確実に両思いなのに告白しない人の心理は?
明らかに両思いなのに全然告白をしてくれないと、じれったく感じてしまいますよね。次第に両思いかどうかの自信がなくなって、不安になる人もいるかもしれません。そこで今回は、両思いなのに告白してくれない男性心理や、告白を引き出す方法をご紹介します。
両思いなのに告白してくれない男性心理
まずは、両思いのはずなのに告白してくれない男性心理について、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.好意が確信できず振られるのが怖い
どんなに自分の中で好意を伝えているつもりでも、それはあくまで主観的なものであり、相手に届いているかはわかりません。もしかするとあなたの伝え方が浅い可能性もありますし、相手が自分に自信がなく確信を得られないでいるのかもしれません。そんな状態だと、相手は振られるのが怖いと感じて、行動を起こせなくなってしまいます。彼が好意的なアクションをとったときに、あなたはそのお返しをしているでしょうか。
心理学には好意の返報性という現象があり、自分のしたことは相手からも同様に返ってくるという期待を持っています。彼からのアクションに対して好意を返してあげれば、徐々に確信を得て、告白に踏み切ってくれるかもしれません。
2.付き合うことで関係が変わるのを恐れている
付き合う前と付き合った後、いずれにしても必ずふたりの関係には何かしらの変化が訪れますよね。それまで仲のいい友達だった男女が恋人になることで、今までの関係が壊れて新たな関係が形成されます。そのことに対して、期待と同時に不安の感情を持つ人も少なくありません。人には一度決定した事を変えたがらず、継続しようとする心理傾向があります。これを一貫性と言います。もしもあなたと彼が友達関係にある場合は、付き合うことで関係が変化する、つまり一貫性が壊れることを恐れているのかもしれません。
3.付き合うのがめんどくさい
付き合うというのは、相手に対して少なからず責任を負う行為です。相手を大切に思う、浮気をしない、もしくはふたりの取り決めを守る…それらは考えようによっては、精神的な負担になるともいえます。これはアカウンタビリティ(責任の概念)と言い、自分の行動の結果は自分が選択したことで起きたものであって、他の誰かの責任ではない、という考え方です。この概念が強いと、恋への期待感よりも自由が束縛されることへの恐れのほうが強くなり、付き合うことがめんどくさくなってしまうのです。その結果、あなたの好意を感じていたとしても、交際に対する決定打を保留するという形になっているとも考えられます。
4.他に好きな人・気になる異性と比べている
人にはいい意味でも悪い意味でも、比較をしたがる心理があります。それは自分と他人だけでなく、他人と他人を比べる場合も少なくありません。なぜなら、自分にとって価値のある恋人や、付き合っている彼女を自慢したいと思うときも、他人と比べて優越感に浸ったり、周囲の人から羨ましがられることに快感を覚えるためです。そのため、あなたの好意を確実に感じ取っていたとしても、他に好きな人や気になる異性がいれば、あなたとその相手とをはかりにかけ比べる可能性があります。彼の中であなたのほうが魅力的だという結論が出るまで、告白することはないでしょう。あなたの魅力をアピールすることが大切です。
両思いなのに告白してくれない彼から告白を引き出す方法
1.デートの予定を作る
基本中の基本ですが、まずはデートの予定を作ること。ポイントは“こちらから”お誘いすることです。あなたに会いたいですという気持ちを伝え、脈ありサインを出すことが告白を後押ししてくれるでしょう♡
2.告白の雰囲気を作る
デート中、男性が告白しやすいような雰囲気のいい場所に行くことも効果的。男性からは提案しにくいかもしれないので、女性から誘ってあげると男性も嬉しいはず♡ できるだけふたりきりになれて静かな場所を選んでみて!
3.こんなセリフも効果的♡
- 「これって、なんだか付き合ってるみたいだね♡」
- 「○○くんみたいな彼氏がほしいな」
- 「私が彼女だったらいいのにな」
- 「私の気持ち、もう気づいているくせに」
- 「私たちって、どういう関係?」
どれも自分から「好き」などとは言っていませんが、告白したら確実にOKをもらえると確信できそうな、告白をアシストするセリフばかりですね。こんな言葉を言われたら、男性側も安心して告白に踏み切れるはず♡ なかなか告白してくれない男性に言ってみて!
告白されるためには?経験者が男性に告白させたテクニック
続いて、男性に告白させるために実際に女性たちが行なったテクニックをご紹介します。
1.好き好きアピール♡
- 「好きだと気付かせる言動をする」(回答多数)
- 「周りの友達にあいつがお前のこと好きらしいよと伝えてもらった(笑)」(25歳)
- 「本命であることをバレンタインチョコなどでアピール」(38歳)
わかりやすすぎるくらい「好き」の気持ちをアピールしてみましょう。相手が鈍感で気づいていなかったり、あなたの気持ちに確信が持てず迷っているなら、これだけでOKです。
2.直々に伝える
- 「“はっきり思ってること言ってほしい”と伝える」(回答多数)
- 「“言って!”と言った」(21歳)
- 「こんなシチュエーションで告白されたら嬉しいと伝えた」(25歳)
自分から告白する一歩手前の直接的に伝える方法もありです。「気持ちをハッキリ言ってほしい」などと遠回しに告白を引き出しましょう。
3.すっとぼける
- 「“好きな人誰?”と聞いた」(回答多数)
- 「何を言いたいのか分からないふりをして、教えてくれるまで問い続けた」(24歳)
ちょっとボケたような質問をすることで相手の本心を聞き出すこともできます。
4.かけひきをする
- 「3回に1度だけNOと言って駆け引きした。彼氏作る気ないと言い続けた」(26歳)
- 「何気ない連絡は自分からするけど、誘う連絡は自分からはほとんどしない」(37歳)
- 「他にも付き合いたいって言われたんだけどどうしようかな?と相談を持ちかけて」(46歳)
少しだけLINEの頻度を落としてみたり、他の男性の影をちらつかせて嫉妬心をあおってみるんですね。
5.デート中の言動でアピール
- 「ボディタッチ」(21歳)
- 「聞き役に徹した」(25歳)
- 「わかりやすくうれしそうに話しかけたり、他の男性と差を付けた接し方をする」(36歳)
相手にとって心地よい存在になろうとしたり、一緒にいて楽しいことを態度で示したりするのも有効そうです。
6.ポジティブな感情を伝える
- 「“カッコいい”とか“優しいですね”とか」(31歳)
- 「“付き合ったらたのしそうだな”“○○としたいな”とか好きを間接的に伝える」(25歳)
褒めることは恋愛の第一歩。自分に自信がない男性でも、自分をずっと褒めてくれる相手には勇気を出してくれるかも。
7.一線は超えない!
- 「ホテルを匂わせ、肩透かしさせる」(34歳)
- 「楽しく過ごすが、一線をおき続ける」(48歳)
一線を越えてしまうと、その後の関係があまり良くないものになることも。焦らすことで相手からの告白を引き出すという作戦ですね。
付き合おうと言わせたい日の朝に送るべきアシストLINE
両思いの相手とのデート当日、「今日こそ告白が欲しい!」と思った日に送ると良いLINEを、実際に成功した女性(慶子さん・28歳)に教えてもらいました。
そろそろ告白されたい日の「デートの朝」に送るべきLINEテク
1.〇〇くんの夢を見た♡
「何回かデートに行っているのに、進展がないな〜と思った時は、相手に好意がわかるようなLINEを入れちゃいますね。最近は、“●●くんの夢を見た!”とデートの当日の朝に送っちゃってます♪」(慶子さん)
2.ポイントは「ヒミツ♡」内容は教えない
「でも、内容は教えないで、ちょっとあやふやにして相手の妄想にお任せします(笑)これで意識しない男性はほとんどいないはず!」(慶子さん)
こんなこと言われたら、「俺のことそんなに想ってくれてるの⁉︎」「夢でどんなことしたの!?」と妄想も膨らんじゃいますよね! あざといLINEテクで相手をドキドキさせてみて。
両思いなのに告白してくれない…男性が告白したくなる瞬間
では、男性はどんなときには告白しようと思うのでしょうか。続いて、「どんなときに告白をしようと決意するか」を20〜30代の男性200名に徹底調査してみました。
1.好きが溢れて
- 「好きになったから」「ずっと一緒にいたいと思ったから」「思いを伝えたくて」「好きだと気付いたから」(回答多数)
- 「どうしても想いを伝えたかったとき」(20代)
- 「思いが強い」(20代)
- 「気持ちを抑えるのがつらくなったとき」(30代)
2.相手の気持ちを確信して
- 「絶対に両想いだって確信したとき」「明らかに自分に好意があると思ったとき」(回答多数)
- 「お互いが好きだと分かって」(20代)
- 「気持ちがあるなと感じたとき」(20代)
- 「好かれていることがわかっていて、自分も相手が好きだと思ったとき」(30代)
3.成功しそうだと感じて
- 「いけそうだと思ったとき」「成功しそうだと確信したとき」(回答多数)
- 「9割以上いけそうだと思ったとき」(30代)
- 「好きな気持ちが高まり、かつ告白の成功を確信したとき」(30代)
- 「成功率半分くらいのとき」(20代)
4.恋人になりたいと感じて
- 「付き合いたいと思ったとき」(回答多数)
- 「友達以上の関係だなと思ったとき」(20代)
- 「その先に進みたと思ったから」(30代)
- 「好きな人が他の人に取られる前に」(20代)
5.勢いで
- 「その場の勢い」「場の流れで」(回答多数)
- 「勢い余って」(20代)
- 「周囲から茶化され勢いがあったとき」(20代)
- 「お酒の力を借りて」(30代)
相手を好きだという気持ちが強くなったときはもちろん、成功しそうだと思ったときという意見も多かったです。やはりこちらの好意を匂わせるのは有効そうですね!
相手に効く「告白待ちアピール」を診断!
最後に、相手に効果的な告白待ちアピールの方法がわかる診断テストをご紹介。どんな方法で待つのが良いのかぜひチェックしてみてくださいね!
【まとめ】
両思いなのに告白してくれない男性心理や告白を引き出す方法をご紹介しました。告白をしてくれないのは、あなたの気持ちに確信が持てなかったり、今の関係を壊したくないからかも。付き合うと今よりも楽しい毎日が待っていると期待させることで告白を引き出せるかもしれませんよ!