■二の舞って「踏む」それとも「演じる」?どっちだ?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「態々」、「健か」、「不束」、「挙って」、「松明」、「剃刀」、「団扇」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回は間違えやすい日本語がテーマです! 会社や学校に行く前にチェックしておいてくださいね。
Q二の舞って「踏む」それとも「演じる」?どっちだ?
1「二の舞を踏む」
2「二の舞を演じる」
ある言葉と混同してしまい、間違える方が多いこの言葉。
■気になる正解は…コレ!
正解は、コチラです!
2「二の舞を演じる」でした。
二の舞とは…
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。舞はふたり。「安摩(あま)」に引き続いて、それを見ていた咲面(えみめん)の老爺と腫面(はれめん)の老婆が、安摩の舞をまねてこっけいに舞う。「安摩」の答舞。(デジタル大辞泉より)
そこから、「人のあとに出てそのまねをすること」を意味するようになりました。
間違えがちなのは、「二の足を踏む」でした。
意味は、
一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする。思い切れずに迷う。ためらう。しりごみする。(デジタル大辞泉より)
人のまねをするとイメージしていれば間違えないかもしれませんね!
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