自分だけじゃなかった!多くの人が悩む「SNS疲れ」
LINEにインスタグラムにTwitter……いまやSNSは関わらずに過ごしている人の方が少ないのではないかというほどに私たちの身近な存在ですよね。気軽に繋がれたり、思い出の写真が共有出来たり、楽しい面もある一方で、SNSの存在が鬱陶しくなったり、見ると嫌な気持ちになったりするような「SNS疲れ」を感じている人もいるのではないでしょうか? 今回はSNS疲れを感じる原因や気分転換法をまとめました!
Contents
Q:SNS疲れを感じたことある?
結構いつも疲れている 14%
たまに疲れる 27%
そこまででもないが、数回疲れたことはある 29%
全然疲れない 30%
世の中にたくさんのSNSツールがあふれ、その流行はとどまること知らずのように見えるますよね。意外なことに疲れたことがある経験を持つ人はなんと全体の70%!「いつも疲れている人」も14%という数字だけでは少ないように感じますが、10人に1人以上と考えるとなかなか多いように感じます……。
SNS疲れの原因
1.自分への関心が気になりすぎてしまう
- 「自分の投稿のいいね数が気になる」(複数回答)
- 「フォロバがかえってこなくてきになる」(18歳 高校生)
- 「投稿しないと可哀想だと思われてしまうこと」(23歳 その他)
やっぱり気になってしまうのが「周りにどう思われているか」ですよね。いいねやフォロワー数などがまるで人気の指標みたいでついつい気にしてしまう……なんて人は結構多いのではないでしょうか。
少し前に、インスタグラムではいいねの数が非表示になったことを考えてみても、これは多くの人が抱える悩みなのかもしれません。
2.ついつい自分と比較してしまう
- 「キラキラ投稿・リア充投稿を見た時」(複数回答)
- 「結婚しました報告を見た時」(複数回答)
- 「デートやお出かけの様子を見た時」(23歳 会社員)
自分が疲れ切ったときに見る、みんなの幸せそうな投稿。普段なら何とも思わないのに、しんどい時にみるとつい自分と比較してしまって辛くなりますよね。結婚しました報告も素直にお祝いしたい気持ちと「取り残される……」と焦る気持ちとで複雑な思いになる人が多いようです。
3.見たくないことまで見えてしまう
- 「自己主張が強い投稿」(複数回答)
- 「悪口投稿・裏垢の存在」(複数回答)
- 「考え方が合わない人のツイート、リツイートを見るのがつらい」(39歳 無職)
タイムラインに自然と流れてくる情報の中には見たくないものが紛れていることもしばしば。不意打ちの見たくなかった情報にダメージを受けるの、めちゃくちゃわかります……。
4.自分のペースと合わない
- 「情報が多すぎて追いつけない」(複数回答)
- 「止まらない通知・溜まる通知」(複数回答)
- 「返信をしなくちゃいけないという気分になる」(複数回答)
自分で情報を得るために始めたSNSがいつのまにか情報に追われて大変なことに……。SNSが当たり前の世の中って便利だけどちょっと大変。
5.“映え”を意識しすぎてしまう
- 「写真を撮ったりして食事にたどり着くまでに時間がかかる」(25歳 会社員)
- 「写真を白で統一しているから、白くない写真はあげられない」(21歳 大学生)
せっかく写真は「映え」ているのに、自分の行動は制限されてストレスに……なんて悲しすぎますよね。キラキラとした写真を残すのも素敵ですが自分に正直に生きることも素敵なことです。
6.キラキラした日常に疲れる
- 「自分はインドアだから、みんなのキラキラしている日常を見るのが疲れた!」(25歳 会社員)
- 「みんなオシャレで、オシャレしないとと思ってしまう」(23歳 会社員)
- 「旅行に行く回数が物凄く多い人に対して羨ましいと思ってしまう」(24歳 大学生)
他の人が楽しそうにしている投稿には羨ましいと思ってしまう人も多いのでは……。旅行の写真や彼氏との写真、パーティーの写真などキラキラしている周りを見ると自分が忙しいときや何もしていない日など余計に気になってしまいますよね。
SNSで承認欲求が満たされないときの心理テク
SNSと上手く付き合うためのポイントをまとめました!
1.人のウワサ話や不幸話には関心を示さない
人のウワサが好きな人は、なかなか周囲から信用されず要注意人物として扱われやすいもの。これはSNSも同じです。ウワサ話が好きな人は他者の状況を利用し、自分の承認欲求を満たしたいという心理が見え隠れするため周囲から信用されがたいのです。周囲に認められる存在になりたいのであれば、人のウワサ話や不幸話には関心を示さずできるだけ距離をとるようにしましょう。
2.投稿内容は「数」ではなく「深さ」で
SNSの投稿の内容は自分がいいと思ったものや、好きなものが主流ですよね。このような趣味は、数よりも深さを重視した方が好感度は高まるといえます。したがって、承認欲求を満たそうと知りもしない趣味の範囲まで手を広げるのではなく、ひとつのことを深い範囲で掘り下げられるようになるとSNSも盛り上がってくるはずです♡
3.他人のSNS投稿にも「いいね!」を
承認欲求が強い人は、SNSで自分をアピールするのが苦手だったり、投稿に値する材料を見つけられなかったりすることも少なくありません。そんなときは、他者の投稿を意識してほめるように心がけて♡ というのも人間の脳には、主語を認識せずに処理するという機能があるため、自分でなく相手をほめた場合も、自分をほめたことと同じ効果があるんだとか。他人の投稿に「いいね!」をする習慣をつけることで、どんどん自信がつき承認欲求が満たされますよ!
SNS疲れを感じたら試して!リフレッシュするコツ♡
1.とりあえず深呼吸
疲れたときはとりあえず深呼吸して、気持ちを落ち着かせてみて。できれば外に行って、ふーっと背伸びしつつ深呼吸して外のいい空気を取り込むといいでしょう!
2.ストレッチをする
ずっとイスに座って同じ姿勢で仕事していると、首や肩、腰などが凝り固まってしまうため血行が悪くなり、疲れが溜まりやすい体になってしまいます。その状態が続くと気持ちもブルーに。ちょっとモヤモヤしたときには、ストレッチで身体をほぐしてみて。
3.色のパワーで気持ちをアゲる
色彩心理学と呼ばれますが、色は見る人の心にさまざまな影響を及ぼすとされます。そして、その色を身につけたり、配色したりすることによってその人自身の自己イメージも変わります。例えばリフレッシュしたいなら、赤・オレンジ・黄色などのビタミンカラーを意識して身につけることで、自然と暗い気持ちが明るくなるんだとか。
4.他人を褒める
自分の長所や好きなところを再認識すると同時に、他人のことを褒めるのも落ち込んだときの対処法として最適なんです。なぜなら、人間の脳には主語を認識せずに処理するという機能があるため、自分でなく他者を褒めた場合でも、自分を褒めたことと同じ効果があるから。日頃から人のいいところを探す癖を付けておくと落ち込むことも少なくなりそう。
5.甘いものやフルーツを食べる
いつもは100円のアイスだけど、落ち込んだときはハーゲンダッツとか、ちょっと高めのアイスを買う人も。やっぱり甘いものを食べると元気になれるし、贅沢感がいいですよね! 比較せず自分なりの幸せを見つけて。
6.外の空気を取り入れる
単純ではありますが換気をして外の空気を取り入れることも、おすすめしたいリフレッシュ方法のひとつ。状況が変わるだけで気分が晴れるし、SNSのことで悩んでいることが小さく感じるかも。
7.好きな何かの写真を眺める
「ネットで【犬 かわいい】とか【犬 笑顔】で検索して画像を見続けると、自然に笑顔になれます」「好きなアイドルの写真を見る。そうして次のライブまで頑張ろうとか、この人はもっと休みなしに頑張って大変なこともたくさんあるのに、こんなにかわいくって笑顔なんだよな、と思うと、落ち込んでいられないな、と思います」なんて意見も。好きなもののパワーは偉大!
【まとめ】
皆さんも「わかる」と思える内容が結構あったのではないでしょうか。SNSが当たり前の世の中だからこそ、こうした疲れが出てきてしまうようです。SNSは便利ですが、知らない間にストレスになっていることが結構あるのかも。「もう嫌だ!」と思う前に適度な距離を取ったり程よく付き合っていくのも大切なことなのかもしれませんね!