新たな記念日が生まれるから」「プロポーズしたいと思ったタイミングでして欲しい」などの意見がありました。
嬉しいプロポーズの方法は?
1.思い出の場所で
- 「初デートの場所で」(27歳)
- 「思い出の場所でプロポーズをしてくれたらうれしい。思い出の場所として覚えていてくれたこともうれしいし、そこでの思い出が増えるのでうれしい」(31歳)
2.ホテルで
- 「ホテルの部屋、お店の個室、車の中など、周りの目が気にならないところで“結婚してください”などシンプルな言葉で言われるのが理想」(30歳)
3.ロマンチックな場所で
- 「クリスマスに夜景の見える場所で、指輪を出して“結婚してください”って言ってもらうのが理想」(36歳)
- 「記念日のデートにちょっとお高めのレストランで」(27歳)
4.等身大で
「頑張りすぎない、周りを巻き込まないシチュエーション! でも、日にちとか場所とかは 特別感を出してほしい。 キザな演出よりは、いつもの彼で。 そしてシンプルな言葉でプロポーズしてほしい」(29歳)
5.自宅で
「家で一緒にソファーに座ってテレビを見ていて、そろそろ結婚しよっか?と急に言ってくれるのが理想」(29歳)
王道プロポーズ派とナチュラルなプロポーズ。あなたはどちらが理想ですか?
実際に受けたプロポーズエピソード♡
1.記念日にリッチなレストランで
「付き合って2年目の記念日のデートにいつもよりちょっとお高めのレストランを予約してくれて、もしかしたらと思ったら、食事終わりに席で指輪を出してプロポーズしてくれた」(27歳)
2.買い物帰りに
「近所のスーパーでふたりで買い物を終えて車に乗り込んでから、いつもならすぐ出発するところ、なぜか長い沈黙があり、長い前置きの末に“結婚したいなと思った、どう?”と言われた」(30歳)
3.ロマンチックなイベントで
「軽井沢のキャンドルナイトというイベントでクリスマスにキャンドルが灯るなか“結婚してください”と言って指輪をくれた」(35歳)
4.まるでドラマ!
「夕暮れの海に車で行き、車から降りるとトランクから101本の花束と婚約指輪を渡してくれて“結婚してください”と言われた」(31歳)
5.付き合った場所で
「付き合った場所に連れていかれて、転勤になったので結婚してほしいと言われた」(29歳)
非現実的なシチュエーションから日常の延長まで、様々なエピソードが挙がりました。少し理想のシチュエーションと被っているものも。一生に一度だから張り切って欲しい派と、生活の中で自然に言ってほしい派。どちらも素敵ですね!
プロポーズされるためにすべきこと
1.補い合える存在だということをアピールする
心理学のSVR理論という考え方では恋愛を3段階に分けて捉えるそう。そして結婚の第3段階では相補性(お互いが補い合えるかどうか)が重要視されます。ですから、相手の苦手なことができるとアピールするのは効果的です。
2.長所だけでなく短所も見せておく
相手にはあなたの長所だけでなく短所も見せておきましょう。こうすることで相手により信頼してもらえるようになります。
3.沈黙や無言の時間を楽しめるふたりになる
心理学の実験で、話しているときよりも沈黙しているときのほうが深い関係性になれることがわかっているそう。黙ったままの関係でも居心地がいいと感じれば、彼は結婚を考えてくれやすくなります。
4.未来への目標・共通の敵を認識し合う
仲間意識を高めるには、共通の目標や敵を持つことが重要だそうです。〇歳までにマイホームを持とう、両親に結婚を許してもらおうなど、将来のミッションを共有すれば絆がもっと深まるはず。
5.生活力があるところを見せる
掃除が料理ができる、片付けが得意など、生活力があるところをさり気なく見せるのもおすすめです。こういう彼女なら結婚してからも家のことをきちんとやってくれそうと思ってもらえます。
【まとめ】
一生に一度しかないプロポーズ。人によって憧れや理想はさまざまでしょう。ただし大事なのはプロポーズの方法やタイミング、指輪の有無ではなく、あなたと相手の気持ちではないでしょうか。どんな形であれ、結婚して一緒にいたいと思ってくれる相手がいるのって幸せなことですよね♡