【地味に読めない】「山茶花」なんて読む?冬に見かけるあの花です

小学生でも読めるような簡単な漢字なのに、組み合わせによって全く読めなくなってしまうことがあります。たとえば、「乙張り」「若気る」「肯んずる」など。これらは漢字としては簡単でも、なかなか難読な日本語です。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら!

「山茶花」
こちらの読み方は「やまちゃか」……ではありません。初見ではちょっと読めないような意外な読み方、それも音で聞けばおなじみの日本語なのですが、いったい何と読むのでしょうか?

■ここでヒント♪

読み方を推理するために、ここでいくつかヒントを見てみましょう。

・ヒント1 植物です

「山茶花」は植物の名前です。日本では結構身近で、多くの人が名前や花の形を知っているでしょう。

・ヒント2 冬に咲きます

花といえば春のイメージがあるかもしれませんが、「山茶花」の花は通常、秋〜冬にかけて開花します。

・ヒント3 ある花に似ています

「山茶花」は、花の形が「椿(つばき)」によく似ていることで知られています。植物が好きな人なら、「公園で見かけたあの花は、山茶花と椿、どっちなんだろう?」と調べたことがあるかもしれません。

こんなお花です。

さらに大ヒント! 「山茶花」をひらがなで書くと……「さ○○○」の4文字です。

さて、そんな「山茶花」の読み方は? この辺りで正解を見てみましょう♪

■正解は……こちら!

「山茶花」の読み方、正解は「さざんか」でした!(「さんさか」「さんざか」とも読みます)
♪さざんかさざんかさいたみち……という、童謡「たきび」の歌詞でも知られる山茶花。ちなみに、山茶花と椿は花より葉の形状で見分けるほうが簡単で、「葉の裏側の葉脈に毛が生えていれば山茶花、毛がなければ椿」です。
また開花時期も微妙に異なり、山茶花は10〜12月、椿は12月〜4月に咲くため、「秋〜冬にかけて咲くのが山茶花、冬〜秋にかけて咲くのが椿」と覚えておけば見分けやすくなります♪

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(豊島オリカ)

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