「麓」って読めます…よね?「れい」でも「うらら」でもないよ

パッと見た印象では読めそうなのに、意外と読めない日本語って結構ありますよね。たとえば、「快哉」「」「挿頭す」など。これらはなんとなく読み方に自信が持てず、声に出して読むのがちょっと怖いな……と感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日挑戦していただくお題はこちら!

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こちらは音読みで「ろく」と読むこともありますが、訓読みでは誰もが知っている日本語になります。その日本語とはいったい何でしょうか?(「うらら」ではありませんよ!)

■ここでヒント!

読み方を推理するヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「麓」は次のような意味を持っています。

「山の下の方の部分。山すそ。山麓。」

山を遠くから見ると上から下に向かって大きく広がっていますが、その下の方の広い部分、または山と接する土地などを指して「麓」と呼ぶことが多いです。この日本語は、「◯◯山の麓にある町の出身です」など、日常会話でもたまに使われます。ちなみに、「麓」をひらがなで書くと「◯◯◯」の3文字です。

さて、そんな「麓」はいったい何と読むのでしょうか? 正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「麓」の読み方、正解は「ふもと」でした。
ちなみに「山麓(さんろく)」を間違って「さんれい」と読んでしまうケースも、結構ありそうです。「麓」と「麗」は似ているけれど別の漢字なので、よく見て読み分けちゃいましょう!

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中です。明日の出題もお楽しみに♪
(豊島オリカ)

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