忘れ物をしないために習慣づけるべきたった4つのこと【心理テクニック】

■忘れ物をしないために習慣づけるべきたった4つのこと【心理テクニック】


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大事な会議なのについうっかり忘れものをしてしまったり、大切な約束があったのに予定をど忘れしてしまったり……。忘れっぽくて失敗しがちなあなたは、今回ご紹介する「忘れ物をしないための心理テクニック」をぜひ習慣づけてみましょう!

 

■決められた場所にものを置く


人間には空間認識能力というものが備わっています。これは目にするものを立体として捉える力のこと。これを最大限に活用して忘れ物を防ぐには、普段からテレビやエアコンのリモコン、調味料、化粧品などすべてのものを決めた場所に置いておくようにしましょう。置き場所を固定化しておき、持ち物がすべて揃っている状況をつくっておくことで、外出の際の忘れ物はほぼ無くなるはずです。「またすぐ使うし」となんでもテーブルの上に置きっぱなしにするような習慣が一番NGです!

 

■メモの使い方の工夫「カテゴライズ」法


忘れ物や予定忘れを防ぐ上で「メモをとる」ことは誰でもやっていることだと思いますが、さらに効果を高めるためには、カテゴリー化してメモをとることをおすすめします。

例えば、会社などに持っていく物なら「持ち物」の項目だけをピックアップし、イベントなどの予定なら「スケジュール」の項目だけを書き込んでいくのです。認知心理学の観点において、記憶は同じカテゴリーの中でまとめておくと忘れにくいとされているのです。

 

■思い出しやすくするための印象付け


「記憶」は記銘・保持・想起の3段階によって成り立っています。その中で、「想起」つまり記憶の引き出しから取り出しやすくするための印象付けをすれば、忘れ物が起こりづらくなるのです。

例えば、時計を見たり、トイレに行ったりといった日常的な動作をするたびに忘れそうな物事を思い返すようにしておけば、時計やトイレと記憶が結びついて、自然と思い出すことができるようになるのです。

 

■出かける前に鏡の前で5秒チェックをする


これは警察学校でも取り入れられている効果的な方法です。

認知心理学の観点でも、鏡を用いて出かける前に「5秒」チェックするというのは、自己認知する上で忘れ物を減らす上で有用だと言えます。これは身に着ける持ち物だけでなく、スケジュールの確認をする上でも、出かける前に一呼吸置くことによって、一日の流れを適切に把握することが可能になると言えます。

 

何かを学んだあとは、すぐに眠ると記憶が定着しやすいとされています。脳に入った情報が睡眠によって整理整頓され、長期記憶として頭の中に残るとされるからです。

しかし、忘れ物などの場合は、日頃の生活習慣が大きく関わってくると言えます。そのため、日常の生活を見直すことを心がけるのが大事なのです。(脇田尚揮)

 

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