意外とよく聞く言葉。「烏滸がましい」読めたらすごい!
何気なく使う言葉の数々。みなさんは漢字になっても正しく読める自信が読めますか?
たとえば、遠慮するときに使う「憚る」、
日常でよく使う言葉の「滑滑」、
比較するときに使う「寧ろ」などなど。
日頃から親しみのある言葉でも、漢字になると不思議と読めなくなることが。読めそうで読めないモヤモヤを解決する、漢字クイズ。本日のお題はこちら!
「烏滸がましい」。
「鳥」一字なら、もちろん読めますよね。では、「烏滸がましい」は一体なんと読むのでしょうか?
まずは意味を見ていきましょう。小学館デジタル大辞泉によると、次の意味がありました。
1.身の程をわきまえない。差し出がましい。なまいきだ。
2.いかにもばかばかしい。ばかげている。
これだけでは、まだ分からないのではないでしょうか。よく「烏滸がましい」という言葉は、目上の相手に対して謙遜したいときに使用されます。
たとえば……
「私から言うのも烏滸がましいのですが」
「先輩を差し置いて烏滸がましいのですが」などと使います。
では、答えを見ていきましょう!
「烏滸がましい」は「おこがましい」と読みます。(「痴がましい」と書くことも)
重要なビジネスシーンで「烏滸がましい」を使えると、なんだか評価も高くなりそうですよね。
CanCam漢字クイズは毎朝6時に更新中。明日もぜひ遊びに来てくださいね。(齋藤有紗)