「梃摺る」って読める?結構よく聞く、あの日本語です

よく知っている日本語なのに、漢字表記だと読めないことってありますよね。誰もが聞いたことのある「熱る」「彷徨う」「拘る」など。知っているのに意外と読めない言葉ばかりです。
本日のお題もそんな「知っているのに読めない日本語」から、こちら!

「梃摺る」。あまりなじみのない漢字の並びに見えますが、じつはこれも私たちがよく知っている言葉です。いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「梃摺る」の意味は次のとおりです。

取り扱いかねて、もてあます。手にあまる。処置に困る。また、解決に手間取る。

もしかしたら、あなたも使ったことがあるかもしれません。たとえば、仕事が思うように進まないときに「進捗どう?」と上司に訊かれて、「ちょっと梃摺っています」と答えたり。他にも、「いたずらっ子に梃摺る」「交渉に梃摺る」といった使い方をします。
ちなみにひらがなで書くと「○○○る」の4文字です♪
答えは分かりましたか? ではさっそく、正解を見てみましょう!

■正解は、こちら♪

「梃摺る」の読み方は、「てこずる」でした! 「梃」とは重いものを動かすときに使うテコのこと。一説によれば、テコで物を動かそうとしてもなかなか動かない様子が「梃摺る」の語源になったと言われています(※諸説あります)。

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(豊島オリカ)

 

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