愛情表現とは?男性が彼女に愛を伝えている方法

愛情表現って具体的に何?「愛してる♡」を伝える方法

愛情表現とは、自分の愛を言葉や行動で示す行為のことをいいます。相手は恋人に限らず、家族・夫婦や友人などさまざま。では、具体的な愛情表現にはどのような種類があるのでしょうか。今回は、男性が彼女にしている愛情表現や、彼女が彼氏からされてうれしい愛情表現をご紹介します。

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愛情表現とは?

愛情表現とは、自分の愛情を言葉や行動で示すこと。好きな人に対してだけでなく、家族間で行なわれることもあります。愛情表現の方法はさまざまで、人によって異なる行動や言葉になるため、「これをしてくれたら愛情がある!」と決めるのは難しいですが、今回は、多くの人がしている愛情表現や、されるとうれしい愛情表現をご紹介します。

男性が彼女にしている愛情表現

彼女がいたことがある20〜30代の男性141人に「彼女への愛情表現はわかりやすくするタイプですか?」と質問してみました。世界的に見ると特にシャイな傾向があると言われる日本人男性。どのくらいの人がわかりやすく愛情表現をしているのでしょうか?

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

Q. 彼女への愛情表現はわかりやすくするタイプですか?

20代彼女への愛情表現

【20代】

すごくわかりやすくする…12%
そこそこわかりやすくしていると思う…42%
あまりしない…29%
ほとんどしない…17%

いちばん多かったのは、「そこそこわかりやすくしていると思う」という回答。「すごくわかりやすくする」と合わせると、半分以上になりました。

では、具体的にはどのような愛情表現をしているのでしょうか。愛情表現だと思って彼女にしている行動を、男性に聞いてみました。頑張っている姿にキュンとしてしまうかも!

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

コミュニケーションをとる

「話をたくさん聞く」(回答多数)

「電話する」(27歳)

「愚痴などを聞く」(27歳)

「最低でも一日一回でも連絡をする」(37歳)

連絡がないと不安になってしまう女性も多いはず。こうやって毎日少しずつでもコミュニケーションを取ろうとしてくれたり、話を聞いてもらえたりするとうれしいですよね!

感謝など言葉で伝える

「感謝など正直な気持ちを伝えている」「言葉でストレートに伝える」(回答多数)

「好きだと伝えること」(35歳)

「シンプルに言葉で伝える」(36歳)

「言わなくてもわかるだろ」などというのは通用しません。いくら付き合っていても言葉にしてもらえないと、不安は募るばかり。わかっていても言って欲しいという人は多いでしょう。

一緒に思い出を作る

「一緒に思い出を作る」(回答多数)

「一緒にいる」(28歳)

「時間があれば、できるだけ会うようにすること」(37歳)

なるべくたくさん彼女と一緒にいる時間を作ろうとしているという答えも。仕事が忙しいのに時間を作って会おうとしてくれるだけで愛が伝わります。

相手のうれしいと思うことをする

「抱きしめる」「家事を献身的にやる」(回答多数)

「うれしいと思うことをする」(27歳)

「記念日に食事やプレゼント。普段は体調を気にかけて声をかける、手伝いをする」(39歳)

相手のことを本当に想っていないと、相手のしてほしいことは見えてきません。抱きしめたり家事を手伝ったり。これこそ愛ゆえの行動かもしれないですね!

スキンシップ

「ボディタッチ」(30代)

「お尻を触る」(20代)

「キスをする」(30代)

「ハグする」(30代)

「手を繋ぐ」(20代・30代)

「腕枕をする」(20代)

「頭を触る」(30代)

一番わかりやすい愛情表現かもしれませんね。好きな人からのハグや手繋ぎにキュンとする女性は多いでしょう。マンネリ対策にも効果的かも♡

さりげない優しさ

「さりげない優しさ」(30代)

「襟や乱れた服装をさりげなく直してあげる」(20代)

「その人にだけ親切にする」(20代)

「荷物を持とうとする」(30代)

「必ず車道側を歩く」(20代)

優しくされてうれしくない女性はいないはず! “さりげなく””サラッと”がポイントのようです!

ふたりでいるときだけ…

「ずっと見つめる」(回答多数)

「ちゃん付けで呼ぶ」(20代)

「調子に乗ってふざける」(30代)

「甘える」(30代)

「声のトーンを上げる」(30代)

「彼女の前でだけコーヒーを飲む」(20代)

「近くにいる」(30代)

「ずっと見つめる」という回答が最も多く回答されました。「目は口ほどにものを言う」と言うように、女性は気づいていなくても、男性は愛情を伝えているのかもしれません…!

女性が彼氏からされるとうれしい愛情表現

では反対に、女性たちは彼氏からどんな愛情表現をされたいと思っているのでしょうか。

ストレートな「好き」

「好きと面と向かって言ってもらう」(32歳)

「単純に“好き”と言ってもらいたい」(28歳)

ストレートに言葉で伝えてもらえるのはとにかくうれしいですよね! 毎回でなくてもたまには言ってほしいと思っている女性は多いと思います。

ギュっとハグ

「後ろからハグされる」(31歳)

「強く抱きしめられる」(28歳)

彼氏にギュっとハグされるだけで幸せを感じられるという女性もいるのでは? 体温が伝わってくる素敵な愛情表現です。

優しい気遣い

「精神的につらいときに、言わなくても気遣ってお家デートに切り替えたとき」(26歳)

「私の好きな味のお菓子やアイスを買っておいてくれたり残しておいてくれること」(22歳)

小さな優しさから愛情を感じ取るという女性もいます。言葉にしなくても自分のことを思ってくれているのが伝わってきますよね。

サプライズ!

「遠距離中のクリスマス、会えないと思っていたらサプライズで会いに来てくれた」(34歳)

「サプライズプレゼントをもらった」(22歳)

サプライズを仕掛けるのは、彼女に喜んでほしいから! 彼女が喜ぶ顔が彼への何よりのご褒美かもしれません。

ちょっと恥ずかしいアレもオススメ

「ぎゅっと抱きしめて頭ポンポンされる。さりげないエスコート」(25歳)

「微笑みながらほっぺを両手で挟まれる」(23歳)

「ぎゅーっと強めのハグをされる。頭をよしよしされる」(35歳)

頭ポンポンなど、男性からされるとドキドキしてしまう女性も多いと思います。自分からおねだりするのは難しいからこそ、してもらえるとキュンとしちゃいそう♡

つらいときに側にいてくれる

「体調などを気遣ってくれるとき」(35歳)

「つらいときにさり気なく、そばにいてくれるとき」(38歳)

体調を崩しているとき・落ち込んでいるときなどに、何も言わなくてもそばにいてくれるだけでうれしいという声も。食べられそうなものを買ってきてくれたり、心配そうに見守ってくれることに愛情を感じますよね。

さりげないプレゼント

「プレゼントを送られたこと」(34歳)

「自分の好きなものを買ってきてくれたとき」(35歳)

特に記念日などではないのにさり気ないプレゼントを贈ってくれるという彼氏もいますよね。値段に関係なく、こうした行動がうれしくない女性はいないでしょう。

スキンシップを求めてくれる

「一緒にいるときに求められたとき」(21歳)

「一緒に寝るときに抱き寄せて寝落ちしてくれるとき」(33歳)

スキンシップを取りたい、イチャイチャしたいというのは、あなたを愛しているからこそ。逆にあまりに触れてくれなかったりすると不安になってしまいますよね。

自分を1番に考えてくれている

「甘やかされるとき」(23歳)

「なんでも聞いてくれる」(18歳)

「何を決めるのにも意見を聞いてくれる」(36歳)

いつでも彼女に真っ先に意見を求めてくれるという彼氏は優しさの塊。あんまり甘やかされたら離れられなくなっちゃいそう♡

自分のことを理解してくれる

「誕生日を覚えてくれていたとき」(15歳)

「私のことをわかってくれているとき」(28歳)

自分のことを理解しようとしてくれたり、言葉にしなくても気持ちをわかってくれたりしていることに愛情を感じる女性もいます。これは彼氏があなたをしっかり見てくれている証拠ともいえるでしょう。

スキンシップやストレートな言葉での愛情表現は伝わりやすいようです。つらいいときに自分を理解してくれたり優しく接してくれるなど、精神的な支えとなる愛情表現も人気です!

愛情表現をするメリット

続いては、愛情表現をするとどんないいことがあるのかを見てみましょう。

愛されている実感がもてる

男女ともに恋人から「愛されていないのでは?」と不安になることはあるはず。そんな気持ちになるのは、愛情表現をしてもらえていないからかもしれません。愛情表現があることで、相手から愛されていると実感できるのです。

マンネリになりにくい

相手からの愛情表現がないと、ドキドキすることも減りマンネリになりやすくなります。逆にキスなどのスキンシップなどで愛情を示してもらうと、倦怠期を迎えにくくなるかもしれません。

恋愛が長続きする

長続きカップルが、長続きするためにしていることのひとつが愛情表現です。好きという気持ちを言葉で伝えたり、毎日キスなどのスキンシップをとったり。そういう積み重ねが大事なんですね。

自分の気持ちを再確認できる

愛情表現を相手にすることで、自分は相手を好きなんだという気持ちを再確認することもできるでしょう。「好きだよ」と言葉にすると心が温かくなったりしますよね。

愛情表現が苦手な人が相手に愛を伝えるコツ

愛しているけれど、それを相手に伝えるのが苦手という人もいますよね。ここからは、愛情表現が苦手な人が、愛情をうまく伝えるコツをご紹介します。

声のトーンを下げてゆっくり話す

相手に愛情を伝えたいのなら、少し低めの声でゆっくり話しましょう。そうすることで声に迫力を持たせられ、気持ちが伝わりやすくなります。

希少性の高いプレゼントを贈る

物を贈るだけが愛情表現ではありませんが、分かりやすい方法であるのは確か。人には希少性の高い物ほど価値を感じるという心理があります。プレゼントを贈りたいのなら、なかなか手に入らない限定品や、すぐに売り切れてしまう物など、希少性の高い物がおすすめです。

別れ際を大切にする

心理学には親近効果というものがあります。これは最後に受けた印象や情報が強く残るという原理です。カップルでいうならデートの別れ際。ここで愛情たっぷりの言葉を伝えたり、キスをするなどして、相手に強いインパクトを与えてみてください。

相手の本質を言い当てたような言い回しをしてみる

誰にでも当てはまるような言葉を使って、さも相手のことを言い当てたかのように感じさせることを「バーナム効果」と言います。「○〇って純粋だよね」などと伝えることで、相手のことをわかっていると伝えることができます。

(認定心理士・脇田尚揮) 

長続きカップルがしている愛情表現

長く続くカップルは、相手への愛情表現の仕方が上手な傾向に。実践している行動を見てみましょう。

  • たくさん会話をする
  • 干渉しすぎない
  • 自立する
  • 相手を思いやる気持ちを忘れない
  • 相手を尊重する
  • 喧嘩をしないように工夫する

会話をするなどコミュニケーションをとるのはもちろんですが、干渉しすぎないようにしたり、お互いに自立したりすることも長続きの秘訣のようです。

相手はどんな愛情表現が好き?恋人に刺さる愛情表現心理テスト♡

最後に、恋人が好きな愛情表現がわかる心理テストをご用意しました♡ あなたの恋人はどんなことをすると喜んでくれるのか、早速チェックしてみてくださいね!

診断する

【まとめ】

愛情表現にはいろいろな形があります。愛情を表現するのが恥ずかしい…という人もいるでしょう。彼からの愛情を感じられなくて不安になったら、素直に甘えてみたり自分から愛情表現をするのもいいかもしれません。相手を変えることは難しくても、自分が変わることはできますからね♡