季節の変わり目、体調を崩しやすい時期に差し掛かっていますが、みなさまお元気ですか。健やかな婚活には健やかな体力。そういえばルーシー、13日に27回目の誕生日を迎えます。(一同、敬礼!)
ということで、26歳のルーシーがつづる最後の言葉です。これからも変わらず、楽しく軽やかに婚活していくので、ぜひともごひいきに。なんのこっちゃようわからんという人は、「結婚がすべてじゃない時代だからこそ「結婚」してみたい。|彼氏なし歴4年の25歳こじらせライター・ルーシーの婚活日記vol.1」を読んでみてくださいね。
前回は「23歳経営者B君からデートのお誘い」のお話でしたが、今回はその続編。Z世代の新しすぎるアプローチに思わず脱帽してしまったビックリエピソード。本当、世の中クセ者が多すぎるぜ…
23歳、正直見た目はタイプじゃない
Z世代キラキラ経営者7人ほどの会で知り合ったB君。取り立ててキュンときたとか、愛の不時着くらい運命を感じたということはまったくなく、至って冷静な出会いでありました。
しかし、グループLINEでお互いの連絡先を認識するやいなや、B君から軽やかなデートのお誘いが。あまりにもストレートな言葉がちょっとおもしろい、そんな理由だけで2人でごはんに行くことに決めた。
ファッションセンスは・・・
待ち合わせ場所は、青山のイタリアンバル。ほぇ~23歳のわりに(?)こじゃれたとこ選ぶじゃんなんて感心しながら、中で彼を待つことに。5~10分後に到着したのは、体のラインに沿ったブラックのYシャツに、ぴたっとしたブラックのパンツを合わせた姿のB君。革靴もバッグもブラック、ローランドさん来たかなと戸惑いつつ…。
B君:服とか考えるのめんどくさいから、デートとかは基本オール黒なんだよね。黒ってかっこいいじゃん?
…お、おう。私はファッションとか好きだから、少しくらい服にこだわってほしいけど、まあZ世代だし若手経営者だし、服装を常に統一し、余計なことに脳のキャパを使いたくないのはジョ●ズスタイルなのかな、と一旦スルー。
話はおもろい、中身もしっかりしておる。
お酒と食事を適当に頼みつつ、経歴のようなものを根ほり葉ほりしてみること数十分。どうやらB君は、高校卒業とともに働き始めたので、年齢は私よりも若いけれど社会人としては同期ということが判明。
仕事に対して愚直で誠実な向き合い方をしていたり、年上相手にも関係なく物おじしない接し方をしていたり、見た目のちょっとチャラっぽい雰囲気とは対照的な中身に少しばかり感動しつつ…
ルーシー:なんか、年下っぽくないかも。しっかりしてるよね。
と正直な感想を述べると
B君:え? それってアリってこと? 俺ってけっこうプラスポイント?
と、見た目どおり調子に乗った回答が返ってきた。でも自然とイヤな感じはしなかった。そしてふと、今まで年上にしか興味がなかったのに、突然年下と付き合い始めて1年で結婚した中学からの幼馴染の美人女子の発言を思い出した。
年上って冷めると「え?これもできないの?あれもできないの?」ってなりがちなんだけど、年下って最初っから期待してないぶん些細なことでも「これもできるのね♡ あれもできるのね♡ あ~かわいい」ってなるんだよね。
なるほど、妙に納得である。(アニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーション風)
「2週間更新型、入会金&解約金は無料」の彼氏
そのまま順調に話は盛り上がり、自然と話題は恋愛へ。
B君:ところで、おねーさん。彼氏どのくらいいないの?
ルーシー:へ?4年半くらいかなあ・・・
B君:え、それちょっとやばくない? 友達とかにバカにされない?
ルーシー:(失礼なッ! でもちょっと当たってる) えへへ~、やばいよね~。訳アリ感出ちゃうよね~
B君:俺が、その4年半キャッシュクリアにしてあげよっか?
ルーシー:???キャッシュ???
B君:俺と付き合おうよ。2週間限定でいいから。2週間後に、延長するか聞くからそれはおねーさんに決めてもらって。
ルーシー:なんそれ、いきなりすぎん? まだ知り合って2回目だよ?
B君:男と女ってそんなもんじゃない? それに、期間内解約も無料で受けるよ。俺も会食とかあるから、頻繁に会える訳じゃないけど、寂しいときとか誰かと何かしたいときに、普通に誘ってもらえれば。こっちからはしつこくLINEしないし。
ルーシー:……なんかこれ、携帯の機種変みたいでは?
B君:リスクもないし、いーじゃん。彼氏いるって今日から言えるし、イヤになったら即別れる。なんかデメリットある?
ルーシー:確かに、デメリットはないけども…
B君:はい、契約完了。今日から俺の彼女ね。よろしくお願いします!
という一連の流れを経て、ルーシー、人生初の年下彼氏・爆誕! なんか想像と違うけど、人生楽しいほうがいっか~なんてお気楽な性格が出てしまった。その日のお会計はB君が全額支払い、それぞれの自宅へと帰宅。
これって令和最新版?サステナビリティ?
B君と交際(契約?)スタートした日はなんだか疲れていて、寝落ちするようにベッドに飛び込み、冷静に考えたのは翌日の朝。
まあ確かに、今ものすごく好きであるという感情はないけれど、かわいいなと思うところはあるし尊敬できるかもと思うところはあるし、カタチから入るタイプの恋愛もアリかななんて、散らかる心をきれいに片づけてみた。
『逃げるは●だが●に立つ』や『婚●届に判を●しただけですが』に影響されすぎた?としか思えない23歳年下彼氏B君にあっけらかんとしつつ、4年ぶりの“彼氏持ちで迎える誕生日”にそわそわしちゃったりなんかして。
ミッションリミットまであと203日! To be continued……
あわせて読みたい