世の中には、面白い当て字がたくさんあります。たとえば、みんな大好きなあの果物を「甘蕉」と書いたり、おなじみのあの小物の名前を「自鳴琴」と書いたり、など。
そんなユニークな「当て字」から、本日の漢字クイズのお題はこちら。
「眼鏡蛇」。
こちら、本来の読み方はそのまま「めがねへび」ですが、とある動物の当て字としても使われています。さて、その動物とはいったい何でしょう? ヒントをもとに推理してみてください。
■ここでヒント!
・ヒント1 蛇の仲間
漢字から察している人も多いかと思いますが、その動物は蛇の仲間です。
・ヒント2 どこにいる?
「眼鏡蛇」は、南アジアからアフリカに分布しています。日本では日常的に出会う機会はありませんが、動物園などで見たことがある方もいるでしょう。
・ヒント3 特徴
「眼鏡蛇」は、普段は他の蛇と同じく細長いにょろっとしたフォルムですが、怒ると上体を持ち上げ、首の部分を平らに大きく広げます。まるでウチワのように広がった蛇を、写真や絵で見たことがある方も多いのでは?
さらに大ヒント! カタカナで書くと「○○○」の3文字です。
さて、そんな「眼鏡蛇」の正体は……? この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
当て字に「眼鏡蛇」が使われる動物、正解は「コブラ」でした。
コブラ、特にインドコブラの別名。首の背面に眼鏡状の斑紋があるのでいう。(デジタル大辞泉)
コブラとは、有鱗目コブラ科の毒蛇の総称で、種類としてはインドコブラやキングコブラなどがいます。ほとんどが全長1メートルにもなる大きな蛇で、背中に眼鏡状の波紋をもつものがいることから「眼鏡蛇」とも呼ばれるようになりました。首を広げたときの形はユニークですが、「これから毒を吐きかけるぞ」という威嚇のポーズなので要注意です!
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(豊島オリカ)