友達として好きという男性心理。異性として好きな人との態度の違いは?

友達として好きってどういうこと?異性として好きな人との態度の違いを解説

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友達として好きな人と異性として好きな人で、男性の態度はどう違うのでしょうか? 今回はそれぞれの態度や、自分自身の気持ちがわからなくなったとき、確かめるポイントをまとめました!

友達として好きという男性心理

1.自分では不釣り合いだと思っている

気持ちはあっても、恋人になると責任が伴うためにためらってしまう男性も。高嶺の花的な女子から好かれた場合には「自分では彼女の恋人になるには不釣り合いだ」などと勝手に思い込んでしまい、両思いなのに恋人関係は避けたがるパターンもあります。

2.付き合うほど「好き」なのか自信がない

「好き」とひとくちに言っても、その気持ちには大小があるもの。「好きだけど付き合えない」と言う男子のなかには「“好き”ではあるけれど、付き合いたいほどのレベルには達していない」と考えている人もいます。この場合は、その気持ちが「付き合いたい」と思えるレベルに達すれば「好きだけど付き合えない」とは言わなくなるでしょう。

3.恋愛をしたい気分ではない

「好き」ではあるけれど、その子と恋愛をしたいかと聞かれれば、微妙な心理のときにも「好きだけど付き合えない」と口にする男子が珍しくありません。恋愛には時間もお金も手間もかかりますよね。なので「好き」だとは思っていても、実際に交際するとなると、なかなか行動に移せない男子もいるのです。

4.恋愛より大事なことがある

目標に向かって努力をしている男子の場合「恋愛よりも、今は別のことが大事」と考えているために、交際には至らないのかもしれません。この場合は、気持ちは「好き」ではあってもお付き合いをしたことによって、自分の目標のために使うべき時間が割かれるのが嫌なのです。

5.このまま少しキープしておきたい

「好き」ではあるけれど、そこまで気持ちが熟していない場合には「様子見したい」の心理からキープに走る男子もいます。そんなタイミングで女子から気持ちを尋ねられると「好きだけど、今は付き合えない」となりがちです。ずるい!

6.恋愛をするのが怖い

これまで誰とも付き合った経験のない男子などは、好きな人ができても「付き合う」となると、ためらってしまう人も。付き合ってみたい気持ちはあっても、実際にどんな風に付き合えばいいのかわからずに「好きだけど、付き合えないな……」となりやすいです。

友達として好きな人に取る態度

1.恋愛相談

ひとつ目は恋愛相談。恋の悩みを話しているうちに好きになる…なんてパターンもありますが、日ごろから異性の話をするタイプならあなたのことを「友達として信用」していると思っていいでしょう。

2.同性の友達と変わらない言動

同性の友達と変わらない言動をされる場合も、友達として好きなパターンでしょう。言葉遣いや態度、ある意味気を遣わない貴重な存在と言えますね。仲が良すぎて一緒の部屋に泊まっても何もない…そんな恋愛対象と思えないケースも。

3.お会計は割り勘

あとは、食事にいった際のお会計がきっちり割り勘なこと。先ほどの説明通り、アピールしたい異性ではなく一人の友達として見ているので、特別扱いはされません。

異性として好きな人に取る態度

1.どんなに忙しくても会う時間を確保

気になる女性のためならどんなに忙しくても会う時間を作るのが男性。忙しそうなのに、仕事の合間を縫って食事に誘ってくれるなら、それはあなたに気があるからでしょう!

2.スキンシップは少なめでおとなしくなる

たくさん話したいし盛り上げたい気持ちはある。なのに、本心とは反対におとなしくなってしまう男性も。あれこれ考えすぎて、何を話せば良いかわからなくなる…その心理もわかるかも!

3.細かいことを覚えていてくれる

相手の言った細かいことまで覚えているのは、その人に好意を抱いている証拠でもあります。「○○が好きなんです」「今度○○に行くんです」など、サラッと言った言葉について後から言及してくれたなら、脈ありとみていいでしょう。

4.じっと視線を向け目が合うと笑顔

これはかなりわかりやすい好意のサインなのではないでしょうか? やはり気になる人のことを目で追ってしまうもの。目が合うと笑顔になったら、かなり脈アリと言えそう。逆に恥ずかしくて目を逸らしてしまうこともあるので、笑顔にならなかったから絶対に脈ナシとも言えません。目が合ったあとの対応は相手の性格次第…ですね。

5.小さいプレゼントをくれる

まずは、小さいプレゼントをくれること。高価なものではなく、お菓子や消耗品などちょっとしたものというのがポイントです。以前話の中で出てきたものや、自分のおすすめの調味料などはセンスが良いですよね! 「これ好きそうだから」とか「これみたら〇〇ちゃんのこと思い出した」などと言って、さりげない贈り物をしてくれたらもっと嬉しい♡

友達として好きか異性として好きかわからない…気持ちの違いはここで判断!

1.相手に恋人ができたら嫌か

まずは、もし相手に恋人ができたらどう思うか考えてみて。「嫌だな」「恋人になるなら自分がいい」と思うなら、それはもう異性として意識していると言えます。

2.スキンシップを考えられるか

相手とキスやハグ以上の深い関係になれるかどうか。これも、異性として好きかどうかの判断ポイント。また、「恋人ができたら嫌か」にも似てきますが、スキンシップを他の異性としていたら嫌かも考えてみましょう!

3.相手からよく思われたいか意識しているか

あなたはその相手からどう思われているか気にしたり、よく見せようと意識したりしていますか? 出かけるときの場所や服装に困ったり、LINEの返信内容を気にしだしたりしたら、異性として好きのサインです。

4.相手のことを考えている時間の長さ

会っていない間も相手のことを考えていますか? その長さは気持ちの大きさ。相手のことを考える時間が長ければ長いほど、異性として好きと考えられるでしょう。

友達として好きと言われたとき、次に繋がる返し方

1.上手く褒めて次第に誘導する

受け身な相手と付き合っていくには、ほめ上手になるのが第一。そうすることで相手のモチベーションが上がり、前向きな気持ちになるからです。ただし、ほめ方にはポイントがあります。心理学者キャロル・デュエックの実験によると、才能や結果よりも“努力”をほめられた人の方が、より困難な問題に挑戦しようとする傾向がみられました。逆に、結果や才能をほめられると、失敗すると失望されるのではないかと恐怖を感じ、積極性が無くなってしまうのです。そのため、受け身な相手には努力をほめて気持ちよく誘導していきましょう。

2.断れない選択肢を提示して誘いに乗せる

相手の判断をコントロールし、行動を促すための心理テクニックとして、“誤前提提示”というものがあります。人は与えられた選択肢の中だけで物事を選択しがちです。その心の動きを利用して、誤った前提を与えて相手を誘導する手法になります。これを受け身な相手に応用して、相手にAという選択肢をして欲しくない場合、「BかCでどう?」と違った選択肢を提示して、相手にAを選ばせないようにするのです。例えば、「デートに行く?」と誘うのではなく、「映画に行く? それとも遊園地に行く?」と誘うと、相手もアクションを起こしやすくなるのです。

3.“オマケ話法”であなたに興味を持たせる

デパートの実演販売などを見ていると、後半になるにつれて今ならこれもついてくる! とどんどんオマケをつけてきますよね。これは“ザッツ・ノット・オール・テクニック”と呼ばれ、オマケをつけることでお得感を演出する心理手法なのです。これを利用して、初めに軽めの好意を示し、その後で最初のハードルを越える発言をしてみましょう。例えば「○○さんのこと友達として好きだよ。でも、いい人だから優しくされたら意識しちゃいそう!」とオマケのフレーズをつけることで、受け身な相手でもあなたの魅力が増大するはず。

4.交際期間が限定的であることをアピールする

人は他人に行動や自由を制限されると、制限された自由に執着してしまう傾向があります。これを心理学では“心理的リアクタンス”と言います。この心理作用を利用して受け身な相手にアピールするなら、付き合える期間や状況を制限することによって、「付き合うなら今しかない」という焦りを生じさせることが可能に。例えば、「今“は”恋人募集中かな」と限定的に伝えれば、相手はあなたのことが気にかかるようになるでしょう。

5.自分磨きに徹する

今は異性として見れないと言われたら、一旦引いてとにかく自分磨きに徹しましょう。見た目を磨く、教養を身につける、仕事を頑張る…なんでもいいんです。ひとつでいいので努力し続ければ次第に自分に自信がついてきて、人間力が磨かれるでしょう。そのとき、またアタックしてみて。

【まとめ】

友達として好きな人と異性として好きな人への態度は、大きく違うことがわかりました。仲が良すぎて恋愛関係に発展しないケースも多いですよね。そんなときは普段と違う一面を見せたりイメチェンしたり、今までの印象を少し変える行動をしてみると、相手の意識も少し変わりそう!