嫉妬深い彼氏に疲れた…特徴と見分け方、かわいいエピソードまで!
あなたは彼氏に嫉妬されたことがありますか? 多少の嫉妬なら「かわいいな」と思えるかもしれませんが、度を越えた嫉妬には困ってしまいますよね。そこで今回は、嫉妬深い彼氏の特徴や見分け方を解説します。また上手な対処法もご紹介しますので、彼の嫉妬に悩んでいる人は要チェック!
Contents
彼氏からやきもちを妬かれることはある?
Q.彼氏からやきもちを妬かれることはありますか?
よくある…8%
たまにある…52%
あまりない…20%
ほとんどない…20%
彼氏から少しでもやきもちをやかれたことがある人はなんと全体の8割! 頻繁に経験している人は少ないようですが、多くの人が経験しているようですね。
嫉妬深い彼氏の特徴
続いて、嫉妬深い彼氏の行動や性格の特徴を見てみましょう。
1.友達を”マーク”される
あなたの予定を事細かにチェックしてくる人が要注意なのはもちろんのことですが、中でも“会う相手”を都度訊いてくるようならかなり嫉妬深いと考えていいでしょう。エスカレートしていくと、よく遊ぶ友達を「ああ、あの人ね」と覚えてマークしてくるようになるかも。嫉妬の矛先が友達にまで向いてしまったら、面倒なことになりそうですよね。
2.自分を卑下する口癖が多い
嫉妬心は、自信がないことの表れと考えることができます。「見捨てられるのではないか」「愛されるに足る存在じゃないんじゃないか」という思いが根底にあり、それゆえあなたを離すまいと「自分はダメだ」というフレーズを用いて、暗に「お前がいてくれないとダメになるんだよ」というメッセージを投げかけているのかもしれません。
3.恋人がハデな服装・メイクをするのを嫌がる
嫉妬心が強い人は、恋人が派手な服装やメイクをするのを極端に嫌がることがあります。もしも「自分と会うとき以外は地味にしてほしい」というようなニュアンスのことを言ってきたら、束縛が強い人のサインと考えて、今後の接し方を慎重に考えてみたほうがいいでしょう。
4.他の男性が周囲にいるとやたらベタベタしてくる
男性が多くいる場所で、あなたと彼が一緒にいる際に、もしも彼がいつになくベタベタしてきたら危険信号です。彼の内面ではほかの男性に対して警告、つまり“アラーム”を鳴らしているのです。心理学においては男性の嫉妬は「競争心」に基づくもの。「自分の彼女だから手を出すな」というメッセージを発しているのです。
嫉妬深い彼氏の見分け方
行動心理学では、人が何かを考えているときの目線の動きは、その人の感覚と記憶の想起法と連動しているとされているそう。彼に少し考えるような質問をした後の目線の向きで、彼の嫉妬のタイプを診断する方法をご紹介します。
1.目線が右上に移動した場合……「愛しさ余って憎さ百倍」タイプ
右上に移動した人は付き合っている相手やパートナーが、自分にしてくれたことをきちんと覚えているタイプ。そのため、受けた恩や優しさを忘れない義理堅い性格だといえます。ただし、それだけに相手が自分以外の異性に親しそうにしていると、初めは我慢しつつもジワジワ嫉妬心がこみ上げてきて、それとなく相手の動向に探りを入れるでしょう。もしも証拠が取れようものなら「愛しさ余って憎さ百倍」とばかりに、相手を責め立てるかもしれません。
2.目線が左上に移動した場合……感情に波がある空想・妄想タイプ
左上に移動した人は想像力が豊かで心配症な性格だといえます。そのため、恋人やパートナーが他の異性と親しくしているのを見るだけで、不安になってしまうでしょう。特に相手が最近そっけなかったりすると、ひとり思い悩んで陰で嫉妬することも。でも、相手の優しさを感じると、「自分を一番に想ってくれている」と勝手に納得し、安心するといった楽観的な部分もあります。やや感情に波があるタイプといえるかもしれません。
3.目線が右下に移動した場合……納得いくまで追求する「探偵」タイプ
右下に移動した人は頭の回転が速く記憶力に優れており、恋人が自分に言ったことをキチンと覚えているタイプだといえます。そのため、相手の矛盾が見つかると、納得いくまでそこを追求するかもしれません。たわいもないことなら良いのですが、異性が絡んでくるとなると、まるで「探偵」のように相手の身辺を調べ上げ、白黒ハッキリさせるはず。ある意味、一番嫉妬深く、「自分が一番愛されている」という確認が取れない限り許さないかも。
4.目線が左下に移動した場合……相手を信じ込んで浮気されやすいタイプ
左下に移動した人はとても純粋で信じやすいタイプだといえます。人並みの嫉妬心は持っているのですが、恋人やパートナーの言葉を信じ込んでしまう傾向があるようです。そのため、客観的にどう見ても浮気の匂いがすると思っても、相手から「あなたが一番だよ」と言われると、それで納得してしまうところが。言葉ではなく、実際の態度も併せて判断していかないと、浮気される心配もあるので注意が必要です。
彼氏のかわいい嫉妬は?
嫉妬は嫉妬でもかわいい嫉妬もあります。続いて、20代~30代の女性50名に聞いた、キュンとした彼氏のヤキモチをご紹介します。
1.男性芸能人へのヤキモチ
- 「〇〇(男性芸能人)ってカッコイイよね!と言ったらふーん…と不機嫌そうな態度。かわいいと思った」(29歳・保険関連)
- 「私が好きなアイドルにヤキモチを妬く」(25歳・不動産関連)
- 「カッコイイ!といつも騒いでる芸能人の番組を見ているとチャンネルを変えてくる。ちょっとウザいけどかわいい(笑)」(23歳・アパレル関連)
遠い存在である芸能人へのヤキモチ。なんだかかわいく感じちゃいますね(笑)。好きなアイドルの番組に興奮していたら、不機嫌そうにチャンネルを変える彼…うーん、あなたが好きでたまらないんですね♡
2.男友達へのヤキモチ
- 「本当に友達としか思っていないカッコ良くもない男友達にめっちゃヤキモチをやく!」(21歳・イベント関連)
- 「男友達と出かけるのを良いとは言うけど、すごく心配してくれる」(25歳・IT関連)
- 「何とも思ってない男友達にまで嫉妬する彼氏。かわいすぎる!!」(20歳・サービス関連)
何とも思っていない男友達なのにヤキモチを妬かれると不意にキュンとしちゃうのかもしれません。やりすぎはNGですが、たまには男友達と遊んだり話をしてみるのもスパイスとしてアリかも!
3.会社の人にヤキモチ
- 「会社でもモテそうで不安!とか言われると悪い気はしない(笑)」(25歳・IT関連)
- 「男性が多い職場なので彼はよくヤキモチを妬いているが、そこもかわいいと感じてしまう」(29歳・建築関連)
- 「会社の人にヤキモチ妬く彼がかわいい。部署にはおじさんしかいないのに…笑」(23歳・不動産関連)
彼にとって、彼女の通う職場は未知の場所。どんな男性がいるのか、もしかしてセクハラとかがあるのでは、と不安が絶えないのかも。ヤキモチ妬きの彼はかわいいですが、たまには安心させてあげるのも◎。
嫉妬深い彼氏への対処法
最後に、嫉妬深い彼氏への対処法をご紹介。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.嘘くさい言葉でも“スリーパー効果”でじわじわ効いてくる
恋人から浮気を疑われるとき、後ろめたいことがないほうがかえって「してないよ!」しか言えることがなくて、潔白を証明するのが難しかったりしますよね。でも、嘘くさく聴こえるかな? と感じるような言葉でもちゃんと効果があるのです。それを心理学では“スリーパー効果”と呼びます。
すぐに効果が表れるものではありませんが、繰り返し言い続け、時間が経つにつれて徐々に効いてくるのです。こうした効果が得られるのは、人の記憶が「情報そのものの内容」より、「情報の信憑性」のほうを先に忘れるため、嘘くさい情報でもその「嘘くささ」を次第に忘れてしまうからだそう。
「浮気なんて絶対しないから!」と都度釘を刺しておくのはそれなりに効果的ということです。
2.“もしも私があなたなら”作戦
嫉妬深い人は、常に「自分を捨てるんじゃないか」という不安で頭がいっぱいです。そんな相手を納得させる効果の高い方法があります。それが“イエス・バット法”です。これは、例えば彼から浮気を疑われた際には「そっか、心配になっちゃったんだね」「確かに疑わしいところがあったかもね」と一度相手の疑念を受け入れた上で否定する話し方。
そうすることで、相手に“自分の立場に立って考えてくれている”と安心感を抱かせ、否定の言葉を通しやすくできるのです。
3.大多数の意見を味方につける“同調効果”
心理学者ソロモン・アッシュは、ひとりなら間違えないような選択でも、周りの人に流されて間違った結論に至ってしまうことがあることを実験を通じて立証しました。例えば恋人の遊びの予定を逐一知っておきたがる彼氏の場合、「休みの日の予定を全部彼氏に報告するのは変でしょってみんな言ってるし…」と周囲の人の存在をちらつかせるのがおすすめです。
4.“ペルソナ・ペインティング”で受け止め方を変える
あまりに束縛されたり干渉されたりすると、怒って拒否してしまうこともあるかもしれません。でも、それが余計に嫉妬心の炎に油を注いでしまうことも。
そんなときは、“ペルソナ・ペインティング”を活用してみましょう。これは心理学者のユングの「人は状況に合わせて複数のペルソナ(仮面)を使い分けている」という言葉に基づき、自分に役柄を投影し、振る舞うというもの。例えば、恋人からの粘着にうんざりしたときには、サバサバした気質の友達など、身の回りの強い意思を感じる人になりきって、きっぱりとNOを突きつけるのです。
【まとめ】
嫉妬深い彼氏、最初はかわいいと思えるかもしれませんが、だんだんと面倒くさくなってきますよね。ですが嫉妬はあなたを好きな気持ちの裏返しであることも少なくありません。相手がどんなときに嫉妬するのか、どうすれば嫉妬を辞めてくれるのかを話し合ってみるのもおすすめですよ。