普段なにげなく使っている日本語でも、漢字表記になると急に読めなくなってしまうことがあります。たとえば、「抑」「有耶無耶」「挿頭す」などなど。すべて音で聞けば誰でも知っている言葉なのに、漢字だと難しく見えますよね。
そんな「知っているのに読めない日本語」シリーズから、本日挑戦していただくお題はこちら!
「草叢」。
「そう…ごう…?」と読んでしまいそうな熟語ですが、もちろん違います。こちらも音で聞けば誰もが聞いたことのある日本語なのですが、いったい何と読むのでしょうか?
■ここでヒント!
・ヒント1 身近にある
「草叢」は、わりと身近にあるもの(または状態)を指す言葉です。とくに自然豊かな地域でたくさん見られますが、都会でも公園や空き地などにちょこちょこ点在していますよ。
・ヒント2 ひらがなで何文字?
「草叢」をひらがなで書くと、「◯◯◯◯」の4文字です。
・ヒント3 ずばり、どんなもの?
小学館デジタル大辞泉によると、「草叢」の意味は次のとおりです。
「草が群がり生えている所。」
ヒントを読んで「アレかな?」と思い浮かんだ言葉はありますか? では、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「草叢」の読み方、正解は「くさむら」でした!(「そうそう」とも読みます)
ヒントの中の「草が群がり…」の部分でピンと来た、という人もいるかもしれませんね。ちなみに、「叢」の1文字でも同様に「くさむら」と読みます。日常ではあまり見かけない漢字ですので、この機会にぜひ覚えちゃいましょう。
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(豊島オリカ)