「私のこと好き？」と聞かれたときの男性心理と気持ちを調べる方法
相手の気持ちがわからなくて不安になると「私のこと好き？」と聞きたくなりますよね。ですが、この発言によって嫌われてしまったらどうしよう…と考える人もいるかもしれません。そこで今回は、「私のこと好き？」と聞かれたときの男性心理をご紹介します。また直接聞かずに相手の本心を探る方法もまとめました！
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「私のこと好き？」と聞かれたときの男性心理
「私のこと好き？」と聞かれたら男性はどう感じるのでしょうか？ 付き合っていない女性から言われた男性と、彼女から言われた男性に、それぞれ本音を聞いてみました。まずは、付き合っていない女性から言われた場合から。
1．どう答えるべきかがわからない
「付き合っていない子から、いきなりこの質問をされると、ぶっちゃけどう答えていいのかわからないです。好きでもない子に“好き”って言うのはおかしいし、好きな子から聞かれたとしても、そこで“好き”って言ったら告白になっちゃうし…。酔った勢いで質問してくる女性もいるけど、マジで困ります！」（29歳・男性・マスコミ）
2．自分のことを好きなんだと思う
「女性からこんなふうに質問されたら、その子が自分のことを好きなんだなって思います。だって、どうでもいい男にそんなことをわざわざ聞くことないですよね!?」（31歳・男性・経営）
3．男慣れしてると感じる
「付き合っていないのに、こういうことを聞いてくる女性って、悪いけど男に慣れているんだなって思っちゃいます。ちょっと小悪魔系の子に多い気もするし、ドキドキさせるためにわざと言っているんだろうなぁとか考えちゃいますね」（28歳・男性・サービス）
4．不安にさせていると感じる
「彼女がこんなふうに聞いてくるときって、だいたい俺が冷たいとか会ってくれないとか不満を持っているときだって思っています。なので、この質問をされたら、彼女を不安にさせているんだなと思って反省するようにしています」（29歳・男性・地方公務員）
5．うるさいなと思っちゃう
「こっちがちゃんと付き合っているのに、こればかり言う女性には、申し訳ないけど“うるさいな”って思っちゃいます。彼氏に依存するタイプの女性がよく口にするフレーズな気がしますね。少しならいいけど、あまりしつこく言われるとイラっとします」（32歳・男性・飲食店勤務）
6．「惚れられてるな」と嬉しい
「彼女がこういうふうに言ってくれていると、俺に惚れてるな〜って思います。俺の気持ちに不安があるから聞いてくれるんだと思うし、“嫌われててもいいや”って冷めた関係になっていれば、こんなふうには聞いてこないと思うので」（28歳・男性・サービス）
「私のこと好きなのかも」と感じる異性の言動
「私のこと好き？」という発言は、人によっては面倒に感じることがあることが分かりました。相手の態度から好意が感じられたら聞く必要もないですよね。そこで続いては、20代男女200名を対象に行った「恋愛に関するアンケート調査」から、“どのようなときに相手から好意を感じるのか”の調査結果をご紹介します。
1．ご飯や外出に誘われる
- 「ふたりきりで出かけないか誘われる」（男女ともに回答超多数）
- 「ふたりでご飯に誘われる」（男女ともに回答超多数）
- 「頻繁に食事などに誘われる」（23歳・女性・公務員）
- 「何度もふたりで会う」（23歳・女性・公務員）
一番多かったのは、食事やお出かけに誘われる、一緒にで出かけるという声でした。特に、“ふたりで”というのがポイントのよう。共通の知り合いがいる場合は、「〇〇さんもいるのになぜ私だけ？ もしかして…」と思考を巡らすきっかけになるようです。行先がおしゃれなレストランやザ・デートスポットであれば、期待度も高まりそうです。
2．連絡が頻繁に来る
- 「LINEが頻繁に来る」（男女ともに回答多数）
- 「おはよう、おやすみのLINEが来る」（26歳・女性・会社員）
- 「LINEが長続き」（28歳・女性・アルバイト）
- 「頻繁に連絡が来る＆返信が早い」（28歳・男性・会社員）
- 「連絡がまめにくる」（24歳・男性・会社員）
私たちの生活に欠かすことができなくなったLINE。仕事や学校の業務連絡ではなく、雑談のような内容が送られて来る場合は意識してしまいますよね。好意を持っていなければ、必要以上の連絡は生まれなさそうです。
3．視線を感じる、目が合う
- 「よく目が合う」（男女ともに回答多数）
- 「見つめてくる」（23歳・女性・学生）
- 「自分を見ながら優しく笑ってくれたとき」（29歳・女性・アルバイト）
- 「笑顔」（26歳・男性・会社員）
- 「目が合ったら笑ってくれる」（29歳・男性・その他）
- 「じっと見つめられたとき」（22歳・男性・会社員）
ふと顔をあげたとき、相手を視線がかち合うことってありますよね。女性からの回答には、単純に「目が合う」「視線を感じる」という内容のものが多く、男性からの回答には「笑顔を向けられた」「目があったら笑ってくれる」など、笑顔系の回答が複数見られました。目が合ったときにすぐ逸らして恥ずかしそうにするのか、ニコッと笑うのか、どちらにせよドキッとしてしまいそうです。
4．ボディタッチ
- 「肩を組まれたとき」（24歳・女性・アルバイト）
- 「触ってくれたとき」（27歳・女性・会社員）
- 「ハグ」（27歳・女性・会社員）
- 「ボディタッチ」（男性から回答多数）
- 「ボディタッチが多くなる」（26歳・男性・会社員）
- 「何気なくボディタッチがあったとき」（20歳・男性・学生）
- 「近い位置で話をする」（22歳・男性・学生）
男女ともに、ボディタッチは相手からの好意を感じるきっかけになるよう。女性よりも男性からのコメント率が高くなっていました。とはいえ、男女どちらも、関係性によってはセクハラになりかねないので気を付けましょう。
5．よく話しかけられる
- 「やたら話しかけること。自然なままのほうに褒めること」（29歳・女性・アルバイト）
- 「よく話しかけられたり、ごはんに誘われたりしたとき」（24歳・女性・公務員）
- 「よく声をかけられたら」（24歳・男性・会社員）
- 「積極的に話してくるとき」（20歳・男性・学生）
自分に好きな人がいたとしたら、なんとか話題を作って一緒にいられる時間を増やしたいと思う人は少なくないはず。必要以上によく話しかけられると「自分のことが気になっているのかな…？」と意識するきっかけになりそうです。
男性が好意を持っているかどうかの見分け方は？
続いて、男性が好きな女性にだけ無意識にしてしまうことをご紹介。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1．テーブル上のグラスなどを脇にどかし、前面を開放する
もしもあなたが彼と一緒にテーブル席に腰かけたとしたら、注目してほしいことがあります。それは、彼の前のテーブルの上がどのような状態になっているのかと言うことです。もしもグラスやカップなどがなくて、前面がスッキリしていたとすれば、彼はあなたに好意的だといえます。
行動心理学の観点では、一緒にテーブル席に腰かけていてテーブルの上に物がなく、前面が開放されているというのは、相手と会話をしたいという気持ちの表れです。他にも、胴体が前面に傾いているときも、同じ心理だといえます。彼と自分の間に余計なものが置いていないかどうかは、好意のバロメーターだと思って差し支えないでしょう。
2．手のひらの内側を相手に見せる
あなたは、気になる彼が自分の目の前で手のひらを見せているシーンに遭遇したことがありますか？ だとすれば、それはかなり信頼されており好印象であるという証拠です。
行動心理の面から見ると、基本的に人は緊張すると手を握りしめる傾向にあり、逆にリラックスしているときは手を開くことが多いとされます。また、相手を信用していないなど心を開いていないときには、手のひらをみせないように、つまり手の甲を向けてしまいがちで、反対に、心を開いている際には手のひらを相手側に向けるとされています。なかなか手のひらを相手に向けることはないため、かなり好感度が高いしぐさだといえます。
3．頭の後ろで両手を組んで背筋をのばす
面白いことに、男性は好きな女性に対して求愛行動をする際に、よく頭の後ろで両手を組んだり、背筋を伸ばして少し反った姿勢になるとされます。
これを行動心理学の観点から見ると、リラックスしており相手を好意的に思っている場合が多いでしょう。これは「黄昏のポーズ」とも言われますが、本当は言いたいことがあるのに言えない、好きなのにそれを表現できないときに、自分の気持ちを紛らわせたいという心理が隠されているのです。心を許していたり、信頼感を持っているからこそあらわれる仕草だといえます。
4．テーブル下の両足が脚先でクロスしている
人間の身体は不思議なもので、好きな人の方向に自然と向いてしまうようにできています。想像してみればわかると思いますが、嫌いな人のそばにいるときは、相手とは違う方に身体を向ける、つまり、つま先が逆の方向を向いていませんか。
これは行動心理学的に見ると、あなたに興味がありませんというボディランゲージなのです。逆に好きな人であれば、足のつま先が相手の方向を向きます。特に男性は、女性のように足を組み替えることが少ないため、テーブルの下など目に見えない部分に、気持ちが如実に表れます。そのため、テーブル下で彼のつま先があなたのほうを向いていれば、好意を抱いていると見ることができるのです。
「私のこと好き？」と聞かなくても気持ちがわかる心理テク
最後に、付き合う前の相手の好意を確認するテクニックをご紹介します。引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1．ランチに誘って様子を観察してみる
あなたが彼をランチに誘う勇気があれば、まずは飲食を共にしてみることをおすすめします。誰かと食事をしている時、人の脳内では親愛ホルモンであるオキシトシンが分泌されるとされます。このような食事の効果を利用して、相手との親近感をぐっと高める心理テクを、ランチョン・テクニックと呼びます。
おいしい食事であればさらに気分がよくなり、素直にコミュニケーションをとってくれるように。もしも食が細いようなら、あなたのことを意識している可能性も。好きな人の前では、食欲が抑えられるという心理効果も報告されているほど。意外と、一緒に食事をするシーンでは、観察することによってさまざまなことが見えてくるものなのです。相手の好意を知りたいなら、まずは昼食に誘ってみましょう。
2．相手の本音を知るには仮定の話を
相手の本音を知る上で、気軽にできるもの して有名なテクニックがあります。それは「もし私が○○君だったら…」という仮定を提示して話をするイエス・イフ法。仮定で話をすることで、相手は自分のことを考えてくれていると感じ、素直に会話をしてくれるように。
また、あくまでも仮定の話なので、「もし私が○○君なら、もう告って付き合っちゃうけどなぁ」と、あなたが少し踏み込んだ内容の恋バナをしてしまったとしても、傷ついたり気まずい思いをすることはありません。攻めにも守りにも使えるテクニックなのです。
3．こちらの意見に誘導して確認
相手と会話をしていて、自分と意見が異なることがわかったとき、あなたはどうしますか？おそらく嫌われないように相手の意見に寄り添う形をとるのが一般的でしょう。しかし、それだといつまでも核心に迫ることは難しいままに。実は、相手に飲ませたい発言の終わりに「だよね？」「でしょ？」を付けることで、相手に考えるスキを与えず、よりこちらの意見に誘導することができるのです。
もしもそこで、「いやいや、そんなことないし」と否定をしないようなら、彼はあなたに同意していると考えて差し支えないでしょう。例えば「同じ部署の○○さんのこと、好きでしょ？」と言うことで、彼の本音が実際はどうなのかを知ることができるのです。もしも他に好きな人がいるなら、全力で否定するはず。
4．「今だけ彼氏募集中」と期間限定をアピールする
あなたは気になる相手に、彼氏募集中というのはマイナスだと思っていませんか？ 多くの女性は、このフレーズを自分から言うのをためらう傾向があるようです。きっと、はしたないとか余裕がないと思われるかもしれないと感じるからでしょうね。でも、実際はこのフレーズを用いることで、相手からするとハードルが下がり、好意を表現しやすくなるのです。
ただ、会話中に使う場合は必ず期限付きにして下さい。人は他人に行動や自由を制限されると、制限された自由に執着してしまう傾向があります。これを心理学では心理的リアクタンスと言います。この心理作用を利用して、付き合える期間や状況を制限することによって、相手に今付き合わないと損だと思わせることができるように。例えば「今だけ彼氏募集中」や「何だか最近は恋したい気分なんだよね」と伝えることで、好意を持っている彼ならチャンスは今しかない！と明確なアクションを起こすはず。
【まとめ】
ふとした瞬間に相手の気持ちが気になって「私のこと好き？」と聞きたくなることってありますよね。そんなときは素直に聞いて「好きだよ」という言葉をもらえるといちばん安心できそうです。ただし、あまり頻繁に聞くと面倒だと思われる可能性もあるので注意してくださいね！
