嫉妬深い人へ。やきもちを妬かなくなる4つの方法【恋愛心理学】

やきもちを妬かなくなる4つの方法【恋愛心理学】

あなたは自分で自分のことを嫉妬深いと思いますか?

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愛情が深ければ深いほど、どうしても恋人の動向が気になってしまうもの。自分ではそんなにやきもち焼きだとは思っていなくても、相手には嫉妬深くて怖いと思われている可能性も。なるべくならやきもちは抑えたいところですよね。そこで今回は、やきもちを妬かなくするために行いたい心理テクをご紹介いたします。

脇田尚揮

占心行動学創始者(株)ヒューマンライフ出版代表取締役社長、ミンストレールCEO、大学・高校講師。経営コンサルタント、心理カウンセラー、権僧都職僧侶。会社顧問契約による占い鑑定を業とする。社外取締役・顧問30社担当、経営・占術にまつわる資格80種保有。メタバース世界SUN.ファウンダー・運営。
公式サイト https://wakita-naoki.jp/

■やきもちを焼くことのデメリットを知る

やきもちを焼くというのは、つまり嫉妬するということを意味します。この嫉妬というのは、心理学上は怒りと恐れの感情と密接であり、自分は嫉妬という不快な感情を感じているということを相手にアピールして責めるというアクションに結びつきがちです。
場合によっては、嫉妬心を抱いたのは相手のせいだと思いどおりにコントロールすることも。そんな人に相手は魅力を感じなくなっていくでしょう。
また当然、嫉妬心を抱いた自分自身にも罪悪感を覚えてしまうため、やきもちを焼くのはお互いにとってマイナスなことでしかないのです。このことをまず覚えておきましょう。

■自分自身と身近な異性とを比べない

自分と誰かを比べることから解放されれば、焼きもちを焼くことは自然となくなっていきます。では、人は何を見て人と自分を比べてしまうのでしょうか。
心理学者が、ライバルへの嫉妬心を測るための調査を行ったところ、相手の社会的地位や才能に激しく嫉妬するという結果が出されました。外見的な面に関してはそこまで嫉妬心は高まりませんが、相手の学歴や権威といった地位的な面で比較すると、非常に高い嫉妬の感情が生じるのです。
その点が多くの人の中で、重要視されるポイントだと認識されているからなのでしょう。自分を誰かと比較するのは、避けるようにしましょう。

■主語を自分に置き換えて「お願い」する

やきもちは、もっと彼に自分のことを見てほしい、好きになってほしいという愛されたい願望の裏返しです。
その主語は、あなたが私を見てくれないから、という相手のせいにするところから始まります。しかし、主語をあなたではなく、私に変えてみましょう。これを心理学ではアイメッセージ(I message)と言います。例えば、私はあなたから好かれたくて焼きもちを焼いている、と表現するとどうでしょう。
私という主語が明確になるため、発言の印象も雰囲気もぐっと柔らかいものになっていませんか。あなたのせいで!と言いたくなりそうになるのを、私の気持ちはと言い換えるだけで、自分自身も冷静になれる上に、相手も可愛いなと感じてくれるはずです。

■やきもちのエネルギーを昇華させる

やきもちを無理に抑える必要はありません、好きであればその感情は間違いではないはずです。
ただ、その感情を態度など表面に出したり、その感情が芽生えた自分を責めることをしてはいけません。そこで、嫉妬のエネルギーを自分を磨くエネルギーに昇華させるようにしましょう。
昇華とは、心理学の防衛機制の一種で、欲求不満を社会的に認められる形で発散することを指します。感情を抑えるのは簡単ではありませんが、身だしなみ、オシャレ、さり気ない優しさなどにその感情の方向性を変えてみてください。そうすれば、あなたの魅力は何割にも増すはずです。

心理学的にみて、嫉妬の感情は羨ましいという気持ちから怒りや憎しみに変化していくことが多いと言えます。
でも、どうしても嫉妬の感情は自然と湧いてしまうもの。そこで大事なこととしては、可愛くない焼きもちを焼かないことです。
例えば、誘ってくれないなら他の男性とデートするからねと言って、好きでもない他の男性と会うのは、ただのあてこすりであり不快な感情しか与えません。もしもあなたが焼きもちを焼いてしまったとしても、それは悪いことではありません。
焼きもちを焼いていることを素直に伝えて、可愛らしさに繋げるよう意識してみましょう。(脇田尚揮)