彼氏と喧嘩した…。上手に仲直りする方法が知りたい!
恋人同士に喧嘩はつきもの。些細なことがきっかけで大きな喧嘩に発展してしまうこともありますよね。でも、仲直りはなるべく早くしたいところ。今回は喧嘩の原因や仲直り法、円満に関係を修復する心理テクニックなどをまとめました!
Contents
喧嘩したらどっちから謝る?
Q.どちらかといえば相手が悪い場合、喧嘩したらどっちから謝りますか?
ほぼ自分から謝る 22%
自分から謝ることが多い 31.5%
どちらともなく謝る 29%
相手が謝るのを待つことが多い 12.5%
ほぼ相手が謝る 5%
まずは喧嘩したときにどちらかといえば相手が悪い場合、どっちから謝るか、男性に聞いてみました。なんと、かなり多くの男性が「自分から謝る」と回答。彼女が悪いと思うときでも、男性から謝ることがカップル円満の秘訣なのかもしれませんね♡ 男性の器の大きさに拍手!(でも、もちろん悪いと思った側から先に謝るのは重要ですよ!)
Q.どちらかといえば自分が悪い場合、喧嘩したらどっちから謝りますか?
ほぼ自分から謝る 37.5%
自分から謝ることが多い 37.5%
どちらともなく謝る 22%
相手が謝るのを待つことが多い 2%
ほぼ相手が謝る 1%
自分が悪いなと思った時は7割近くの男性が、自分から謝ると回答。相手から謝るのを待つ男性はごく少数でした。仲直りのきっかけは自分から作る男性が多いようですね!
喧嘩の原因で多いものは?
続いて、女性100人を対象に「一番多かった恋人とのケンカの理由」を聞いてみました。ランキング形式でご紹介します!
第1位:嫉妬・疑惑
- 「元カノ」(24歳・大学院生)
- 「お互い嫉妬が激しくてヤキモチで喧嘩する」(24歳・会社員)
- 「女性との旅行やサシ飲み」(29歳・会社員)
- 「彼のことを好きな女性からアプローチを受けまくる。“男友達と同じ”とは言っているけど……」(27歳・会社員)
- 「焼きもち。ちょっとほかのことや予定を優先したら怒られる」(20歳・会社員)
- 「元カノからの連絡」(26歳・大学院)
- 「束縛」(21歳・会社員)
- 「嫉妬。他の男の人と仲よさそうにしていたとか」(28歳・専業主婦)
一番多かった理由は何と言っても他の人への嫉妬や疑惑問題! 端的に言うと元カノのことが気になるという意見が多く寄せられました。彼がモテる人なので周りに他の人が寄ってきて大変、という声や、シンプルな浮気など、悩みの種は尽きません。
第2位:ふとした言動
- 「話を聞かない」(26歳・会社員)
- 「相手がマメに連絡をくれない」(31歳・フリーター)
- 「時間にルーズ」(26歳・フリーター)
- 「ちょっとした言い方」(35歳・会社員)
- 「言葉使い」(21歳・専門職)
- 「一緒にいる時にすぐ寝ること」(25歳・会社員)
- 「言ったことを覚えていない」(23歳・専業主婦)
「時間にルーズ」「家事の分担」「約束を破る」など、日常的な言動がきっかけだという声が第2位。特に「言い方が気に障る」系の意見が多く寄せられました。「言ったことを覚えていない」って、相手にとって自分がどうでもいい相手みたいに思えて悲しいですよね。
第3位:価値観の違い
- 「お互い悪気なく言ったことが知らないうちに相手の地雷を踏んでいた、ということがよくある」(22歳 会社員)
- 「価値観のズレ」(25歳・会社員)
- 「相手が気に入らないことがあって」(26歳・会社員)
- 「意見のくいちがい」(24歳・フリーター)
- 「趣味や価値観の違いで喧嘩することが多かった」(24歳・会社員)
- 「仕事に対する考え方の違い」(21歳・フリーター)
価値観は違って当たり前ですが、埋めようのない隔たりができてしまう原因になることもまた事実…。「お互い悪気なく言ったことが知らないうちに相手の地雷を踏んでいた」もあるあるですね…。
第4位:ふたりの時間がない!
- 「時間の使い方…サークルばかりでふたりの時間が減ったため」(22歳・専門職)
- 「会えないとき」(46歳・会社員)
- 「仕事の都合で会えない」(35歳・会社員)
- 「忙しくて会えない」(31歳・会社員)
続いて多かったのが「会えない」「時間が合わない」という意見。恋人だと言ってもしばらく会っていないと形だけのカップルみたいな気がして不安になりますよね。どちらかが激務だったり、朝型か夜型かでもすれ違いが起きてしまうので、ある程度は相手に合わせる努力ができないと長く付き合うのが苦しいのかもしれません。
第5位:金銭面
- 「お金」(38歳・フリーランス)
- 「決め事や物を購入する時の考え方の違いがあった時」(30歳・専業主婦)
- 「お金の使い方」(38歳・公務員)
- 「金銭面。何処へ行くにも割り勘」(29歳・フリーター)
- 「経済面、お金の使い方」(22歳・専業主婦)
恋人ともなると、ある程度のお金を消費する場面は共有するもの。それに、たとえ自分と直接関わりのないことであっても、無茶な買い物をしようとしていたり、無駄な出費が目立つようなら、口を出さないのがかえって不自然なときもありますよね。
彼氏と喧嘩したときに仲直りする方法
Q.喧嘩したときの仲直りの方法は何ですか?(複数回答)
<全体>
きちんと話し合う:27.8%
冷却時間を置く:22.5%
すぐ謝る:18.5%
喧嘩自体することはない:17.3%
相手の出方を見る:15.5%
翌日に持ち越さない:15.3%
寝たら忘れるようにする:14.0%
相手の言い分を全て聞く:13.0%
相手の機嫌を取る:8.0%
家事を手伝う:4.8%
自分から違う話を持ち掛ける:4.5%
好きな食べ物をあげる:4.3%
食事に誘う:4.0%
プレゼントをあげる:3.3%
その他:3.0%
「きちんと話し合う」が1位に。仲直りには、やはり話し合うことが大切ですね。
どんなカップルが長続きする?仲良しカップルの共通点
1.いい距離感を保つこと
- 「ほどよく距離を置く」「干渉しない・求めすぎない」(回答多数)
- 「依存し過ぎない関係を保つ」(35歳・専門職)
ひとつめは程よい距離感を保つこと。好きすぎるあまりに頻繁に会おうとしたり、相手のことを知りたくなる気持ちはわかります。しかし相手に依存しすぎてしまうと、相手にとって負担になり、鬱陶しい存在になりかねません。重荷にならないためには「自立すること」「適度な連絡」に気をつけて。
2.相手を思いやる気持ちを忘れない
- 「相手のことを思いやる」(回答多数)
- 「嫌われる態度を取らない」(31歳・無職)
親しき仲にも礼儀あり。長い時間一緒にいると、つい慣れてしまい、雑に扱ってしまうことも。「言葉で伝える」「相手を尊重する」「気配りを忘れない」ことで思いやりのある行動をとりましょう◎
3.喧嘩をしないように工夫すること
楽しい空気が一変して雰囲気が悪くなったり、別れのきっかけになってしまったりと、できることならば喧嘩はしたくありませんよね。長続きしているカップルは、喧嘩を避けるために「多少の我慢」や「不満を解消」するための努力、また「喧嘩後のルールを決める」ことで良好な関係を築いているようです。
彼氏との喧嘩後、円満に修復するための心理テクニック
最後に、喧嘩後に関係を円満に修復するための心理テクニックを、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.仲直りのきっかけは夕方以降顔を見ずに
喧嘩は沈静化した後こそが大切。でも、そこで悩むのが仲直りのタイミングです。もちろん、なるべく早いほうがいいのですが、できるだけ夕方~夜にふたりきりでお話するようにしましょう。心理実験によると、人は暗い場所にいると、普段言えないような恥ずかしいことや、心の奥底にある気持ちを表に出しやすくなるのです。つまり、薄暗い環境のほうが、お互い謝りやすく仲直りできるのです。また、顔を合わせずに電話やSNSなどで「ゴメンね」の一言を口に出すのも効果的。顔を突き合わせると、ノンバーバルな情報が多すぎて、つい余計な一言を口に出してしまいがちに。夕方以降にメールや電話で謝れば、きっと相手も素直に謝ってくれてこれまで以上に仲が深まるはずです。
2.感情を吐き出させてから冷静に思いを伝える
もしあなたが相手と喧嘩をしたら、まずは冷静になりましょう。そして、相手にも冷静になってもらうよう機をみましょう。お互い頭に血がのぼっている状態で言いたいことを言えば、収拾がつかなくなりいつまでも結論が出ません。まずはあなたから、冷静になって不満を吐き出させるように意識してみましょう。心理学者ジェームズ・P博士は、不満などのネガティブな感情を吐き出させると、47%の人はそれだけで満足するものだと提唱しています。問題自体は何も解決していなくても、意見を吐き出すだけで、不満自体が和らぐ場合が多いのです。ひとしきり感情を吐き出させた後で、あなたが冷静に思いを伝えることが重要なのです。
3.相手を責めずに結論を出す“サンドイッチ話法”を
喧嘩をするうえで、相手にとって自分の想いを伝えるときは勇気が要りますよね。そこで、伝えたい内容の前と後をポジティブな言葉で挟んで伝えましょう。そうすれば、相手も受け入れられやすくなります。これを心理学では、“サンドイッチ話法”と言います。例えば、時間にルーズな相手には、「○○君、仕事だとしっかりしているのに」「最近ちょっと時間に遅れがちだよね」「もしかして、最近オーバーワーク気味? or疲れているの?」というように伝えればOK。ネガティブワードをポジティブワードで挟み込むことで、相手を不快にすることなく言いにくいことも伝えられるのです。そんなあなたの気遣いに、相手も好印象を抱くはずです。
4.言いづらい内容は原因・結果・感情に分ける
あなた自身がどうしても相手に伝えたいことがあるなら、角を立てないように“アサーション”という心理話法を用いるのがお勧めです。この方法は、まず「原因」を示して「結果」を振り返り、「感情」を伝えるというステップを踏むというやり方です。そうすることで、相手に不快感を与えずに言いたいことを伝えられるというもの。例えば、掃除などタスクをサボる相手に対して「もっと手伝ってよ」というだけでは上手く伝わりません。そこでアサーションを用いれば、「○○君が手伝ってくれないと(原因)」、「時間内に終わらないから(結果)」、「みんなすごくつらいんだよ(感情)」と、構成してみましょう。この順番で相手に伝えることで、根本的な部分の解決が得られるように。喧嘩も早めに鎮静化し、お互いに理解が得られるでしょう。
【まとめ】
喧嘩をすることは悪いことではありませんが、頻繁にすると疲れてしまいますよね。大きい喧嘩にならないように、日ごろから気になるところがあったら小さなことでも話すようにするといいかも! そして喧嘩前よりも深い仲になれるよう、喧嘩の際には本音でぶつかり合いましょう。仲直り後のケアもお忘れなく♡