「すいません」「すみません」どっちが正しい?
漢字クイズをはじめとして、様々なクイズを出題してきました。
意外と読めない」シリーズでは、「匿う」、「続柄」、「漲る」、「戦ぐ」、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回は漢字ではなく、みんながよく使うあの言葉の問題!
申し訳ないことをした時などに使う「すいません」と「すみません」。
さて、どっちが正しいと思いますか?
すいません、すみません、どっちを使ってる?
「すいません」派 53%
「すみません」派 47%
なんと、ほぼほぼ互角の戦いとなりました!
実は、話し言葉としてはどちらもよく使われるために、間違いではないんです。辞書にも「俗語」としてどちらも載っている場合があります。
が、もともとはどちらか一方が正解! よーく意味を考えてみてくださいね。
『そんなことをしてただで「すむ」かな……』。
ほら、もうわかりましたよね!
正解はこちら!
「すみません」が正解でした!
「すみません」を辞書を引いてみると…
辞書にはこのように載っています。
[連語]《動詞「す(済)む」の連用形+丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ん」》「すまない」の丁寧語。相手に謝罪・感謝・依頼などをするときに用いる。「連絡が遅れて―」「お見舞いをいただいて―でした」「―が本を貸してください」
“すみ‐ませ‐ん【済みません】”, デジタル大辞泉, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2017-10-20)
「すむ」の打消しで「すまない」。「すまない」の丁寧語で「すみません」、ということですね!
メールなどの文章で謝罪するときに、間違えてさらに相手を怒らせないよう、きちんと「すみません」と書きたいですね。
【まとめ】
いかがでしたか? 漢字シリーズをはじめ、雑学クイズはまだまだ続きます。お楽しみに!
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