中距離恋愛ってどれくらいの距離?メリット・デメリットと成功させるコツ
遠距離恋愛というほど遠くはないけれど、仕事帰りなどにフラッと会える距離ではない。そんな距離にいるカップルを「中距離恋愛」と呼んだりしますが、中距離恋愛ってどのくらいの距離のことを指すと思いますか? 今回は中距離恋愛の距離やメリット・デメリット、中距離恋愛から結婚に繋げるためのポイントなどを解説します。
Contents
中距離恋愛ってどれくらいの距離?
長距離恋愛という言葉はよく聞きますよね。では中距離恋愛はどうでしょう? 定義があいまいな中距離恋愛について20代の男女100人に意見を聞いてみました。
(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)
Q:中距離恋愛とはどれくらいの距離を指すと思いますか?
片道1時間くらい…19人
片道1~2時間…38人
片道2~3時間…25人
片道3~4時間…7人
片道4~5時間…2人
片道5時間以上…9人
もっとも多かったのは片道1~2時間くらいという答えでした。2~3時間も中距離と考える人を合わせると半数以上。片道2時間の距離は中距離、3時間以上かかると長距離と思ってよさそうですね。
中距離恋愛のメリット
続いて、似た経験をしている遠距離恋愛の経験者への調査結果から、中距離恋愛のメリット・デメリットをご紹介します。まずはメリットをご紹介。
1.絆が生まれる
- 「信頼関係ができた」(46歳・自営業)
- 「愛が深まった」(64歳・専業主婦)
- 「前よりも深く繋がってる気がする」(27歳・会社員)
なかなか会えない難しい恋愛をしていると、相手の大切さを日々感じられますよね。そのため、絆や信頼関係が生まれるというメリットがあります。
2.自分の時間ができた
- 「自分の時間がある」「束縛されない」(回答多数)
- 「冷静に自分を見つめられた」(38歳・専業主婦)
- 「普段は自分の時間に使えるので、自己啓発など自分を高めることができた」(36歳・会社員)
どんなに好きな人とはいえ、ずっと一緒にいると疲れてしまうことも。お互いに会えない時間は好きなことができるため、自分の時間も大切にしたい人には向いているのかもしれません。
3.いい距離感を保てる
- 「飽きがこなかった」(52歳・会社員)
- 「いい距離感を保てたこと」(46歳・会社員)
- 「あまり会えないのは寂しいけど、会えた時に嬉しいし、好きだなと思える」(26歳・会社員)
- 「離れて相手の性格等、発見があった」(28歳・パート)
頻繁に会えない場合、マンネリを起こす可能性が低くなります。少しだけ離れていることによって、距離が近くなりすぎないというのもメリットのようです。
中距離恋愛のデメリット
ではデメリットにはどんなものがあるでしょうか。
1.会いたい時に会えない
- 「会いたい時に会えない」「何しているのか分からない」(回答多数)
- 「会える時に無理してでももっと頻繁に会いたかった」(46歳・自営業)
- 「辛い時にそばにいてあげれないし、いてもらえない」(21歳・大学生)
- 「悲しいとき嬉しいとき話を直接聞いてもらえなかった」(64歳・専業主婦)
やはりいちばんのデメリットは会いたいと思ったときにすぐに会えないこと。寂しがり屋な人にとっては、かなり辛いですよね。
2.時間や費用で負担がかかる
- 「交通費」(回答多数)
- 「社会人1年目で、有給とって行く余裕がなかった」(29歳・会社員)
- 「移動時間とお金がかかる」(36歳・会社員)
中距離恋愛をしていると、一度会いに行くだけで移動時間や交通費などが多くかかることも…。お金に余裕がないとなかなか厳しそうです。
3.大切な話が直接できない
- 「別れる際に会って話し合いができなかった」(25歳・その他)
- 「1度も会わずに別れた」(29歳・会社員)
カップルにとって大切な別れ話なども直接するのが難しいこともあるかもしれません。大事な決断を電話やLINEなどで終わらせてしまうと、後悔することもあるかも。
中距離恋愛で会う頻度は?
中距離や遠距離恋愛をしている人は、どのくらいの頻度で会っているのでしょうか。理想的な会う頻度を聞いてみました。
Q.理想的な会う頻度は?
月1回…59%
2か月に1回…24%
3か月に1回…5%
半年に1回…9%
それ以上期間が空いても良い…3%
理想的な会う頻度を聞いてみた結果がこちら。月に1回というのが最も一般的なようです。
中距離恋愛をしてるとき、会いに行くのはどっち?
距離のある恋愛をしている場合、どちらが会いに行くのかという問題も発生しますよね。会いに行くのをどうやって決めていたのか聞いてみました。
Q.中距離恋愛中、会いに行くのはどちらですか?
自分…32%
相手…21%
交互に…29%
話し合って決めていた…18%
中距離恋愛で問題になる移動時間や交通費の問題とも関わるのがこちら。どちらか一方に負担がかからないようにしたいなら、交互にするのがいちばんかも。
中距離恋愛から結婚するために気をつけるべきこと
では中距離恋愛から結婚したい時、どんなことに注意すべきなのでしょうか。似た経験をしている遠距離恋愛経験者の体験談から分かったコツをご紹介します。
1.連絡をこまめに取る
- 「頻繁に連絡を取るようにしていた」(回答多数)
- 「おはようおやすみの連絡は必ずした」(24歳・会社員)
- 「毎日たわいもない会話でも連絡する」(26歳・会社員)
普通の恋愛よりも連絡をこまめに取るように意識することが重要です。忙しくても最低限朝と夜の挨拶だけは送るなど、ルールを決めておくと良いかも。
2.毎日電話する
- 「毎日電話する」(52歳・会社員)
- 「電話好きな彼だったので、毎日電話で話す」(36歳・会社員)
- 「電話で近況報告」(43歳・アルバイト)
電話で話をすると安心感が増しますよね。毎日は厳しいなら、週に3回くらいでもOK。文字だけのやり取りよりも相手の感情などがわかるのでおすすめです。
3.定期的に会いに行く
- 「休みを合わせて会いに行く」(26歳・会社員)
- 「月に一度は会う」(35歳・自営業)
- 「月に2回会うようにして いい距離感を保った」(46歳・会社員)
月に1回など最低限の頻度を決めて定期的に会うのがおすすめ。会わない時間が長くなると、自然消滅の危険も増します。
4.趣味を楽しむ
- 「会えない時間に趣味などで楽しめるようにした」(24歳・会社員)
- 「趣味を見つけた」(37歳・会社員)
- 「会えない時は趣味を見つけて楽しんだ」 (24歳・会社員)
会えない時間をどう過ごすのかも重要です。会えないくて寂しいという気持ちばかりが先行すると、中距離恋愛は続けられません。
5.ストレートに気持ちを伝える
- 「好きな気持ちを言葉にする」(25歳・会社員)
- 「気持ちをわかりやすく伝える」(29歳・会社員)
好きな気持ちや感謝の気持ちなどは言葉にして伝えなければ伝わらないもの。わかってくれるだろうと口に出さないでいると、どちらかに不満が溜まってしまう可能性があります。
6.相手の生活リズムに合わせる
- 「起きる時間を同じくらいにする」(35歳・自営業)
- 「電話する時間を決める」(32歳・会社員)
中距離恋愛なうえに生活リズムが違っていると、どんどんすれ違いが多くなります。同じような時間に寝て起きるようにすると、連絡もしやすいですよ。
7.交通費の負担が偏らないように
- 「交通費はできるだけ折半した」(29歳・会社員)
- 「行くと来るを交互に」(29歳・自営業)
- 「中間地点で会う」(22歳・学生)
どちらか一方に負担がかからない工夫もしてみてください。交互に会いに行く、中間地点でデートしてみるなど、話し合って決めるのがおすすめです。
8.離れていても一緒にできることを考える
- 「同じメニューを作る」(27歳・会社員)
- 「同じテレビを見ながら電話をした」(22歳・学生)
一緒にいなくても通話を繋ぎながらできることをするなど、工夫をすれば楽しく乗り切れるかも!?
中距離恋愛でも大丈夫?適性がわかる心理テスト♡
最後に、あなたが中距離恋愛や遠距離恋愛に向いているかが分かる心理テストをご紹介。気になる方はチェックしてみて!
【まとめ】
中距離恋愛や遠距離恋愛は、相手と会いたいときに会えなくて寂しいというデメリットがあります。ですが、その分絆が深まったり、お互いに自由時間を楽しめるなどのメリットも。悪い点ばかりに目を向けるのではなく、ふたりで幸せになれるコツを探してみてくださいね!