「いい夫婦」でいるために重要なことは…
11月22日は「いい夫婦の日」。誰かと一緒に生活していると、多かれ少なかれ、どうしても相手への不満が出てきてしまうものですよね。パートナーとの良い関係を保ち続けるのは簡単ではなさそうですが、「いい夫婦」の皆さんはどうやって円満な夫婦関係を維持しているのでしょうか？
ここでは、株式会社ネクストレベルが既婚男女337人を対象に実施したアンケートをもとに「夫婦円満の秘訣」について探っていきたいと思います！
夫婦円満の秘訣は？
回答者のうち、「夫婦円満である」と答えた305人に夫婦円満の秘訣を聞いた結果がこちら。
男性のTOP5は「思いやりを持つ／相手の趣味や時間を尊重／悪いと思ったときは謝る／会話する／話を聞く」、女性のTOP5は「思いやりを持つ／会話する／感謝を伝える／相手の趣味や時間を尊重／相手の仕事を応援する」と、男女でかなり違う結果となりました。
とはいえ、ともに「夫婦円満の秘訣」1位に輝いたのは、やはり「思いやりを持つ」でした。そのほかにも、相手を尊重したり、ある程度受け入れたりしている回答が多くランクインしていました。
「会話する」「話を聞く」「報連相をする」といった、コミュニケーションにまつわる回答も多いですよね。やっぱり誰かと良好な関係を気づくためには、充分なコミュニケーションが不可欠なのかもしれません。
1位は「思いやりを持つ」
それでは、1位の「思いやりを持つ」に寄せられた具体的な意見をご紹介していきます。
【「思いやりを持つ」ことが円満の秘訣と答えた人の意見】
・やはり相手を思いやる心がないと夫婦の関係はうまくはいかないと思っております。常に相手の気持ち、立場になって考えてあげるのが大事だと思います。（男性・25歳／愛知）
・「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どんなに長い時間を共にしていても相手が傷つくような言動はしないように心がけています。（女性・31歳／埼玉）
・毎日会話するようにしている。相手の気持ちを考えて思いやりをもった対応をすればケンカにならない。（女性・35歳／北海道）
・お互いを思いやること。自分は料理ができないので食後の跡の皿洗いや休みの日の家の掃除などできることをやってあげる。（男性・53歳／北海道）
お互いに思いやり、尊重し合うことが、夫婦間の衝突を減らすコツのようです。親しい人を相手にすると、くだけた態度になりすぎて、うっかり気遣いを忘れてしまうこともありますが、親しいパートナーだからこそ思いやりを意識するといいかもしれません。
「相手の趣味や時間を尊重」も人気
「思いやりを持つ」の他に、男性で2位、女性で4位にランクインした「相手の趣味や時間を尊重」にも票が集まり、多くの意見が寄せられました。
【「相手の趣味や時間を尊重する・邪魔しない」ことが円満の秘訣と答えた人の意見】
・夫はあまり飲みに行くタイプではないのだが、たまに飲みに行くときは、何も触れずにそっとしておく。そうするとストレスが発散されるようで、他のことにも頑張れるらしい。（女性・40歳／埼玉）
・主人の趣味は否定せずに、生活に問題がないのなら使う金額もあまり言わないようにしています。（女性・33歳／大阪）
・嫁が飲み会に行くときは嫌な顔をせずに笑顔で送り出す。（男性・44歳／沖縄）
相手を思いやりつつも、干渉しすぎない。長く付き合っていくためには、そんな「距離感」が重要なのかもしれません。
ぜひ「夫婦円満の秘訣」を参考に
普段意識していることや、共感できる「夫婦円満の秘訣」はランクインしていましたか？ せっかくなので、「いい夫婦の日」を機に、これから取り入れたい「夫婦円満のコツ」について、考えてみてはいかがでしょうか？（石川智香子）
