「蜩」読めますか?夏〜秋の夕方に鳴く、4文字の生き物です

普段ひらがなやカタカナで見かけることが多い、生き物の名前。犬や猫ならまだしも、「土竜」「野羊」「竜蝨」など、読むのがちょっと難しい漢字表記も多々あります。
そんな「知っているのに読めない」生き物の名前シリーズから、本日挑戦していただくお題はこちら。

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虫へんに、周と似た不思議な形が組み合わさっていますね。こちらの漢字も、とある生き物の名前を指しています。いったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント!

読み方を推理するために、いくつかヒントを見てみましょう。

・ヒント1 昆虫

生き物と言っても色々といますが、「蜩」は身近な昆虫の仲間です。

・ヒント2 夏〜秋にかけての風物詩

「蜩」は、7〜9月くらいにかけて林や森に出没します。木の幹にくっついた状態で、早朝や夕方にはねを震わせてカナカナと鳴くのが特徴です。

・ヒント3 ひらがなで何文字?

「蜩」をひらがなで書くと、「ひ◯◯◯」の4文字になります。

さて、そんな「蜩」の読み方は……? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「蜩」の読み方、正解は「ひぐらし」でした。
小学館デジタル大辞泉によると、「ひぐらし」は半翅(はんし)目セミ科の昆虫で体長は4センチくらい。体は褐色で緑や黒の斑紋(まだら模様)があり、透明なはねを持っています。
どことなく風流な響きを感じる「ひぐらし」という名前は、日暮れになると鳴くことから「ひぐらし」と名付けられたのではないか、と言われています。

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。(豊島オリカ)