「共依存恋愛」とは?苦しいのに離れられない関係から抜け出す方法

「彼(彼女)のためなら、自分を犠牲にしてもいい」「相手がいないと生きていけない」。そう感じたことはありませんか? それはもしかしたら、お互いが深く依存し合う「共依存恋愛」かもしれません。一見、深い愛のように見えますが、その関係は健全なものではなく、お互いの人生を停滞させ、精神的に追い詰めてしまう危険性をはらんでいます。

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今回は共依存恋愛の特徴や危険性から解決法までを男女200人に調査! もしかして自分も…?と思ったらぜひ参考にしてみてくださいね!

共依存恋愛の状態になった経験は?

Q.共依存恋愛の状態になった経験はありますか?

ある…9%
ない…91%

共依存恋愛の状態になった経験がある人は約1割とかなり少数派。ですが気づいていないだけで、実は共依存状態だったということもあるかもしれません。特徴も見ていきましょう!

共依存恋愛の特徴

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1.ずっと一緒にいないと落ち着かない

  • 「毎日会う」(26歳・女性)
  • 「相手がいないと不安になる」(24歳・女性)
  • 「孤独に耐えられない」(37歳・男性)

2.メンタルコントロールができない

  • 「自分の感情を抑えられない、異常に不安になる」(33歳・女性)
  • 「精神的に不安定になる」(25歳・女性)

3.深入りしすぎ

  • 「お互いがお互いのことを関与しすぎる」(32歳・女性)
  • 「相手を必要以上に束縛しプライベートを奪う」(21歳・男性)
  • 「相手に尽くしすぎる」(25歳・女性)

相手がいないと不安になる、相手を過剰に拘束するといった意見が多く集まりました。「好き」な気持ちに変わりはないのですが、行き過ぎてしまうイメージでしょうか。

共依存状態になる原因

1.視野が狭い

  • 「相手が全てだと思ってる」(24歳・女性)
  • 「この人以外いないと思っている」(33歳・女性)

2.孤独への恐怖

  • 「人恋しい」(26歳・女性)
  • 「孤独からくる不安感」(33歳・女性)

3.自分に自信がない

  • 「自己肯定感の低さ」(39歳・女性)
  • 「嫌われたくない」(29歳・男性)

4.恋愛がすべて

  • 「恋愛以外の生きがいがない」(28歳・男性)
  • 「恋愛中心脳」(33歳・女性)

共依存恋愛のメリット・デメリット

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共依存恋愛のメリット

  • 「深い一体感」(24歳・女性)
  • 「安心感がある」(25歳・女性)
  • 「自分だけを愛してくれる」(33歳・女性)

共依存恋愛のデメリット

  • 「周りとの温度差」(32歳・男性)
  • 「時間を無駄にする」(29歳・女性)
  • 「精神的に疲れてくること」(26歳・男性)

共依存恋愛が辛い。卒業する方法は?

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1.まずは依存の原因を取り除く

恋愛であれ、お酒やタバコであれ、依存する理由を取り除くことが根本的な解決です。その原因とはストレス。日常生活や仕事で生じるストレスを改善することが大事です。そのため、ストレス改善のためにリフレッシュ行動をしましょう。

2.自分の時間や生活を大切にする

自分がひとりになることを恐れるがゆえに、恋愛に依存してしまうわけです。できるだけ、自分の時間や生活を大切にし、楽しむように努力することが大切です。ありきたりな言葉ですが、“趣味をもつ”というのが大事なことなのです。

3.人間関係を広げる

実は、人に依存しやすい人は、人間関係が苦手な場合があります。人間関係が苦手だからこそ、特定の誰かにばかり依存してしまうのです。趣味をもつことが大事といいましたが、趣味を通じて人間関係を広げたりすると、依存から抜け出せるかもしれません。

4.自立する

自分の時間を大切にすると似ていますが、相手との程よい距離感を保つことも大切。相手に依存しすぎてしまうと、負担になり鬱陶しい存在に。お互い重荷にならないためには「自立すること」「適度な連絡」に気をつけて。

5.自分を肯定する

自分に自信がないから、何かに依存してしまうとご紹介しました。自分に自信をつけるためには、自分を肯定する言葉を投げる習慣をつけることが大切です。できるだけネガティブな言葉は口にせず、ポジティブな言葉に変換してみて!

【まとめ】

依存するくらい好きになるのは素敵なことですが、ハマりすぎると自分が辛くなります。どちらかの気持ちのバランスが崩れると健全な関係は成り立ちません。気持ちのコントロールが難しい人は恋愛にのめり込みすぎないよう、他に趣味などを見つけるのもよさそうです!

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)