■バンド名にもなっているから、もはや常識?「時雨」って、読めますよね?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「時雨」って、読める?
……おや?
今回はみなさん、自信があるのでは?
もしかして、音楽が好きだったりしますか……?
■こんなに正解者が!もはや常識!?
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
なんとなんと、8割以上の人が正解!!
常識クイズのレベルですね!
いやー、みなさん、回答が凛としていました。
じゃあ、さっそく正解にうつりましょう!
■答えは…コチラ!
正解はコチラです!
「しぐれ」でした!
楽勝でしたか? ちなみに……時雨って、いつごろに降る雨のことだかわかりますか?
これにも答えられないと、意味がありませんよ!
「秋の末から冬の初めにかけて、ぱらぱらと通り雨のように降る雨」(『デジタル大辞泉』より引用)ということで、ちょうどこれからの季節に降るのが時雨なんですね。
ちなみに、「じう」と読むこともありますが、日本語らしさがより感じられるのはやはり「しぐれ」ですね!
■では、もう一問!
今回は簡単だったのでもう一問いきましょう!
「五月雨」って、読める?
こちらも、常識クイズです。
みなさんは、もちろん読めますよね?
こちらもサクッと答えを見てみましょう!
■答えは…コチラ!
正解はコチラです!
「さみだれ」でした!
「陰暦5月ごろに降りつづく長雨」(『デジタル大辞泉』より引用)ということで、要するに梅雨のことですね。
五月(さつき)などの「さ」と、「水垂(みだれ)」を組み合わせてできた読み方のようです。「さつきあめ」と読む場合もありますね。
「五月雨を集めて早し最上川」という松尾芭蕉の一句で知った人も多いのでは。
「断続的にいつまでもだらだらと続くことのたとえ」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味合いもあり、「五月雨式ですみません」といえば、小刻みで連絡した時に謝罪する表現として使えます。
ぜひ、ビジネスマナー用語として頭の片隅に入れておきましょう! (薄井大輔)
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