外は汗がダラダラになるくらい暑いのに、オフィスに入るとひんやりと寒い……オフィスあるある、ですよね。営業回りから帰ってきた男性は「暑い！エアコンの温度下げたい！」と言い、ずっとオフィスにいる事務の女性は震えながらひざかけやカーディガンを身にまとう……なんて光景も、よく見かけます。
★あ、暑い…熱帯夜、エアコンが切れて目が覚める人は70％。どうすればいい？
そんなオフィス内では、静かながら熾烈な「温度上げ下げバトル」が勃発していたことが、三菱電機ビルテクノサービス株式会社が行った、オフィスで働く20代〜60代以上のビジネスパーソン（男女）1,000名への夏のオフィスのエアコンに関するアンケート調査から判明。今回はそのアンケート調査から、気になる結果をご紹介します。
オフィスの冷房設定は、どのように感じることが最も多いですか？と聞いたところ、「寒いと感じる」女性は計60％。男性も「寒いと感じる」人は計36.2％で、「暑いと感じる」人の計34.8％を上回りますが、比較すると男性より女性の方が寒い！と感じていることがわかります。
空調の温度設定を変更できる人を対象に、夏場に黙ってこっそり設定温度を変更したことはありますか？と聞いたところ、「変更したことがある」と答えた方は全体では62.1％。なんと女性では70.3％という結果に！ 女性は61.8％が温度を上げ、男性は54.7％が温度を下げるとのこと。
温度を変更したからこれで安心、と思っても、そうは問屋が卸しません。「黙ってこっそり設定温度を変更したあと、誰かに元に戻された経験がある」と答えた人は全体の73.7％。かなりの確率で戻されてるー!!
でも皆さんもなかなかめげません。元に戻された温度をさらに自分の希望温度に再設定したことがある人は……実に全体の78.0％！ 絶対に自分が過ごしやすい温度にするんだという気概が伝わってきます。
変更→戻される→また変更で、すでに3度の変更。オフィス内では「寒い」vs「寒くない」派で静かにエアコンバトルが勃発していたのでした……！ 身に覚えがある方、結構いらっしゃるのでは？
省エネの観点からも、温度上げ下げの繰り返しは電力を消費してしまうため控えたいところ。皆が心地よい温度にできればいいのですが、なかなか難しいようで……。バトルするのもいいですが、うっかり風邪を引かないよう、ミニ扇風機やカーディガンの常備を！（イラスト・文／たきたて玄米）
情報提供元：三菱電機ビルテクノサービス株式会社
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