失恋から立ち直るためにはどうすれば…
失恋のショックから立ち直るのはとっても大変。立ち直りたいと思ってはいるものの、どうしても忘れられなくて、「このままずっと立ち直れないんじゃ…?」と沈み込んでしまう人もいるんじゃないでしょうか。
ここでは、株式会社ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」が18~39歳の失恋経験がある女性300人を対象に実施したアンケート調査をもとに、失恋から立ち直るための行動について探っていきます。
失恋から立ち直るまで、どれくらいかかった?
「失恋から立ち直るのにかかった時間はどのくらい?」という質問では、「1か月以上~3か月未満」が24.7%と最も多くの回答を集めました。1年以内の期間を示す選択肢を回答した人が多く、合計76.1%と約4人に3人が1年以内に失恋のショックから立ち直っていることがわかります。
一方で、1年以上失恋から立ち直れなかった人も22.9%いることがわかります。やっぱり失恋は辛いもの。それでは、そんなつらい失恋からみんなどのように立ち直ったのでしょうか?
失恋から立ち直るためにとった行動トップ10
「失恋から立ち直るために取った行動は?」という質問に対して、集まった回答のトップ10がこちらです。このうち、上位3つを具体的なエピソードとともに確認していきましょう。
第1位 ひたすら泣く
涙が出るだけひたすら泣いた。(29歳・愛知)
毎日泣きっぱなしで、失恋ソングなどを聞きながら泣きたいだけ泣き続けた。(34歳・北海道)
泣ける映画を見て気が済むまで泣いた。(24歳・東京)
1位は「ひたすら泣く」でした。失恋ソングを聴いたら自分とバッチリ重なって涙が止まらなくなりそう… 歌や映画の力も借りつつ、泣きたい時に気が済むまで泣くのは大切ですよね。
第2位 友達に話を聞いてもらう
友達の家に泊めてもらい、一晩中、愚痴や後悔、彼氏の悪口を聞いてもらった。(31歳・東京)
友達とご飯に行き、気が済むまで話を聞いてもらった。(28歳・山梨)
友達に話を夜通し聞いてもらった。もう終わった話なのに、繰り返し同じことを聞いてもらっていた!(38歳・大阪)
友達に毎日毎日ずっと同じ後悔や愚痴を聞いてもらい続けた。よくあれで無視されなかったというぐらいずっと聞いてくれた。(30歳・埼玉)
失恋した時でも、どんな時でも、そばにいてくれる友達には本当に感謝ですよね。ひとりでは抱えきれない愚痴や後悔を、友達に受け止めてもらった人が多いようでした。
第3位 趣味や仕事に没頭する
失恋した時期がちょうど夏休みだったので、ほぼ毎日バイトを入れて失恋のことを考えないようにした。(23歳・埼玉)
一人の時間をなくそうと、片っ端から友達に連絡をし、彼氏のことを考える暇もないくらい予定を入れた。(29歳・大阪)
ひたすら泣いて、仕事に没頭して考える時間がないようにした。(31歳・北海道)
仕事も残業も喜んでやり、休みの日は無理にでも何か予定を組んだ。(38歳・静岡)
ふとした瞬間に失恋を思い出して辛くなってしまわないように、趣味や仕事に没頭して悲しむ暇を作らないようにしたようです。そうこうしているうちに、自然と失恋のつらさを忘れられたらいいですよね。
立ち直るために、一番効果があったのは?
失恋を忘れるために、みんないろいろなことを試しているようでしたね。実際効果があった行動は一体どれなんでしょうか?
「立ち直るのにもっとも効果があった行動は?」という質問の結果がこちらです。それではこちらも具体的なエピソードとともに詳しくチェックしていきます。
第1位 友達に話を聞いてもらう
友達に話すのは最初は恥ずかしくて抵抗がありましたが、聞いてもらったらびっくりするくらい楽になってすぐに忘れられました。(37歳・北海道)
友達に話すことで自分の思いも整理できる。(29歳・神奈川)
友達に失恋相手の愚痴を話すと、友達も一緒に愚痴ってくれる。「あんなやつどこが良くて好きになったんだろう!?」って気持ちに自然となれた。(23歳・東京)
引きこもりみたいになっていたのを友達が見かねて話を聞いてくれた。「なんで私がこんなに悩まなきゃいけないんだろう」って吹っ切れました。友達に本当に感謝してます。(22歳・茨城)
友達が話を聞いてくれるだけで、味方がいると感じて気が楽になりますよね。また「友達に話すことで自分の思いも整理できる」という声も。ひとりで悩んでいるとモヤモヤして気分がどんどん沈んでいってしまうこともありますし、友達に受け止めてもらいながら自分の気持ちを整理することは重要なのかもしれません。
第2位 あたらしい恋人候補を探す
新たにドキドキできる人に出会えたので、失恋のことはあっという間に忘れてしまいました。(33歳・埼玉)
新しい彼氏ができた途端に全く未練がなくなりました。(27歳・東京)
男でできた傷は、男で癒すのが早いです。仲の良い異性の友達を作るとかでもいいと思います。(27歳・山形)
新しい恋人を探すようにしたら、失恋相手のことを考える余裕や時間が惜しくなって考えないようになった。強制的に思考を切り替えられるので良かった。(30歳・富山)
失恋に引っ張られて次の恋のタイミングを逃したらもったいないですよね。思い切って気持ちを切り替えて、ドキドキできる新しい恋を見つけることが、結局は失恋相手への未練と失恋のショックを忘れる近道なのかも。
第3位 趣味や仕事に没頭する
ランニングの趣味に没頭するようになったことで、共通の趣味を持つ仲間が増えていき、自然と失恋のことを忘れていた。(34歳・千葉)
長く付き合っていた相手だったし、別れるなんて想像もしていなかったので受け入れられなかったが、つらい気持ちを我慢して仕事に行ったり、休日も引きこもらずに、やりたいことをやるようにしていったら、自然と元彼のことを考える時間は減り、時間はかかったが少しずつ立ち直ることができた。(27歳・茨城)
今までは趣味が彼氏というくらい依存していたため、別れてからは彼のことしか考えられなくて毎日がつらかった。でも趣味を見つけて他に意識を向けることができるようになってからは執着が無くなって吹っ切れた。(28歳・山形)
趣味や仕事に没頭している間は失恋のことを考えなくて済みますよね。そうやって過ごすうちに、失恋相手への思いは風化していってくれるようです。
第4位 ひたすら泣く
自分の気持ちに素直になってひたすら泣き続ける。そうすることである種スッキリするし、泣き腫らした自分の顔を見てちょっと笑える。(27歳・東京)
泣いているうちに「泣いてはいるけれど、彼がいなくても呼吸をして生きている」と思うようになり。(33歳・埼玉)
枕に顔を押し当てて気が済むまで泣き喚いた。もう涙が出ないほど泣いたらすっきりする。すぐには立ち直れないけど泣き尽くすことが大切だなと思った。(26歳・三重)
泣くと気分がスッキリしますよね。やっぱり嫌なことがあったとき、「泣く」という行為は重要のようです。泣きたいときは我慢せず思いっきり泣いちゃいましょう!
第5位 アクティブに遊びに行く
違う景色を見たり、色々な人と会って話したら、視野が広くなって嫌なことも忘れられた。(38歳・東京)
初めてのレジャーをしたり、趣味の友達など新しい出会いが増えていくうちに心の隙間が埋まり、悲しかったことを考える時間がなくなった。時間はちょっとかかったけれど「そういえばあんな恋愛もあったな」て思えるようになった。(36歳・茨城)
失恋して2週間後くらいに海外旅行へ行き、ひたすら自分の好きなことだけをして。好きな物を買って、好きな物を食べた。ひとりの時間を満喫して楽しめるようになった。(34歳・東京)
刺激的な日々が失恋の痛みを忘れさせてくれるんでしょうか。失恋のことなんてどうでもよくなるくらい楽しい毎日にできたらいいですよね。
これは逆効果!「やるべきではない行動ワースト10」
逆に、やらないほうがよかったNG行動もある様子。そんな、やってはいけない行動ワースト10がこちらです。それでは、上位5つに寄せられたエピソードをご紹介していきます。
第1位 彼氏のSNSを見る
SNSを見て、忘れたいのにまた思い出し最悪だった。(23歳・千葉)
彼のSNSを見ることで、どんどん涙が出てくるし食べる量も増えて一気に体重が増えた。やめたほうがいいなと思った。(24歳・神奈川)
わざわざ見なくてもInstagramのストーリーなどで流れてくると思い出してしまうため、ブロックすれば良かった。(21歳・神奈川)
別れた後に彼氏のSNSを見たときに、私のことはとうに吹っ切れて楽しそうにしている姿を見て、さらにつらくなった。(21歳・大分)
自分が失恋で落ち込んでいるとき、当の相手が楽しそうにしている様子をSNSで見てしまったら大ダメージを受けますよね。相手の近況を追いかけていたら、忘れられるショックも忘れられなくなりそうですし、SNSは見ないようにした方が賢明かもしれません。
第2位 過去の行動を後悔する
過去はどうがんばっても変えることができないので、悔やんでる時間は一番もったいない。(27歳・神奈川)
どんなに悔やんでも悲しくなるだけだから、悔やまない。(35歳・東京)
悔やんでもどうすることもできないのに、ずっとぐたぐだと「あの時こうすればよかった」「あんなこと言わなければ今頃は彼と一緒にいたかも」と考えていましたが、冷静に考えるとそれって意味がないし、時間の無駄と思った。(34歳・大阪)
過去は変えられませんし、嫌な思い出に浸ってもつらい気持ちになるだけですよね。「時間の無駄」という声も寄せられていました。貴重な時間がもったいないので前向きに行動した方がよさそうです。
第3位 彼氏への連絡を続ける
忘れられなくて何かにつけて彼に連絡していた。今思うととっても恥ずかしいし相手にとっても迷惑だったと思う。(27歳・東京)
すがるようなことをしても逆効果でしかなく、自分の価値を落とすだけ。(34歳・兵庫)
焦って変に引き留めようと何回か電話をかけてしまったせいで、相手から冷たい言葉が返ってきてさらに落ち込んでしまった。(24歳・宮崎)
寄せられたエピソードを見ても、彼氏への連絡を続けてもいいことは良いことはなさそう。余計につらい思いをすることもあるようなので、連絡したくなってもそこはグッと堪えるべきかも。
第4位 無理やり忘れようとする
忘れようとしてもふと思い出してしまうから。忘れるのは無理でした。(30歳・群馬)
忘れようとすればするほど、思い出して苦しくなってしまった。(27歳・東京)
無理やり忘れようとして好きでもない男と遊びに行ったけど、逆に疲れました。(34歳・大阪)
「忘れよう…忘れよう…」とムキになればなるほど、むしろ意識してしまって逆効果になりがちですよね。忘れようと行動した結果、それが負担になってしまったという声も。時間が解決してくれるだろうとどっしり構えるくらいがちょうどいいようです。
第5位 ドカ食い・やけ食い
ドカ食いして体重が10キロも太ってしまい痩せるのが大変でした。(30歳・岡山)
ドカ食いは失恋と関係ないところで確実に後悔に繋がる。(29歳・愛知)
ドカ食いはその場はいいが、後で後悔する。(29歳・埼玉)
ストレスが溜まると、なんだかたくさん食べたくなってしまいますよね… でもドカ食いの結果太ってしまって後悔するのは自分。失恋に加えて太ってしまったショックも襲いかかってきてしまうなんて悲しすぎるので、ドカ食いは極力避けたい所です。
「つらい失恋」から学んだことは?
最後に、失恋から学んだことについて寄せられた意見をご紹介します。
相手にのめり込みすぎた。ある程度距離をとって追いかけてもらうのも大切だと思った。(23歳・千葉)
恋人に執着するのではなく、恋人がいなくても楽しめる人生を自分でつくることが重要だなと思いました。(30歳・群馬)
恋愛は2人でするものだということを改めて学んだ、どちらか一方が好きなだけじゃ長続きしないし傷つく。(29歳・愛知)
失恋の数だけ出会いもあるし、案外いい人はずっとそばに居てくれる人だったりするものだと思った。(22歳・新潟)
失恋も大事な経験の一つ。辛い失恋はそれだけ良い恋愛をしていた証であり、人として成長できたと思います。(27歳・山形)
どれだけ泣いて絶望しても、いつか絶対時間が解決してくれる。(27歳・東京)
いつかは立ち直れますように
失恋はとってもつらいですが、アンケートに回答している人のように、試行錯誤して失恋を乗り越えた人がいるということを知っているだけでなんだか心強いですよね。いざという時は、失恋から立ち直った先輩たちのエピソードを心の支えにしてみてはいかがでしょうか?
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