ダイエットに励んでいるライター後藤です。前回「いろいろあって2泊5日で弾丸ドバイに行きますのでダイエット日記書きます、でも疲れ果てていたら1週先送りします」…と予告していたのですが、案の定1週先送りになりました。
ドバイについてはあまりにも最高だったので、また追って別の記事でたっぷりご紹介するのですが、ここで一旦「ダイエット中に海外旅行に行くとき、食事管理どうする問題」です。
特に私のような「運動もやるにはやるけど、どちらかというと食事管理に重きを置いている」人は、海外の「…これ、なんだろう…?」という、原材料がわからないタイプの食事に対しどう対応すべきか。
実際、食事は旅行の醍醐味なので、実はそこまで普段ほどガチガチには気にしていない…のですが。一度その調子で毎週のようにライブで遠征して旅先グルメを味わっていたら、普通に3か月で5kg太って、そのまま今の人生最高体重期間に突入したので、若干は気にしたいところ。
というわけで、めちゃくちゃ愛用して全幅の信頼を置いている食事管理アプリ、あすけんの「画像解析」機能に試しに頼ってみることにしました。
こんな感じで、写真を撮ると解析してくれて、それがなんなのか教えてくれる機能です。しかし、日本国内で活用されることを前提にしている気がするので、海外で使用するのはいったいどこまでいけるんでしょうか。
試しにトライしてみました。
【そもそもの大前提】
ちなみに、解析した後で気づいたんですが(最初に確認しろ)、写真解析すると右上に「撮影のコツ」というものが出てきまして…。
おそるおそる見るとこんなことが書かれていました。
「真上から撮影してください」「ランチョンマットは無地のほうが精度が上がります」など、これから出てくる私が解析しまくったあらゆる写真、ほぼほぼこれ守ってないんです。
というわけで、そりゃーあすけんも困惑しますわ、という感じの前提で見てください。みなさんはあすけんの画像解析の限界にチャレンジするときは、ぜひ真上から無地で撮影してください。
そんなこんなであすけんの本領発揮が全然できていない状態で画像解析をするとどうなったのか…結果がこちら!
【レベル1】半分日本食混じりの機内食
エミレーツ航空でドバイに行ったのですが、成田〜ドバイ直通便ということもあり、ちょっと日本食を取り入れた機内食だったので、まずはこちらにトライ。
こんな感じで解析していきます。結果はこちら。
結構合ってる!!
メインは「牛肉の焼きそば」だった気がするのでそこそこ合ってる。けど、いきなりハイネケン(缶ビール)を「缶コーヒー(微糖)」と解析。確かに言わんとすることはわかる。「ダイエット中の人、まさかビール飲まないでしょ?」というあすけんの気配りでしょうか。すいません。ビールです。本当にごめんなさい。
【レベル2】わりとわかりやすそう
次はドバイの有名観光スポットを海の上から眺める、ランチクルージングでいただいたこちら。
なんとなく当たってます! が、串部分は華麗にスルー。この串部分を解析してほしかった感はあります。がんばれあすけん。
ちなみに正解は、ミニハンバーガーと野菜のマリネと、ラムやチキンやもろもろのバーベキュー串です(ざっくり)。
わかっているなら自力で入力しろって感じなんですけど、ほら、こういう地味にたくさん食材を使っている料理って打つの大変なんですよ…
なんせドバイ旅行中、1日18時間くらい動いていて、あすけんに入力する余裕もなかったので…。
【レベル3】単品だけどちょっとわかりづらそう
お次は、演出が非常にすばらしかった海辺のレストランにて。
結果はこちら!
わかる。違うけどわかる。
確かに言われてみると、スライスチーズもケーキも、わかる。ありそう。
正解はホタテにトリュフが乗ったドバイ感溢れる寿司です。
…私の予想なんですけど、たぶん、人間が目視で見ても正答率1割以下な気がします。
人間が目視で見ても当てられないものをあすけんに当てさせようとしてはいけません。(結論)
【レベル4】THE ドバイ食
次は砂漠ツアーでいただいた朝食。結構「ドバイならでは」といいますか、アラビアンなメニューがありましたので積極的にとってきました。
こちらをレッツ解析!
これだけ大量の品数があっても、そこそこ解析できてる。すごい。
これはちょっと予想していたんですが、スープが「味噌汁」になっていたり、アラビアンな豆の煮込みが「きのこ料理」になっていたり、全体的に和風な解析です。あすけんかわいい。
とはいえ「ハム」や「フランスパン」は正解です。「カフェオレ」はチャイ。惜しい!
【レベル5】美しすぎる食事
最後はドバイ版のミシュランに掲載されているインド&ベジタリアンレストランにていただいた、美しすぎるコースの終盤にでてきたもの。シェフがピンセットで仕上げをしているのを見かけたほど、緻密な仕事がされたコチラ。
ミシュランvsあすけんの戦いの結果は……コチラ!
放棄! というか、美しすぎるあまり、あすけんがこれを「食事」と認識していないのでは説、あります。
美しすぎる料理部分、あすけんの諦めをひしひし感じました。画像解析機能の限界。唯一これだけが「画像解析の写真の撮り方のコツ」を結果的に守っていたのですが、むしろどこからがあすけんが「料理」と認識するのかたいへん気になるところです。
正解はカレー的なものです。本当にとても美味しくてひと口ひと口かみしめました。あすけん、無理させてごめん。大好きだよ。
【ちなみに結果的に…太らないどころかむしろやせました】
結果的に、海外はデザートがわりとしっかり出てくること&今回は食事を自分で決めたわけではなくいろいろ連れていっていただいたこともあり、毎日体感で4000kcal、脂質100gは食べていました。しかも時差が5時間あるので、普通にドバイ時間20時くらいに夕飯を食べると、日本時間では深夜1時。普段極力夕飯は早めにするなど、食べる時間に気を配っているのに、いったい私の体はこの食事を何時に食べたものだと認識しているのだろう…とドキドキ。
「さすがにこれはもう2kgは太るだろう」と覚悟を決めていたのですが、…あら不思議!! なんと全然太らず終わりました! なんなら1週間して、1.5kgやせました。
【理由1】毎日18時間くらい動いていた
体感4000kcal食べてたけど体感4000kcal消費してた。
体を使うのはもちろんですが、私英語そんなにできないのにもちろんありとあらゆるすべてを英語で説明してもらうので、かなりの時間頭フル回転でずっと英語のリスニング状態。めっちゃ頭使う。
【理由2】ベジタリアンレストランが多かった
ドバイはベジタリアン対応レストランがかなり多く、そういったメニューを多数いただきました。しかもどこもめちゃくちゃ美味しいので、体感カロリーよりも実際の摂取カロリーがかなり低かった説はかなり濃厚です。
【理由3】ビール1杯3000円の国だった
また、ドバイは国の決まりでお酒が認定を受けたレストランなどでしか販売されておらず、そのへんのコンビニやスーパーでは気軽に買えません。売っていてもなんと日本円換算してビール1杯3000円近くしたので、富豪の方以外は注文したら覚悟を決めて大切に飲む必要があります。まあドバイの場合ガチで「どう見ても大富豪」みたいな人が結構いましたが…ドバイなので…。
というわけで、私のような酒太りの可能性が高い人は、お酒での摂取カロリーが大幅に減るので、そこもかなり大きなポイント。
【理由4】日本食の良さを実感した
旅行から帰ってきたあと、これまで海外仕様の食事を食べまくっていたぶん「もう、ちょっと、あっさりしたものが食べたい。白米と、出汁で煮た何かと、野菜たっぷりの汁物が食べたい」というモードに切り替わりました。延々たけのこと菜の花と生わかめと生海苔食べてた(海藻大好き)。日本の旬、ありがとう。
1週間近く「白米、納豆や卵、出汁で煮た旬の野菜や脂質低めの肉などと、お味噌汁」をいただき、カロリーと脂質を抑えたあすけん平均80点のような生活(厳密には81.6点)をしてみたところ、あらふしぎ、なんとドバイ出国前より1.5kg減!! こちらが1週間の平均グラフなのですが、平均1451kcal。
1週間平均脂質35gって相当おさえましたよ。下手すると外食のカレー1食とかパスタ1食で余裕で35gいきますよ。
そんなこんなでドバイ太りはせずに終わった(むしろその反動でやせた)のですが、肝心の当初掲げていた目的「推しのソロデビューまでに3kgやせる」がどう考えても間に合いません。私の体のリズム的に今いちばんやせやすい期間なので必死で追い込みをかけています。ちょっと「食事を抜きたい」という気持ちになってきているのですが、そもそもの私のダイエット方針が「目先の体重よりも、筋肉をしっかりつけて引き締めて、長期的にリバウンドしにくい体に整える」なので、なんとなく設定した目先の体重減のために安易に食事を抜くと、筋肉が分解されやすくなってしまうので悩ましい。「とりあえず見た目3kg減になったらいっか」と、いつもより筋トレとマッサージの時間を増やしていますが、さて、どうなることか…。
次回「推しのソロデビュー日までに3kg減、やってよかったこと・やらなきゃよかったこと」編更新予定です。お楽しみに!