美味しいお酒とごはん、そして楽しいおしゃべり。
気心知れた人とのプチ飲み会はもちろん楽しいし、大勢の人がいる飲み会もちょっと緊張するけれど、たくさんの人と話せるのって新鮮。
けれど、そんな楽しいはずの飲み会って、たまに「なんかぶち壊しにしちゃう人」が混ざってしまうものです。
いくら無礼講だって、仲が良くたって……「正直、ウザい」「隣に行きたくない」「もう一緒に飲みたくない」と思う人、周りにいませんか?
というわけで今回は「飲み会で正直ウザいと思われる行動」を調査し、まとめてみました。
◆飲み会で「正直、ウザイ」と思われる言動6選
【1】なんでもお酒のせいにする
「酔ってて覚えてない」とか「いつもお酒飲むと記憶なくすんだよね」っていうのを口癖にしてる人。そう、自分は楽しいでしょう。「自分は」ね。
覚えてない間に暴言を吐いたり、グラスを割ったり。はたまたグデングデンになっている人をどうにかタクシーに乗せたり、「記憶にない」を盾にしている人が1人いると、周囲の人がいかに迷惑をかけられているかもきっと「覚えてない」し、「意識にもない」のでしょう。けれど周りは「もう極力誘わない」ということをきっちり覚えています。
もちろん年に1回とか、これまでに1回あるとか、そのくらいなら「そんな日もあるよね」ですが、毎回のようにそんなことをされたら……極力、誘いたくない。20歳になったばかりとか、若いなら「お酒の飲み方を知らないんだな」って思えばいい。でも、いい大人がそれって……結構、恥ずかしいことです。
【2】あ~はいはい、インスタ映え。
食べものの写真を撮る人ってすごく多い。美味しいものの情報はみんなと共有したいし、SNSにもアップしたい。美しく美味しい料理を出す店なら尚のこと。
でも、撮影に凝りまくる人が1人いると、他の人たちまで巻き込まれる。数枚なら全然許容範囲。でも、あったかいものはできるだけあったかいうちに食べたいのに、角度を変えて、フィルターを変えて、延々パシャパシャ。「もう食べていい?」「もうちょっと待って」~数分経過~って、そういうのは同じ写真命の人の会でどうぞ。
ついでに、頼むだけ頼んでおいて、写真を撮って一口ずつ食べて「私ダイエット中だからあと食べて~」っていう女も言語道断(特に少人数の集い)。食べきれる量だけ頼んでください。自分の注文は自分で責任を持て!
【3】周囲に聞かず自分ばかり勝手に注文
コースで注文しているならいいけれど、そうじゃないときに自分の好きなものばっかり「これ頼んでいい?」とも聞かず、いつのまにか注文している。
もちろん、みんなが好きな鉄板おつまみなら、いつのまにか頼んでたって、むしろ「あ、頼んでくれたんだ、ありがとう~」となるけれど、好みが分かれるものをみんなの好みを聞かずにガンガン注文し、自分ひとりだけ食べている人。たまにいるいる。
百歩譲って、それで自分が「多めに出すよ」ならいい。自分のお金で自分の好きなものを食べることには、誰もなんの文句も言わない。でも、だいたいそういう人は1円単位までキッチリ割り勘にしてくる。
人のお金で好きなものを食べるって、その人にとって短期的にはトクかもしれない。でも、「なんか誘いたくない人だな」って思われるって、長期的にとっても損。
【4】後半戦から増える、男性発信の下ネタ
これも「お酒のせい」のひとつではありますが、飲み会後半戦になると「打ち解けてきた」と思うのか、それともお酒で普段のリミッターが解除されて開放的になっているのか、下ネタを振ってくる男性の多いこと多いこと。
女同士ならいいんですよ、だってどれくらい生々しい話をしたって誰も引きませんもの。実用ですもの。(もちろん苦手な人もいるので、程度問題ですが)
でも男性が女性に振る下ネタって、ちょっとエッチな話をしたいくせに、女性側がノリノリだったり生々しいと一気に引くっていう、何がしたいかわかんない! ということ多々。
そんなに下ネタを話したいなら、男同士で、ご自由にどうぞ。
【5】愚痴&愚痴。そして、聞かない。
たまには愚痴りたい夜もある。お酒を飲みながら日頃の鬱憤を語り合ってスッキリして、よし明日から頑張ろう、って日もある。
でも。それってお互いに「話して、聞いて」の持ちつ持たれつ、じゃないと、片方は相当心が広くない限り「なんで私ばっかり聞かなきゃいけないの?」となってしまう。
自分の愚痴は話す。自虐もする。「そんなことないよ」って褒められ待ちなの? というくらいする。エンドレスでする。けれど、人の愚痴は聞かない。ひたすら自分の話。聞いているほうが滅入ってしまいます。
そして、なんとなく「ふーん」「そうなんだ」と流していると「聞いてるの?」なんて言われたりして。
【6】「すごーい!」ってそんなに言わせたいか?
特に男性に多い、いつのまにか自慢話のスタート。
もちろん、仕事で経験した面白い話や最近プライベートであった運がいい話など、本当にすごい話なら聞いていて楽しいでしょう。
問題は、「それ、別にあなたがすごいんじゃないよね」という話や「鼻につく自慢」。
「有名な誰誰と知り合いで」って友人知人自慢「しか」しない人や、「えっ、毎年海外旅行に行くのって当たり前じゃないの?」って人。「すごーい」って言っておけば気が済みますか?
ちなみに女子が「すごーい」って連発し始めたら、だいたいもう話、聞いてませんから。
お金も時間も使っているのに、イヤな気持ちになるほどつらいことはありません。
もちろん「気を遣いすぎ」もまた疲れてしまいますが、最低限の気遣いは必要です。
「この人といると酒がまずい」と思われてしまわないよう、注意しましょう。(榎本麻衣子)
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