自慢話ばかりで疲れる。自己顕示欲が強い人の特徴8選|そうなる理由と対処法もチェック
自分の話ばかりしようとする、話の中心に自分がいないと拗ねる、やたらとマウンティングしてくる……。このような人たちは自己顕示欲が強い傾向にあります。今回は自己顕示欲の意味や承認欲求との違い、自己顕示欲が強い人の特徴と対処法を解説します!
Contents
自己顕示欲とは?
自己顕示欲の意味
自己顕示とはどういう意味なのでしょうか? 辞書で見てみましょう。
じこ‐けんじ【自己顕示】
自分の存在を必要以上に他人に目立つようにすること。
自己顕示欲と承認欲求の違い
自己顕示欲と似た言葉に承認欲求があります。こちらも辞書で意味を見てみましょう。
しょうにん‐よっきゅう【承認欲求】
他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求。
自己顕示欲のほうは、とにかく自分をアピールしたいという願望に近いですが、承認欲求は人から認められたいという気持ちです。自己顕示欲が強い人と承認欲求が強い人は、一見似た行動をしますが、その根本にある心理に違いがあるようです。
自己顕示欲が強い人の特徴8選
自己顕示欲が強い人にはどんな特徴があるのでしょうか?
1.自分が中心でいないと気が済まない
とにかく自分が目立たなければ気が済まないのが自己顕示欲の強い人。複数で話をしていても、すぐに「私の場合は~」と話を取っていこうとします。また自分が疎外されていると感じると、怒りをぶつけてきたり、拗ねたりするのも特徴的です。
2.見栄っ張り
本当はできもしないことをできると言ったり、お金がないのに周りの人に食事を奢りまくったり。見栄を張ることにかけては右に出る人はいません。自分が小さく見えることは絶対にしたくないため、嘘をついてしまうこともあります。
3.自慢話ばかりする
口を開けば自慢話ばかりしてしまうのも自己顕示欲の表れ。自分を認めさせたい、大きく見せたいという気持ちから、ついつい「私すごいでしょ」と言いたくなってしまうのです。そんなことをしていると嫌われるとうすうす気づいてはいても、欲求に逆らえないことに本人も悩んでいるかも!?
4.周囲と自分の比較が激しい
他人と自分を比べて気持ちが落ち込むという経験は、多くの人がしているでしょう。自己顕示欲が強い人は、他人が目立つような行動にも反応しやすいです。特に自分よりも高価なブランドのバッグを持っている、自分よりもSNSなどで高評価を得ているなど、無意識にでも比較をしてしまいます。
5.空気を読まない行動をする
空気が読めないわけではないのに、空気を読まずに行動してしまう。それも自己顕示欲が発端になっていることもあります。自分が目立ちたいという気持ちが強すぎて、悪目立ちしてしまうんですね。
6.上から目線でアドバイスする
上から目線で「○○したほうが良いよ」とか「だからダメなんだよ」とアドバイスしてくる人っていますよね。実はこれも自己顕示欲が原因かも。他人より自分が上に立っていると思いたい、自分のほうがすごいと思っていることの表れです。
7.他人の話を聞かない
いつも自分が正しいと考え、周りの人が善意からアドバイスをしても全く聞いていないという傾向もあります。また自分の話にしか興味がないため、他人が話している最中はスマホをいじっているなんてことも……。
8.メイクや服装が度を超えて派手
自己顕示欲が強い人は目立つことが生きがいと言っても過言ではないので、メイクや服装が派手であることもあります。似合っていればオシャレで済まされるのですが、どう考えてもそれは……と残念な路線に走ってしまう人も中にはいます。
自己顕示欲が強い人の理由
なぜ自己顕示欲が強くなってしまうのでしょうか?
実は自信がない
自己顕示欲が強い人は、一見自信を持っているように見えますが、裏では自信がないというパターンがほとんど。自信がないからこそ、自分を良く見せないとと必死になっているのです。
負けず嫌い
負けることが大嫌いで、いつも自分が一番でないと気が済まないという心理も隠されています。それが良い面で発揮されれば仕事も恋愛も頑張る意欲になるのですが、間違えるとただの虚構を作り上げてしまいます。
自分にコンプレックスがある
自分自身に何らかのコンプレックスがあると、自己顕示欲が強くなってしまうことも。コンプレックスを克服しようと努力する素直な人もいますが、全員がそうなれるとも限りません。そのため自分を大きく見せてコンプレックスなんてないんだぞと周囲に意地を張っているのです。
自己顕示欲が強い人への対処法
周りに自己顕示欲が強い人がいると、疲れてしまうこともありますよね。そんな人にはどう対処すればいいのでしょう?
褒める
特に相手の態度を改める必要がないような関係なら、とにかく褒めてあげることで相手の自己顕示欲を満足させてあげましょう。そうすれば機嫌が良くなり、八つ当たりされるようなこともなくなります。
素っ気なく接する
めんどくさいなと思うなら、あまり相手にしないのもひとつの手です。そうやって素っ気なく対応しているうちに、相手はあなたから距離を置いてくれるかもしれません。
相手を否定しない
自己顕示欲が強い人にやってはいけないのは、相手を否定すること。否定されたと感じると、急に怒り出したり、あなたを敵のように見てくる可能性があります。自信がない人の虚勢だとわかっていれば、大らかな気持ちで受け止められるのでは?
理解しようとしない
相手のことを頑張って理解しようとする姿勢は立派ですが、実際には理解できないことも多々あります。そしてその努力には多大な精神力を費やします。理解しなければならない人でないのなら、「こういう人もいるのか」くらいに軽く考えてみては?
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【まとめ】
自己顕示欲は強すぎると周りから嫌われてしまう原因にもなります。自分を認めて欲しいという気持ちは誰にでもあるものですが、それを行動で表現しすぎるのは禁物!あなたにとって大切な人だけに、本当のあなたを知っていてもらえれば、幸せだと思ってみてはいかがでしょう?
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