「甘藷」の5文字の読み方、分かる?みんな大好きなアレですよ♡

よく知っている身近なモノの名前でも、漢字表記になると急に読めなくなってしまうことがあります。たとえば、家でも職場でも使う「芥箱」、朝の身支度で活躍する「」、日常のあちこちで見かける「護謨」……など。どれも音で聞けばよく知っている言葉です。
そんな「知っているのに読めない漢字」クイズから、本日のお題はこちら!

甘藷」。
こちらの熟語は「かんしょ」とも読みますが、もうひとつ意外な読み方を持っています。その読み方も、音で聞けば誰もが知っているおなじみのモノの名前なのですが、いったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント!

読み方を探るために、いくつかヒントを見てみましょう。

・ヒント1 植物の名前
「甘藷」は、とある植物の名前です。

・ヒント2 煮ても焼いても美味
「甘藷」の一部は、煮ても焼いても美味しい食卓の人気者♪ スーパーや八百屋さんでも一年中見かける、おなじみの食材です。

・ヒント3 ○○地方
「甘藷」は熱帯アメリカ原産で、日本には17世紀に伝わりました。薩摩地方でよく栽培され、蘭学者であった青木昆陽が普及に尽力したとされています。

ちなみに、「甘藷」をひらがなで書くと「○○○○○」の5文字です。

ヒントから、なんとなく推理できたでしょうか? では、この辺りで正解を見てみましょう。

■正解は……こちら!

「甘藷」の読み方、正解は「さつまいも」でした。
さつまいもは、ヒルガオ科に属する蔓性の多年草です。地をはう茎の節から根が伸び、地中に大きい塊根をつくります(この塊根こそが、食卓で人気のさつまいもです)。漢字表記では「薩摩芋」が有名ですが、このような書き方もあるのですね。

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(豊島オリカ)

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