悪い人じゃないけど…本命にならない男性の特徴は?
自分から好きになることも、相手から好かれて恋愛に発展することもあります。お付き合いのスタートって、さまざまありますよね。しかしデートを重ねても、異性として好きにはなれないなと感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「本命にならない男性の特徴」をまとめました!
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優しいし、いい人だけど男としては見られない理由
まずは、「優しいし、いい人なのに、どうしても恋愛対象には見られない男性」の特徴について、10~40代の女性175名に調査してみました。
1.決断力がなかったり、頼りにならない
- 「優しくても決断力がない。その場合は対象外」(42歳・会社員)
- 「いざというときの行動力不足」(28歳・会社員)
- 「優しいだけで、頼りがいがあるわけではない」(18歳・学生)
- 「優しいけど、頼りにならなかったり、自分の主張がはっきりしていない」(20歳・会社員)
- 「引っ張ってくれない」(26歳・専業主婦)
優しいのはいいけれど、やっぱり肝心なところで頼りにならなかったり、引っ張ってくれなかったら、恋愛対象にならないと考える女性が多いようです。優しいだけじゃダメだって、たぶんこういうことなのでしょう。
2.自己主張がなさすぎる
- 「不器用すぎるところ。そんなになんでもかんでも譲る必要ないのにと思うほど、腰の低いところ。もっと自己主張をしてもいいのにと心配になる」(25歳・会社員)
- 「積極性が足りない。相手を思いやりすぎて遠慮がち」(24歳・会社員)
- 「全部相手にゆだねる人。強引に来てほしい」(24歳・契約社員)
- 「気を遣われすぎて逆に疲れる」(30歳・会社員)
- 「優しすぎて何を考えているのかわからない」(22歳・学生)
優しくて、人のことを考えられる人は素敵。でも、あまりにも自己主張がないと、何考えてるのかわからない人だという印象が強くなってしまいます。でも、好きな人相手だと「嫌われたくない」と、つい相手に合わせてしまう経験があるという方も多いのではないでしょうか。もしかしたらあなたも同様に「いい子なんだけど、なんか違うなぁ」なんて、思われているかも。
3.誰にでも同じように優しい
- 「みんなに優しい人」(37歳・会社員)
- 「自分以外への優しさと、自分への優しさがまったく同じとき」(39歳・会社員)
- 「優しすぎて考えられない」(24歳・会社員)
- 「誰にでも優しくて、自分の意見を言わない」(29歳・契約社員)
正直、みんなに優しい人はいい人だとは思うけど、やっぱり特別な優しさをくれる人にときめいてしまう。「どうせみんなにやってるんでしょ」だと、恋にはならないようです。
4.相談相手になってしまう
- 「相談ごととかをしやすいので、友達のままでいたい」(24歳・専業主婦)
- 「優しすぎるため、相談相手になってしまう」(28歳・アルバイト)
多分、優しすぎて「ただのいい人」になってしまうパターン。もちろん友達だって素敵な関係だけど、このパターンにいつもなってしまう人っていますよね。
5.話がつまらない
- 「話が盛り上がらない」(25歳・専門職)
- 「会話が無難すぎる」(20歳・学生)
- 「優しいけど、一緒にいて面白くなくて、退屈になる」(46歳・専業主婦)
- 「ドキドキしない。話が続かない」(30歳・会社員)
- 「面白味がない」(23歳・会社員)
自己主張がないあたりと連動しています。特に自分の意志がないから他人に合わせるタイプの優しさは、いつかは飽きられてしまうようです。
6.裏が見える優しさ
- 「たとえば、こっちに好かれたい一心で優しくしてるな、とわかる人」(22歳・専業主婦)
- 「下心が見える優しさ」(27歳・会社員)
- 「優しさが表面的」(28歳・会社員)
結局下心は透けて見える! 別にそれもそれで好かれようとしてる努力はかわいらしいけれど、でも「釣った魚にはエサをやらないタイプなんだろうな」と思ってしまうよう。
7.エッチできるか
- 「脳内でエッチできるかできないかで判断」(31歳・アルバイト)
- 「性的な行為はできないなと思ったとき」(24歳・会社員)
- 「基本直感。顔や体の好み、性格、声、匂いとか総合的に考えた後、この人とキスやセックスすることを想像してみて、受け入れられるかそうでないかでジャッジする」(26歳・専業主婦)
付き合ったらそういうこともするわけで、それが考えられなかったら、他の何が良くたって付き合うのは無理!と思う人も多いです。
いい人だけど恋人として見れない…特徴は?
続いて、「好きだけど、付き合いたくはない」と思われてしまう人の特徴をご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.あれこれ尽くしすぎ
心理学では、好意の返報性という概念があります。これは相手に何かをしてもらったり好かれたりしたら、それを返したくなるという心理のことを指します。この理論からすると、尽くしすぎるとプレッシャーになるだけでなく、相手の厚意に価値を感じなくなってしまうため、わざわざ付きあってでも手に入れたいと思えなくなるという悲しい結果になるのです。ただのいい人で終わらない程度に、やりすぎないよう心がけましょう。
2.努力家・優秀すぎる
人間誰にでも自尊心があります。そして、自尊心がある程度なければ、自信がなくなり恋をしたいという気持ちになれないとされています。例えば、あなたが非常に熱心に何かに打ち込んでいたり、成果を上げたりしている人物だったとしたら、一緒にいる相手があなたと自分を比べて卑屈になってしまい、自尊心が低下してしまうことが。そのため、尊敬はするけど恋愛対象からは外れてしまうことに。自分と同等か少し駄目な相手を好きになる人は多いのです。
3.親しみやすすぎ
恋愛初期においては、相手が何を考えているのか、自分をどう思っているのかがわからないことによるドキドキ感が重要になってきます。相手のことがわからないからこそ、悩み、考え、そして行動へかき立てるのです。しかし、あまりに親しみやすすぎてなんでも話せる関係だと、友達としては理想的ですが、恋人として見ることができなくなってしまいます。最初のうちはあまりあけっぴろげになりすぎず、含みを持たせるようにすると後から効いてくるかも。
4.仕事や趣味に没頭している人は魅力的に見える
仕事や趣味に没頭している人って魅力的ですよね。そんな人を好きになりやすいのは、やはり一生懸命な姿が見えるから。でも、実際にそういった人を好きになると、恋愛成就の可能性は低くなるとされています。これを恋愛心理学においては、相手の行動特徴といいます。他のものにエネルギーを向ける傾向のある人は、恋愛にまで向ける余剰のエネルギーが少ない傾向にあります。そのため、あなたが趣味や仕事に打ち込む人ばかりを好きになりやすいというのなら、相手からすると好きだけど付き合えないという結果になってしまうのです。
タイプじゃない人を好きになった経験は?
いい人でも恋人としては見られない人の特徴を見てきましたが、そんな相手を好きになることもあるのでしょうか? 調査してみました。
Q.そこまで好みのタイプではない男性を好きになったことがありますか?
何回もある 9%
1~2回ある 44%
ない 47%
タイプではなくても好きになった方の方が若干多い結果に。意外と多いんですね! では、どうして好きになったのか理由を聞いてみました♡
1.性格が良かった
- 「優しかった」「気遣いができる人だったから」(回答多数)
- 「一緒にいるうちに内面の良さに気づいた」(24歳・パート)
- 「中身を好きになれるか試してみた」(23歳・専業主婦)
- 「性格が好きだった」(26歳・会社員)
- 「優しくされるとどきっとして」(23歳・大学生)
- 「いつもだれに対しても優しくて、一生懸命な態度」(35歳・会社員)
外見よりも内面の魅力に惹かれたという意見が多かったです。どれだけカッコよくても、内面ブスだと一緒に居るのすら辛くなってしまうもの。優しくしてくれたり、ちょっとした気遣いができたり。そんな態度に「素敵だな」と感じ、未来をも想像してしまいますよね!
2.好きになってくれたから
- 「好きと言ってくれたから」「告白されたから付き合い、相手を知っていくうちに好きになった」「一生懸命アプローチされたから」(回答多数)
- 「顔はタイプじゃなかったけど、好きになってくれたから」(43歳・無職)
- 「好きと言われると、好きになってしまう、惹かれていく自分がいる」(29歳・パート)
- 「愛されたから」(47歳・会社員)
自分に好意がある、と言われたら少なくとも気になってしまいます。意識をするうちに今まで気づかなかった性格の良さや居心地の良さが分かり、好きになってしまうんだとか。他に気になっている人がいなく、少しでも良いなと感じるのなら、付き合ってみるのもアリ♡
3.気づいたら
- 「いつのまにか惹かれてた」(20歳・大学生)
- 「中学生の時、席が隣で喋る内に気になってた」(21歳・会社員)
- 「自分でもわからないのに好きになった」(29歳・パート)
- 「気づいたら落ちてた」(27歳・会社員)
- 「一緒にいるうちに惹かれていった」(28歳・会社員)
- 「一緒に仕事をしているうちに惹かれた、ずっと追われるので」(28歳・会社員)
明確な決定打がなくても、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど惹かれてしまうもの。無性に会いたくなったとか、相手のことを無意識に考えていたとか。今まで意識していなくても、気づいたら「好きかも」と恋をしていることってありますよね♡
4.自分にはないものを持っていた
- 「自分と違う面を持っていたから」(23歳・会社員)
- 「自分が憧れる分野で才能が異常なレベルで秀でていた男性」(35歳・会社員)
- 「私にはない趣味を持っていた」(29歳・専門職)
- 「大人っぽくて自分にはない余裕や尊敬できる部分があった。好みのタイプにはない魅力を初めて知ったときに新鮮に思えた」(25歳・専業主婦)
尊敬できる人って中々出会えません。そんな他の人とは違う魅力に触れていくうちに、追いかけたい対象になっていることも。一緒にいることで自分の刺激になったり、お互い成長し合える、そんな素敵な関係を築くこともできます。
5.一緒にいて楽しい
- 「一緒にいるのが楽しい」(回答多数)
- 「話が合って一緒にいて楽しかった」(27歳・パート)
- 「顔はあまり好きじゃなかったけど一緒に話してたら楽しくなった」(19歳・大学生)
- 「性格があった」(27歳・会社員)
- 「ご飯食べにいく仲だったのが、いつのまにか居心地がよくなった」(38歳・会社員)
これってものすごく大切なことですよね。どれだけ長く一緒にいても、ずっと楽しくいられるのって案外難しいんです。価値観が多く、また一緒にいて無理せず自然体でいられる相手は、きっと相性が良いはずですよ!
6.心に寄り添ってくれた
- 「大好きな彼氏と別れた直後に優しくされた」(30歳・専業主婦)
- 「一緒にいると影でサポートしてくれてたから」(27歳・会社員)
寂しいときや、悲しいことがあったとき。そんな時に支えてくれる男性には、つい心を許してしまいますよね。話しやすくて、自分の話を聞いてくれて。甘えだすと、彼の存在が次第に大きくなり、気づいたら大切な人に変わっています。
友達止まりを卒業!異性として意識した瞬間
最後に、10〜30代の女性121人に聞いた「友達など、なんとも思っていなかった男性」を好きになった瞬間をご紹介します♡
1.何度も会って色々知るうちに
- 「いろいろ知っていくうちに」(20歳)
- 「はじめて飲んだとき意気投合し、何度か会ううちに好きになっていた」(30歳)
- 「何度も会っているうちに、その人の魅力に惹かれた時」(26歳)
優しさや楽しさ、男らしさ…など、何度も会ううちに、初対面では気が付かなかった魅力に気づくそう♡ 普段接する中で垣間見える優しさも、普段とは違うギャップにも、キュンとしますよね。
・優しさ
- 「優しくされたとき」(回答多数)
- 「何度も会っていて優しさにふれたとき」(33歳)
- 「その人のふとした優しさや人間性などが見えたとき」(38歳)
・楽しさ
- 「一緒にいて楽しかったとき」(28歳)
- 「一緒に遊んでいるうちに楽しかったり優しかったりいろんな一面に気付けた」(26歳)
・男らしさ
- 「男らしさを感じたときに」(回答多数)
- 「男らしさが垣間見えるとき」(19歳)
・普段とは違う一面
- 「普段とは違う新たな一面を見たとき」(38歳)
- 「仕事にも遊びにも全力投球な様子を見たとき」(28歳)
2.話してみたら
- 「気が合ったり、話しやすい」(18歳)
- 「共通の趣味で盛り上がったとき」(22歳)
- 「ウマが合い、ちゃんとした話ができたとき」(22歳)
- 「久しぶりに会ったときに、話がめちゃめちゃ弾んだとき」(21歳)
- 「1年以上一緒に仕事していた相手のことを、1年以上一緒なのに何も知らないなとふと興味を持ち、話してみたら話しやすくて惹かれた」(26歳)
久しぶりの再会でも、ずっと一緒にいる間柄でも。趣味や好きなもの、考え方など話が弾んだときには「あれ、こんなに気が合うんだ」と気が付きますよね。相手と腹を割って話してみることも、話しやすさに気が付くために大事かも◎
3.お互いに大事な存在になったとき
- 「相性」(19歳)
- 「居心地のいい存在になった」(25歳)
- 「元々友達として尊敬していたが、お互いに頼れたり成長しあえると感じたとき」(19歳)
- 「相談相手など、頼りにされたとき」(38歳)
- 「自分の味方で理解者であるということがわかったとき」(24歳)
「彼に共有したい」「相談したい」など、何かあった時に思いつく相手が彼だった。そんな自分の一番の味方や理解者である相手は、お互いに大事な存在。居心地が良くて好意に気が付いていないだけかもしれませんね。
4.相手の好意に気づきたとき
- 「向こうの好意に気づいたとに」(回答多数)
- 「好きって言われた」(回答多数)
- 「告白されて意識して良い所が見れたとき」(25歳)
- 「相手からの好意を感じ、意識するようになってしまった」(28歳)
もしも相手が自分に好意を寄せていたら、気にしないつもりでも、相手を意識してしまいますよね。意識することで今まで見えなかった相手の良さに気が付き、気づいたら自分も恋に落ちていることも♡
5.相手を異性として意識したとき
- 「頭ポンポンされた時に意識し始めた!」(22歳)
- 「他の異性と交流したときに自然と比較して気づいた」(21歳)
- 「彼女ができそうになったときにすごく嫌だと気がついた」(32歳)
- 「相手が失恋して話を聞いている内に男友達から恋人に昇格したいな…と思った」(26歳)
好意を寄せられるときもそうですが、他の異性と比較したり、相手の恋愛事情を知ったり。「友達」でなく「異性」として見たときに、「誰にも取られたくない」と自分の恋愛感情に気が付くこともあるようですね!
6.ふと自分の気持ちを考えたら
- 「振り返ったらいつもお互いの状況を知ってたとき」(23歳)
- 「ふと、なんで仲良いんだろうとか考えた時に、もしかして好きかもと思った」(23歳)
「なぜ仲良いのか」「居心地が良いのか」を考えてみると、お互いのことを優先していたり、なんでも言い合えたりと、「好きだから」ということも関係しそう。自分の気持ちに正直になってみることも大切ですよ◎
7.助けてもらったとき
- 「助けてもらったとき」(17歳)
- 「自分が倒れたときダッシュで車椅子を取りに行ってくれたのを後から聞いたとき」(17歳)
こんな恋愛漫画のようなシチュエーションは実在しているんですね! 自分のことを助けてくれたら、誰だって意識してしまいそうです。
【まとめ】
優しすぎたり、相手を知りすぎてしまうと異性として見ることができないことがあるようです。仲が良いが故の弊害ともいえるかもしれませんね。ただ、その中で恋愛感情が生まれることもあるよう。相手との関係を見つめなおしてみるのもおすすめです。