5月末のある日、突然ダイエットのスイッチが入ってから日々生活改善に励んでいるライター後藤です。今、こんなことをしています↓
5月末から7月末まで、ずっと林間学校のキャンプファイヤーのごとく燃え盛っていたダイエットモチベが先週突然、落ちかけの線香花火くらいに風前の灯に。今はろうそくの炎くらいには、微弱に復活しました。
モチベ最強期は毎日1400kcalにおさえて、「あすけん」アプリのAI栄養士お姉さんに「もっと糖質を食べてください」と言われるくらいだったのですが、最近普通に1600kcal台くらい食べてる。そしてここに来て「断酒」が結構つらくなってきて、最大の誘惑「アルコール」を若干解禁し始めました。「糖質ゼロビール」「普通のビールの小さい缶」などをちょこちょこ飲んでいます。だって、やっぱり夏はビールなんですよ。これが味わえない人生っていったい何!?
とはいえ、FiNCのアプリによると、私の身長体重の場合、活動量を最低にしても、だいたい毎日2000kcal弱は消費しているらしい。どこまで信用していいかわからないものの、というわけで、とりあえず「微減」ではあるのか? と思いながらモチベ低下期を生きています。
しかし、ずっとこの低モチベ状態が続くと、当然体型の変化も想定よりゆっくりになります。それもそれでしんどい。というわけで、ダイエットのモチベを復活させるためにとった行動を挙げていきます。
【1】や、でも自分、前に比べたら頑張ってるじゃん。ってとりあえず褒める
私のダイエット戦略は「筋肉を極力落とさず体脂肪だけ落としてキレイに引き締める」コースなので、当たり前ですが体重はそう簡単に減りません。そう簡単に減る体重は水分が抜けたか筋肉が落ちただけです。何せ、1kgの脂肪燃焼には7200kcalが必要と言われています。そのため「運動してバランスよく食べる」のある意味超正攻法ダイエット、本当に体重が減らなくて「私がやってることって意味あるんだろうか…」と結構鬱々とします。
が、ある日ふと、「このガチダイエット生活を始める前の、標準的な私の食生活」を試しにあすけんにぶちこんでみたらとんでもないことになったので見てください。
下記です。
朝:納豆とろろごはん(ごはん少なめ)、あおさの味噌汁、ベーコンエッグ
昼:とんこつラーメン味玉のせ
おやつ:カフェオレ2杯、100kcalくらいのちょこちょこしたおやつ
夜:ビール350ml1缶、納豆ごはん(ごはん少なめ)、ベーコンキャベツスープ、キムチ、チーズ、韓国のり、ポテチ1/5袋くらい
別に一見、そこまで超わかりやすい「THE 太る食事」ってわけでもない感じに見えませんか? というか以前の私はそう思っていました。確かにビールとお菓子はちょっと食べてるけど別にそこまででもなくない…? くらいの。
でもこれ、あすけんにぶちこむとこうなるんですよ。
サクッと2200kcal越え。さらにびっくりするのは脂質100g越え。これが以前の私の日常。
今だったらこの数値はじきだしたら2日はリセット食にするレベルの食生活が、毎日。信じられん。なんなら「THE 太る食事」の日のほうが意識して調整するからまだまし。無意識に積み重ねる日常がこれ。
私は基礎代謝がだいたい1300kcal前後くらいらしいので、そりゃーー太るわ。どうやっても太るわ。この食生活続けた状態で「何してもやせないどころか太るんだよな〜、なんでだろう?」って思ってた自分に説教したい。当たり前だ!!!
そりゃああすけんお姉さんも容赦なく27点評価しますわな。
それが今や「今日ビールもちょっと飲んじゃったし食べすぎたな〜」って日でこれですよ↓
「ダイエット始める前の標準的な食生活」より「今の食べ過ぎ」のほうが500kcalくらい少ない。2か月で「何が当たり前か」が完全に変わっている。まだわかりやすい結果はそこまで出ていなくても、どう考えても確実に変わっている未来が見える! モチベ上がる! 自分で自分褒めていこう! レコーディングダイエット、「よくわからないんだけどなんか太る」の謎が解けるので、それだけでかなり効果ありますね。本当に良いです。
【2】ロック画面を理想の体型の推しに設定
結局これなんですよ。どうやっても目に入るところに「なりたい像」をいかに自然に組み込むか…というわけで、最近超かわいくてしょうがない推しの女の子の写真を設定しました。体のラインがキレイに出ている衣装ということもあり「いい筋肉ついてる上にシュッとして美脚で素晴らしいな〜」とスマホ見るたびに思える。ダイエットのモチベかなり上がる。
ただ、数日して見慣れてくるとそこまでものすごくモチベが上がるわけではなくなってくるので、スマホ見るたびに違う画像がロック画面になるようになってほしい。
【3】スーパーで「ヘルシー爆買い」をしてみた
私のダイエットモチベの低下の原因の大部分を占めるのが「食事に飽きた」です。
もともと美味しいもの食べるのが大好きで、食事に賭ける熱量も結構人並み以上。忙しくてもできるだけ適当に済ませたくない。
しかし先ほどつらつら書いたように「これまでの私の食生活のままでいる」と普通にどんどん体重が増える一方なので、いったんどこまでがストレスなく変えられて、これからも継続できる範囲なのかを模索チャレンジするのが私の本気ダイエットの大部分を占めています。
私の問題点は「無意識に脂質を摂りすぎ」だったので、脂質が多いものは意識的にかなりカットしています。人といるときは適量食べますが、自分ひとりのときは脂身の多いお肉やベーコンなどの加工肉(大好きだけど一旦ストップ)、大半の乳製品、揚げ物系をはじめ、栄養成分表示を見て脂質が多いものは買わない。まず売り場に近づかない。料理のときも、ゆでたりスープにしたり、できるだけ油を使いすぎない調理法を選ぶ。
しかしそうなると使える食材の選択肢が減ったぶん、本当に似たようなものばっかり食べている。
飽きた。食事飽きるの本当につらい。
そこでやり始めたのが「スーパーで、ヘルシー爆買い」です。
普段の買い物はやっぱり「広告の品」に目を引かれたり、余計なものは買わないようにしよう…と思っているのですが、あまりに毎日の食事に飽きて何もかも放棄しそうになったので「糖質と脂質が多すぎないものという条件なら、一度ある程度は金に糸目をつけず何を買ってもヨシ!!」という条件でちょっと離れた大型スーパーへ。
もうそれが、ハイパー楽しい。
・ちょっと高いマグロの刺身
・チーズみたいな超美味しい豆腐
・はりはりキムチ(大好物)
・茎わかめの出汁漬け
・ほたての昆布鮭醤油漬け
・野沢菜昆布
・生バジル
・新鮮なトマトはじめ美味しそうな野菜多数
・ちょっと高い卵
的なラインナップで、普段なら買わないちょっと高いもの(と言っても高くてひとつ300〜700円とか…)爆買い。そして海藻系好きすぎじゃない?
しかし自分では作れないこれらの副菜軍団がまーー美味しい。いつもの食事に足すだけでうるおいがある。
飲み代1回ぶん行かないくらいの値段で数日分のHAPPYが得られました。最高です。
【4】やる気が出ないときは無理にやる気を出そうとしない
究極これです。やる気が出ないときに無理やりやる気を出して何かやったところで、それはやる気の前借りに過ぎない。さらにやる気がなくなるタイミングがやってきて「もう嫌だ!」と全部やめて水の泡にしてしまっては本当に意味がない。
ダイエットは結局「短期間で結果を出すもの」ではなく「継続できるものを探すこと」でしかない、と気づいたので、「あぁ今はやる気出ないシーズンだな」と受け止めて、無理に何かしようとせず、最低限できることをしています。
というわけで、前は朝ウォーキングを30分ちょい、4000歩くらいはしていたのですが、今は25分で3000歩の最低限コース。そのぶん夕方に5000歩くらい歩いてだいたい8000歩はキープ。筋トレもモチベ最強期は20〜30分やってたけど、今はドライヤー中とか電子レンジ待ちとか信号待ちで、計10分くらい。食事も1600kcalくらいは食べてる。お酒も完全に断酒してたけど、週に1回くらいはちょっとだけ飲む。
でも、「最低限」と言っても、ガチダイエット開始前の生活に比べたらめちゃくちゃいろんなことやってる。「頑張らない」状態でできることがこれだけ増えているから、それだけで大変化。継続できるものを見つけられてえらい! と、セルフでコウペンちゃんをしながら「モチベも体重も停滞期」を乗り切っていく次第です。