「櫃塗し」読める?美味しいあの食べ物です♡


身の回りにある食べ物や料理名など、案外漢字で表記されていないものって多くありませんか? たとえば「御萩」や「捏ね」などは、ひらがなが馴染み深く、漢字で出されると読みに結びつかないことがありますよね。

そんな「知っているのに読めない日本語」クイズから本日チャレンジしていただくお題はこちら!

 

本日のお題

櫃塗し」。
う~ん…最初の文字、あまり見かけないかも。2文字目は見かけますよね。「塗装」「塗布」では「と」と読み、「塗り絵」「厚塗り」では「ぬ」と読みますが、今回は「○とし」「○ぬし」とは読みません!

 

■ここでヒント

文字数は「○○○○し」。
もっと言うならば、櫃=「○○」塗=「○○」。それぞれ2文字ずつです。

■超ヒント!

名古屋の名物料理です。

■超超ヒント!

「塗し」は「まぶし」と読みます。
ということは、「○○まぶし」ですよね…大サービスヒントとなりましたが、正解が見えましたでしょうか?

正解はこちら

ひつまぶし」でした!
愛知県民のみなさんには簡単すぎましたよね…!
そしてこの料理、みなさん召し上がったことはありますか? 食べ方をご存じでしょうか?

 

小学館デジタル大辞泉で検索すると、次のようにでてきました。

名古屋の名物料理。小型の櫃 (ひつ) に茶碗三杯程度の飯をいれ、刻んだウナギの蒲焼 (かばやき) をのせたもの。一杯目はそのまま、二杯目は刻みネギや海苔 (のり) などの薬味を加えて、三杯目は煎茶 (せんちゃ) やだし汁をかけて食べる。商標名。ひつまむし。

このように、ひとつの料理で3度も味変できるのが櫃塗しの醍醐味ですよね。私もまた現地へ食べに行きたいと思います♡

構成/Mai