日本には、さまざまな当て字があります。たとえば、ある国を表す「氷州」、動物を表す「人鳥」、食べ物を表す「鰐梨」など。意味を知ると「なるほど」と思うような当て字も多いものです。
さて今回の日本語クイズも、そんな「当て字」シリーズから。お題はこちら!
「花椰菜」。
あまり見たことがないこちらの熟語、読み方は「はなやさい」なのですが、ちょっと意外な当て字としても使われています。さて、この日本語は何を指す当て字なのでしょうか?
■ここでヒント!
ここで、いくつかヒントを見てみましょう。
・ヒント1 野菜の名前
「花椰菜」は、とある野菜の名前です。
・ヒント2 どんな野菜?
小学館デジタル大辞泉によると、「花椰菜」とは次のような野菜です。
「ヨーロッパ産のキャベツから改良された野菜。太く短い茎に長楕円形の葉が放射状につき、結球しない。春、花が咲く前に、白いつぼみの球状の集まりを収穫し、食用にする。」(該当する項より一部抜粋)
白いつぼみの球状の集まり、という辺りがとくにヒントになるかも……。
・ヒント3 カタカナで何文字?
この野菜をカタカナで書くと、「○○○○○ー」の6文字です。ちなみに最後の1文字は長音記号(伸ばし棒)です。
そろそろピンと来た方もいるのでは? というわけで、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は……こちら!
正解は「カリフラワー」でした。
「花椰菜(花野菜とも書きます)」という名前のとおり、カリフラワーは花のつぼみが集まってできた野菜です。キャベツから改良されたため、「花キャベツ」とも呼ばれています。
ビタミンCが豊富で疲労回復にも役立つカリフラワーは、11月〜3月が旬の時期です。疲れが溜まりがちな新年度にぴったりの食材ですね♪
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(豊島オリカ)
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