遠回しにプロポーズをする彼氏の心理って?前兆や結婚を決意させるアシスト行動

どうして遠回しにプロポーズをするの?彼氏の心理やアシスト行動

(c)shutterstock.com

「彼氏がなかなかプロポーズしてくれない」「ほぼプロポーズっぽい言葉はあるけど…」などと悩んでいる女性、いるのではないでしょうか? 実は男性側は、女性の「プロポーズアシスト」があると格段にプロポーズの決心がつくんだとか。今回は男性が見せる結婚したいサインや踏み切れない男性心理、女性からのアシスト行動をまとめました!

結婚する際、わかりにくいプロポーズをした男性の割合は?

はっきりと伝えた…69.9%

何となくは伝えた…26.2%

言葉では言っていない3.9%

情報提供元/株式会社ネクストレベル

結婚する際、はっきりとプロポーズをしたのは7割ほど。26.2%の人が「何となく」で、一定数いることが判明。また、3.9%の人はなんと伝えていないことがわかりました。 言葉がなくても、態度など別のところで信頼があるのでしょうか?

男性が見せる結婚したいサイン

1.自分や恋人の両親や家族について尋ねてくる

アドラー心理学によると、結婚を意識すると恋人時代に比べて、パートナーにより大きな関心を抱きやすいとされます。もちろん、それは相手のことだけではなく、相手が生きてきた環境やこれまで相手を育んだ家庭(両親や兄弟)に対しても興味が湧いてくるのです。そのため、付き合っていたときにはあまり話したり聞かれなかった家族の話を、頻繁にしてくるようなら、彼は結婚したいという気持ちが高まっていると言えるのです! 特に、実際に会って挨拶したい・して欲しいと言うようなら結婚の意思はかなり高いでしょう♡

2.将来の生活や子どもに関する話題が増える

もしも彼が結婚を意識していたとすれば、あなたに対して将来のことや生活に関する話題、そして子供に関する会話が増えるでしょう。そのため、事前にこういったライフスタイルに関する話をしておきたい、つまり生活観のすり合わせをしておきたい気持ちになるのです。これから結婚生活を一緒に送ると決めたパートナーとは、前もって人生設計を立てたくなるのは当然かもしれませんね♡

3.経済力について意識したり仕事量を増やす

結婚には愛が大切ですが、結婚生活は愛情だけでは成立しないのが現実。そのため、彼が真剣に結婚のことを考えていれば考えているほど、仕事に精を出したり経済力を身につけようとするでしょう。中には、結婚後も共働きするのかを聞いてくることも。この傾向は、経済学と心理学が融合した学問である行動経済学においても、証明できると言えます。結婚して自分ひとりの生活ではなく、一緒に生活をするパートナーができるというのは、自分のこれまでの働き方を変えることにも繋がるのです!

4.自分の友人に紹介する回数が増えてくる

ペンシルバニア大学のマーケティング学准教授であるベーガー氏は、シェアされるコンテンツには必ず特徴があることを発見しました。そして、その動機として大きいものは、知人や友人に教えたいという願望だとされています。そのため、彼があなたのことを自分の友人・知人に紹介する回数が増えているようなら、結婚願望が高まっている状態だと言えます。そして、あなたの評価を確かめたいという心理が、その裏には隠れているでしょう!

プロポーズに近いサインはあるのに…結婚に踏み切れない男性心理

1.金銭的な不安

当然のことながら、結婚するには大金がかかります。結婚式や新婚旅行をしない、結婚指輪も婚約指輪も買わないとしても、ふたりで生活するためのに家具や家電を買い揃えたり、引っ越ししたりというケースが大多数。現時点で貯金がない、いまの収入ではふたりで生活できないと考える彼氏は、結婚したくてもできないでしょう。

2.結婚に憧れがない

自分が結婚に対しての憧れがないため、早く結婚をしたい、一緒に暮したいという発想がなく、彼女がそう思っていることにも気づいていないというケースも少なからずあります。こういう場合は、彼女からの強い要望があれば、すんなり話が進むことも多いです。

3.自由がなくなるのがイヤ

結婚=自由がなくなるといった考えをもつ人は、男女問わず存在します。ほかの女性と遊べないといったことだけでなく、一緒に暮らせば起床時間、帰宅時間など、必然的に妻に気を遣うことが増えますよね。ひとり暮らしのような自由な時間と過ごし方ができないことが億劫で、結婚に踏み切れない男性はかなりの数にのぼります。

4.愛情がそれほどでもない

彼女の結婚願望には気づいているものの、自分はその彼女とは結婚したくない……というケースも多々あります。この場合、彼女から結婚を意識させると、「いまは無理だから別れようか」という話になり、別れたとたんに別の女性と結婚する、なんてこともあります。

5.深く考えていない

仕事や趣味が忙しく、結婚するとかしないとかいう発想そのものがない、という場合もあります。彼女から結婚を示唆されたり、周囲の人から「彼女と結婚しないの?」と聞かれたりして初めて、結婚を意識するのです。そのあと、結婚するかしないかは、それもまた人それぞれーーというのが現実です。

プロポーズ前兆を感じた♡彼女が出すべきアシスト行動

1.補い合える存在だということをアピールする

SVR理論という考え方では、恋愛を3段階に分けて捉えます。第1段階の「出会い」では外見が、第2段階の「恋人関係」では類似性(自分と相手が似ているかどうか)が重視され、第3段階の「結婚関係」では相補性(お互いが補いあえるか)が最重要。結婚となると、お互いの至らない部分を補い合い、異なる性格や能力を活かし合うことが重要になるのです!

2.将来について話す

プロポーズされる為に何をしたか調査したところ、特に多かった意見は「将来について話す」ことでした。ふたりの未来について話すのは、プロポーズへとつながる王道プロセスですね。このときに子供の人数や、家は購入か賃貸かなど、結構重要な問題も織り交ぜながら話しておくと、結婚後ケンカになることが少ないかもしれませんよ♡ 直接言葉にしなくても、結婚を意識していることを相手に伝えることができる方法です!

3.沈黙や無言の時間を楽しめるふたりになる

ある実験において、話をしているときよりも沈黙しているときのほうが男女が深い仲になるという結果が示されました。結婚生活では、あまりに干渉されたり会話を求められたりすると、距離が近すぎるゆえに鬱陶しいと感じることも少なくありません。そのため、一緒にいるときに黙ったままでも居心地がいいと感じさせることが長続きする上で大切なのです!

4.未来への目標・共通の敵を認識し合う

心理学者のヘルブゴールドバーグによれば、仲間意識は3つの段階を経た上で構築されると言います。

第1段階:役に立つ友情。すなわち利害関係

第2段階:目的による友情。共に同じ目的や共通の敵を持つ友情

第3段階:損得抜きの友情

仲間意識はこの3つを内包した集合体においてつくられます。そのため、結婚後も長続きするためには、共通の目標もしくは敵を認識し合うことが何よりも大切! 例えば、結婚〇年目までにはマイホームをつくろう、お互いの両親に認めてもらおうといった、ふたりだけのミッションを共有し合えれば、きっとその絆の深さはかなりのものになるでしょう♡

5.結婚しないなら別れると伝える

彼氏にちょっといじわるを言うように「結婚しないなら別れるよ」と言ってみてもよいでしょう。結婚する気がない彼氏なら、ズルズルと付き合うことを防げますし、彼女が本気で好きなら結婚したい気持ちをくみとってくれるはず!

【まとめ】

結婚は、今後の人生を左右する大事な選択です。真剣に考えているからこそ、好きな気持ちはあっても踏み切れないのが事実。完璧ではなくても、ふたりでいれば補いあえることをアピールすれば、きっと結婚生活も上手くいくでしょう。