失恋から立ち直るまでの期間や行動を調査!立ち直ったと実感するのはどんなとき?

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失恋をするとしばらくの間は気分が沈んだり、勝手に涙が流れてきたりと情緒不安定になるのは自然なこと。そんな時は「いつまでこんなに辛い気持ちが続くんだろう」と不安になるかもしれません。そこで今回は、失恋から立ち直るのにかかった期間や、立ち直るためしたこと、すべきでないことなどを経験者に聞いてみました。

失恋から立ち直るまでにかかる期間はどのくらい?

Q.失恋から立ち直るまでにかかった期間はどのくらいですか?

1週間…11人(8.9%)
1週間~2週間未満…10人(8.1%)
2週間~1か月未満…20人(16.3%)
1か月~3か月未満…24人(19.5%)
3か月~半年未満…12人(9.8%)
半年~1年未満…12人(9.8%)
1年以上…34人(27.6%)

20~30代で失恋経験のある女性123人に失恋から立ち直る期間について聞いてみたところ、1位は「1年以上」で3割弱。2位は「1か月~3か月未満」、3位は「2週間~1か月未満」、となりました。ただ1週間以内に立ち直ったという人も約1割いて、失恋からの立ち直りにはかなりのばらつきがあることがわかりますね。

失恋から立ち直るためにしたこと【経験談】

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続いて、失恋経験者が失恋を乗り越えるために実際にしたことをご紹介。日本最大級の恋愛マッチングサービス「ワクワクメール」が女性360人に実施したアンケート調査結果を見てみましょう。

1.美味しいものを食べて自分を癒す

  • 「満足するまでスイーツビュッフェで美味しいものを食べて気分転換」

美味しい物を食べてたくさん寝ると、ストレスがグッと減りますよね。悲しい気持ちになったときこそ、大好物を食べちゃいましょう!

2.文字に書き出して気持ちを整理

  • 「非公開のSNSアカウントに今の気持ちを書き出して気持ちの整理をしていた」

気持ちを言葉にするだけですっきりすることがあります。誰に見てもらうわけではなくても、言葉にするだけで救われるかもしれません。

3.自分磨き・新しい趣味の時間を作る

  • 「自分磨きのために始めた筋トレやヨガが趣味になった」

自分のことが好きになれるような自分磨きをするのもおすすめです。興味があったけれどしたことのない、新しい趣味にチャレンジするのも吉!

4.恋人に依存せず自立心を養う

  • 「国家資格を取って自立した」

恋人と別れると「ひとりでは生きていけない」と不安になりますよね。ですが、誰もいなくてもひとりで生きていけるという自信が持てると、視界が開けます。

5.失恋を自己理解の材料にする

  • 「相手への気持ちに執着するといった自身の状態がどこから来ているのか、そもそもの源(もと)を探る」

自分の内面ととことん向き合ってみるのも良いでしょう。どうして相手に執着してしまうのかなどを考えてみると、意外なところに気づきがあるかも。

6.友達との時間を楽しむ

  • 「お酒を飲みながら友達と夜中まで話す。 良いお肉を買って贅沢する」
  • 「ドライブや失恋旅はひとりではなく、少しでも気持ちがほぐれる人と一緒にでかけた」

友達と一緒にいる時間だけは失恋のことを忘れられるという人もいるのでは? 失恋して悲しい時は、意地を張らずに友達を頼っても良いですよね。

7.推し活でエネルギーチャージ

  • 「推し活仲間と一緒に、推しのLIVEに参戦。全国各地飛び回って元カレのことを忘れた!」

推しに元気をもらっているという人もいるはず。失恋して恋人を推せなくなったのなら、恋人以外の推しを全力で推しちゃいましょう。

8.運勢を占ってもらう

  • 「無駄だとわかっていても、友人と占いの館に行った」

占いを信じるかどうかは人それぞれですが、その場で悩みを聞いてもらうだけで気持ちが楽になることもよくあります。

9.とりあえず次の恋に進んでみる

  • 「人と関わりたくなかったが、マッチングアプリで他人と話しているうちに気持ちが晴れた」
  • 「友達に愚痴って他の男性を探してもらう」
  • 「少しでもいいなと思った人と出かけてみたりする」

新しい恋が始まったら前の恋人のことなんて考える余裕がなくなります。心の空白を埋めるためにも、新しい出会いを探して動いてみるのもおすすめです。

失恋から立ち直るためにすべきではないこと

続いては逆にやらないほうが良いことを見ていきましょう。株式会社ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」が18~39歳の失恋経験がある女性300人を対象に実施したアンケート調査結果から、やってはいけない行動とそのエピソードをご紹介します。

Q.失恋したときにやるべきではないと思う行動は何ですか?

第1位 彼氏のSNSを見る

  • 「SNSを見て、忘れたいのにまた思い出し最悪だった」(23歳・千葉)
  • 「彼のSNSを見ることで、どんどん涙が出てくるし食べる量も増えて一気に体重が増えた。やめたほうがいいなと思った」(24歳・神奈川)
  • 「わざわざ見なくてもInstagramのストーリーなどで流れてくると思い出してしまうため、ブロックすれば良かった」(21歳・神奈川)
  • 「別れた後に彼氏のSNSを見たときに、私のことはとうに吹っ切れて楽しそうにしている姿を見て、さらにつらくなった」(21歳・大分)

自分が失恋で落ち込んでいるとき、相手が楽しそうにしている様子をSNSで見てしまったら大ダメージを受けますよね。相手の近況を追いかけていたら、忘れられるものも忘れられなくなりそうですし、SNSは見ないようにしたほうが賢明かもしれません。

第2位 過去の行動を後悔する

  • 「過去はどうがんばっても変えることができないので、悔やんでる時間は一番もったいない」(27歳・神奈川)
  • 「どんなに悔やんでも悲しくなるだけだから、悔やまない」(35歳・東京)
  • 「悔やんでもどうすることもできないのに、ずっとぐたぐだと“あの時こうすればよかった”“あんなこと言わなければ今頃は彼と一緒にいたかも”と考えていましたが、冷静に考えるとそれって意味がないし、時間の無駄だと思った」(34歳・大阪)

過去は変えられませんし、嫌な思い出に浸ってもつらい気持ちになるだけですよね。「時間の無駄」という声も寄せられました。貴重な時間がもったいないので前向きに行動したほうがよさそうです。

第3位 彼氏への連絡を続ける

  • 「忘れられなくて何かにつけて彼に連絡していた。今思うととっても恥ずかしいし相手にとっても迷惑だったと思う」(27歳・東京)
  • 「すがるようなことをしても逆効果でしかなく、自分の価値を落とすだけ」(34歳・兵庫)
  • 「焦って変に引き留めようと何回か電話をかけてしまったせいで、相手から冷たい言葉が返ってきてさらに落ち込んでしまった」(24歳・宮崎)

寄せられたエピソードを見ても、彼氏への連絡を続けてもいいことは良いことはなさそう。余計につらい思いをすることもあるようなので、連絡したくなってもそこはグッと堪えるべきかも。

第4位 無理やり忘れようとする

  • 「忘れようとしてもふと思い出してしまうから。忘れるのは無理だった」(30歳・群馬)
  • 「忘れようとすればするほど、思い出して苦しくなってしまった」(27歳・東京)
  • 「無理やり忘れようとして好きでもない男と遊びに行ったけど、逆に疲れた」(34歳・大阪)

「忘れよう…忘れよう…」とムキになればなるほど、むしろ意識してしまって逆効果になることも。忘れようと行動した結果、それが負担になってしまったという声も。時間が解決してくれるだろうとどっしり構えるくらいがちょうどいいようです。

第5位 ドカ食い・やけ食い

  • 「ドカ食いして体重が10キロも太ってしまい痩せるのが大変だった」(30歳・岡山)
  • 「ドカ食いは失恋と関係ないところで確実に後悔に繋がる」(29歳・愛知)
  • 「ドカ食いはその場はいいが、後で後悔する」(29歳・埼玉)

ストレスが溜まると、なんだかたくさん食べたくなってしまうことも…。でもドカ食いの結果太ってしまって後悔するのは自分。失恋に加えて太ってしまったショックも襲いかかってきてしまうのは悲しすぎるので、ドカ食いは極力避けたいものです。

情報提供元/株式会社ネクストレベル

失恋した相手を忘れられない心理

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続いて、別れた元恋人を忘れられない心理について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.元恋人を理想化してしまっている

記憶に関する心理実験“エビングハウスの忘却曲線”によると、人間の記憶は1か月で21%にまで減少するといわれています。そして、薄れていく記憶のほとんどがネガティブなイメージで、それ以降はポジティブなイメージが残るとされます。そのため、別れた相手にも何らかの非があったはずなのに、相手との楽しい思い出やよかった時期を思い返してしまい、いつまでも気持ちの整理をつけることができなくなってしまいます。その結果、頭の中で元恋人を理想化し、あんなに素敵な人はいなかったと、思い込んでしまうのです。

2.元恋人と今目の前にいる異性を比較してしまう

人には、自分の行動や選択が正しかったと思い込みたい心理があります。自尊感情や優越感を守ろうとすることで、自分自身や自分の持ち物、あるいは恋人を他者と比較してしまうのです。でも、元恋人を他の異性と比較してしまうと、そこに執着が生まれてしまう結果に。元恋人にも短所はあったはずなのに、長所を“ピックアップ”して比べてしまうため、いつまでも過去の相手のことを忘れられなくなってしまうのです。

3.元恋人に希少価値があると思い込んでいる

もしもあなたが、まだ恋人のことを好きだったのに別れを告げられたとしたら、きっと相当な未練にとらわれてしまうのではないでしょうか。このように、相手の愛情が手に入らなかったという思いが強いほど、人は手に入れたくて仕方なくなるという傾向があります。心理学では、これを“ハード・トゥ・ゲット”といいます。自分がフラれる側になると、どうしても過去の恋人を引きずってしまうのです。

4.恋が中断されることで記憶に深く刻まれる

付き合っているときに、恋人と何かを約束したり一緒にイベントごとなどをしたりすることってありますよね。もしもそんな発展途上の付き合いの最中に、相手と別れることになってしまうと、相手のことが忘れられなくなってしまいます。このように、物ごとが中断されることでより記憶に鮮明に刻まれてしまうことを“ツァイガルニク効果”といいます。人は完結した物ごとよりも、中断されたもののほうが記憶に残るのです。あなたの中でやり遂げた感があればいいのですが、そうでない場合は未練を引きずってしまう結果に。

失恋したあなたに。ショックから立ち直る心理テクニック

続いて、「ショックから立ち直るための心理テクニック」について、引き続き。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。失恋によるショックにも効果があるかも!

1.あるがままを受け入れ自己認知のゆがみをなくす

アメリカの心理学者カール・ロジャーズは、もともと人には自分で心の健康を回復させ、成長させようとする力があると考えました。そのためには、自分と自分の理想が一致していることが大切だと結論づけました。心の不適合状態、つまりショック状態は自己認知のゆがみによって発生します。だからこそ、こうありたい自分にとらわれず、ありのままの自分をまず受け入れることが大切になってくるのです。

2.悲しい曲から徐々にアップテンポの曲に

ショックなことがあったとき、あなたはバラードなどの泣けるテイストの音楽を聴きたくなったことはありませんか? これを科学的に証明したのは、アメリカの精神科医アルトシューラーです。彼の実験によると、アップテンポの曲よりもバラードのほうが、悲しみから立ち直らせる効果があることが分かりました。これを同質の原理と呼びます。そして一番効果的なのは、悲しみに十分浸ってから、徐々にアップテンポの曲を聴くという方法。ショックのときこそ悲しい曲を聴き、テンポを上げていくと癒されるのです。

3.ショックやコンプレックスを起爆剤にする

オーストリアの心理学者アドラーは、人の劣等感や自尊心の研究をしていました。彼はショックや劣等感に関して、努力のための動機と考えました。精神のバランスがとれている場合は、目標達成などの成功で劣等感は吹き消されます。しかし、ショックを受けて何事も後ろ向きに捉えてしまうなど精神のバランスを欠いている場合は、コンプレックスだけが膨らんでいくと結論づけました。そこで、ショックの受け止め方を変えましょう。克服するためのエネルギーと捉えるのです。そうすれば、それは起爆剤となりあなたを成長させるはず。

4.元気に振る舞うと心が晴れやかになる

心と体には密接な関係性があります。コーネル大学で心理学者ウォルフらによって行われたトムの実験では、気分が落ち込んでいると身体まで重く感じたりするのは、心の動きが体に影響を与えているからだという結論が得られました。そのため、ショックで気分が落ち込んで仕方がないときこそ、あえて快活なフリをしてみましょう。そうすれば、気分も上がり、がんばる力が体にわいてくるはずです。

失恋から立ち直ったなと実感する瞬間

最後に失恋から立ち直った経験がある女性たちに、どんな瞬間に立ち直ったと感じたのか聞いてみました。

1.思い出さなくなった

  • 「思い出さなくなった」(37歳・パート・アルバイト)
  • 「思い出す事がなくなった」(35歳・パート・アルバイト)
  • 「その人のことを考えなくなったとき」(30歳・パート・アルバイト)

日常を過ごしていてもいつも頭の片隅にいたはずの元彼。そんな彼を一日中思い出さない日があると、立ち直ったなと実感する女性は多いよう。

2.思い出しても何も思わなくなった

  • 「思い出しても何も思わなくなった」(37歳・会社勤務)
  • 「思い出す時間がほぼ無くなった時」(24歳・医療関連の専門職)
  • 「恋愛描写のあるものを見ても辛くならなかった時」(20歳・学生)

失恋直後は元彼との思い出が蘇ってくるたびに悲しくなったり寂しくなったりしますよね。元彼の写真などを見返してもなんとも思わなくなったのなら、彼から卒業できた証でしょう。

3.新しく好きな人ができた

  • 「次の恋を見つけた時」(22歳・学生)
  • 「新しい恋人ができた時」(31歳・パート・アルバイト)

本当に元彼のことを引きずっている間は、新しく好きな人はできません。逆に言えば、新しく気になる人ができた時点で、元彼のことを過去にできたといえそう。

4.笑えたとき

  • 「笑えたとき」(32歳・会社勤務)
  • 「笑いが増えた」(25歳・派遣社員・契約社員)

失恋直後は笑顔も減ってしまいがち。些細なことで声を出して笑えるようになったのなら、立ち直ったと思って良いのかも。

5.泣かなくなった

  • 「泣かなくなった、寂しさがなくなった」(25歳・派遣社員・契約社員)
  • 「元彼の事を思い出して涙が止まらなかったが、友達と過ごしていくうちに、考えなくなった」(28歳・会社勤務)

元彼のことを思い出すたびに出ていた涙が止まったときも、立ち直った証拠です。もう元彼のために涙を流すのはやめましょう。

【まとめ】

失恋なんてできれば二度としたくないと思う人もいるでしょう。でも、いずれ立ち直れる日が来ます。ご紹介した方法を試しながら、ゆっくり自分のページで立ち直ってくださいね。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)