色っぽさを匂わすための心理テクニック
好きな相手に異性として意識してもらいたい! と感じるのが、恋する男女のホンネというものですよね。でも、なかなか“色気”を出すのって難しいもの。色っぽさも行き過ぎると、ちょっと下品なイメージだと思われてしまうことも……。心をくすぐる煽情的なポイントはどこにあるのでしょう!? そこで今回は「色っぽさを匂わすための心理テクニック」についてご紹介いたします。
■手や足を交差させることを意識する
心理学的にあなたの魅力を3割増しにしてくれる“クロスクロスの法則”を、あなたはご存知ですか? これは、手足や身体を交差させたりひねったりするしぐさをすることで、美しい姿勢をアピールできるというテクニックです。例えば、左側にあるグラスを右手で持ったり、右の髪をかき上げる時に左手を使ったりと、手と身体がクロスする状態を作り出すのです。そうすることであなたの身体のラインが強調され、魅力がさらに増し色気を出せるのです。
■品のある仕草にちょっぴりセクシーさを
「色っぽさ」の定義は意外と難しく、一般的には「異性を惹きつける性的な魅力」とされていますが、あまりにも性的=エロさを前に出し過ぎると、ただの下品な印象になってしまいがち。そこで、品のある仕草を意識しつつ、「ちょいセクシー」を目指してみてはいかがでしょう。例えば、きちんとした姿勢や物腰に、少しだけラフな格好を取り入れてみてはいかがでしょう。品のあるセクシーさこそ、色っぽさを相手に感じさせ心をくすぐる方法なのです。
■伏し目&ほおづえの練習を
異性がドキッとするしぐさのひとつとして、「伏し目がち」に話すことが挙げられます。これはまつ毛を強調する上にアンニュイなイメージを相手に与えることから、あなたの内奥を思わせるしぐさのひとつなのです。また、ほおづえはエチケットとしてみると、あまりいいイメージではありませんが、顎に手を添える形にすると何かを深く考えているような印象を異性に与えられるとされます。これら二つのしぐさを、要所要所で取り入れていけば、相手は思わずドキッとするはず。ただし、鏡の前である程度練習しておかないと、不自然になってしまうこともあるのでご注意を。
■知性や品性を保つ「ちょいエロ」の加減を
実は、エロい人というのはムッツリよりも印象がよいとされます。これは、包み隠さず気持ち悪さがないため好印象になるという結果が出ています。でもキャラクターにもよるため、なかなか口に出すのははばかられますよね。では、知性や品性を保つ“ちょいエロ”とは、一体どのようなものなのでしょう。その極意は、「チラリズム」だと言えます。人は手に入りそうで手に入らない、見えそうで見えないものにとても性的興奮を覚えるとされます。そのため、「皆まで言わない」エロトークができると、色っぽさを演出することができるのです。
おわりに
「色気」には、これ! といった確定した要素がなく、人それぞれの受け取り方にもよる印象差が激しいものです。もちろん、上記テクニックを用いることで、あなたの魅力を高めることはできるかもしれませんが、それだけでなく、相手がどんなタイプで、どういった異性に魅力を感じるのかもきちんと把握しておく必要があると言えます。まずは「相手を知る」こと、そして「自分を出す」こと。これが鉄則というわけですね。
(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。