ケチな彼氏の特徴と冷める瞬間…上手に付き合うには?

ケチな彼氏にドン引きしたエピソード

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彼氏がケチだったらどう思いますか? 何かとお金がかかる時代だから節約はしてほしいけれど、「ケチくらいが丁度いい」と思える女性は少数派かもしれません。そこで今回は、ケチな彼氏の特徴や、引いてしまったエピソードをご紹介します。また、節約していると好印象なことや、ケチな彼氏への対処法もまとめました

ケチな男性の特徴

はじめに、ケチな男性の特徴をご紹介します。

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1.「もったいない」「お金がない」が口癖である

ケチな人は、とにかくお金を使うことを嫌がります。バッグがボロボロになっても「まだ使えるのに、買い替えるなんてもったいない」「お金がないから、新しいものを買えない」と、いつまでもボロボロのバッグを使い続けることも多いです。

2.「無料」「セール」「~~放題」という言葉に弱い

ケチな人にとって、「無料」「セール」「~~放題」は魔法の言葉。たとえば、「○○を購入していただくと、○○を無料でプレゼントします」というキャンペーンをやっているとします。ケチな人の多くは、必要や興味の有無に関係なく、「無料プレゼントがあるなら買っておこう」と飛びつきます。セールや「~~放題」も同様。必要以上に反応することが多いです。

3.人付き合いに関する出費を忌み嫌う

ケチな人は、自分に必要な出費さえも惜しむ傾向があります。そのため、他人のためにお金を使うという行為を激しく嫌います。たとえば、結婚式でのご祝儀や弔事でのご香典はもちろん、出産や入学・就職のお祝いすら出し渋ることも。割り勘形式の飲み会などを嫌がることも…。

4.お金だけではなく労力や時間も他人のためには極力使いたくない

ケチな人が出し惜しみするのは、お金だけではありません。他人を助けたり、なにかを教えたりするために労力や時間をかけることも嫌います。他人への指導を頼まれても、あからさまに嫌そうな態度をとることもあれば、「ほかの人に頼んでほしい」と断ることもあります。

5.恩着せがましく、恩知らずである

ケチな人は、常に自分に都合がいい考えをすることが多く、自分が他人になにかをしてあげたことは、いつまでも覚えています。「あのとき助けてあげたよね」と恩着せがましい発言を延々することも。一方で、自分が他人からなにかをしてもらったことは、あっさりと忘れてしまうことも多いよう。もしくは、しっかり覚えているのに忘れたふりをしてごまかすことも…。

6.お金に細かいわりには貯金が少ない

出費をおさえすぎて、逆に損をしてしまいがちなのも、ケチな人の特徴です。「安物買いの銭失い」ということわざがあります。品質よりも安さを重視し続けた結果、短期間で壊れて買い替える機会が増え、かえって出費が増えてしまうことをさします。自分はおろか、他人にも投資をしたがらないため、人づてにまわってくるチャンスを逃しがち。収入アップのチャンスも逃しやすく、使っていないのになかなか貯金が貯まらない傾向があります。

意外とケチな彼氏は好印象?好印象な節約項目は?

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ケチな彼氏について、女性はどう思っているのでしょうか? 株式会社IBJが婚活中の男女1539名を対象に行ったアンケート結果から、恋人の節約について見てみましょう。

Q.節約する恋人に対して、どのような印象を持ちますか?

【女性】
印象が良い…74.2%
印象が悪い…25.8%

節約をする彼氏に対しては好印象な女性が7割以上となりました。浪費家の彼氏より安心できそうですよね。

Q.特に好印象な節約項目は?

【女性の上位回答】
食費…33.9%
趣味・娯楽費…33.1%
固定費…33.0%

女性が彼氏に節約してほしいと思っているのは、食費、趣味、固定費であることがわかりました。趣味などにお金をかけすぎるのは嫌なのかもしれませんね。

ケチな男性ってどんなイメージ?

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続いて、ケチな男性に対して女性がどんな印象を抱いているのか調査してみました。

1.行動を制限されそう

  • 「私の行動を“浪費”と指摘されそう」(22歳・学生)
  • 「自分のお金にも文句を言われそう」(25歳・会社員)

自分で稼いだお金は自分の好きなように使いたい。ですがケチな男性と付き合ったら、それもできなくなるかもしれません。お金の使い道に文句を言われたら日々ストレスがたまりそうですね。

2.一緒にいて楽しくなさそう

  • 「一緒にいてつまらなそう」(21歳・学生)
  • 「付き合っているだけならケチだとつまらなそう」(29歳・会社員)
  • 「ケチな男は心がケチ!」(27歳・会社員)

たまには豪華な食事や羽目を外したデートを楽しみたい! という人も多いでしょう。ですがケチな人とではそれも叶いそうにありません。

3.気にすることが増えそう

  • 「いちいち値段を気にしなくてはいけないのが面倒」(21歳・学生)
  • 「ごはんに行きづらい」(19歳・学生)
  • 「自分が楽しみたくて提案したことも、お金のことで断られたら一瞬でつまらなくなる」(20歳・学生)

相手と一緒に行くお店選びや、相手へのプレゼントの値段など、ケチな彼氏に対しては考えなければならないことが増えます。もっと自由でないと疲れてしまうかも?

4.イライラしそう

  • 「細かく折半などされたらイライラしてしまう」(35歳・契約社員)
  • 「ちょっとしたことで怒りそう」(21歳・学生)

ケチな人の例として1円単位で割り勘にするというものがありますが、それにイライラしてしまう女性も。「そんなに細かいこと言うなら、多めに払うからいいよ!」と言ってしまいそうです。

ケチな彼氏に冷める瞬間エピソード

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1.食事の支払い

  • 「自分より高いものを食べたのに少額しか出さない、割り勘にする」(回答多数)
  • 「1円・10円単位で割り勘」(回答多数)
  • 「奢るよと言ったのに、割り勘にされた」(回答多数)
  • 「絶対割り勘」(回答多数)
  • 「明らかに年上の先輩と後輩3人での食事会で割り勘だったとき」(22歳・自営業)
  • 「食事はファミレス、1番高いメニューから3品頼み全てガツガツ食べた後、支払いのときにいなくなる」(40歳・会社員)

割り勘が悪いというわけではないんです。ですが、1円単位できっちり割り勘をしたり、自分のほうが多く飲食しても割り勘にしたり。明らかに意図があるような、「ここまで?」と思えるケチさには驚きますよね。

2.特別な日なのに…

  • 「誕生日などイベントにプレゼントがなかった」(回答多数)
  • 「年上なのにプレゼントが手作り」(27歳・会社員)
  • 「誕生日の食事がファミレスだった」(29歳・パート)
  • 「誕生日に中古の服や本を貰ったこと」(25歳・パート)
  • 「卒業のお祝いに花をもらったが菊の花1本だったこと」(24歳・会社員)

誕生日やクリスマス、卒業などなど。特別なイベントの日には、少しだけ期待してしまいますよね。しかし冗談なのか本気なのかわかりませんが、あまり気持ちのこもっていないプレゼントには「ケチだな」と思ってしまうはず。

3.本当の意味で、払いが悪い

  • 「別れた後それまでのデート代を請求」(回答多数)
  • 「生活費5万で生活しろと言われたけれど、本人は贅沢な外食や買い物をしていた」(34歳・会社員)
  • 「同棲している彼から、家賃代を1000円くらい少なめに渡される」(23歳・パート)

楽しかった思い出はあるはずなのに、別れた後の請求はドン引きですね。ですが、そんなケチな男性と別れられたと思えば気持ちの整理もつきますね。また一度ならば許せますが、何度もお金をせびられると段々気持ちが冷めてしまいます。

4.お金を払ってくれた後の一言

  • 「端数の数円多く出しただけで奢った感を出す」(回答多数)
  • 「私が1番好きな鰻を食べに行ったとき、ご馳走してくれましたが食べながらずっと“高い高い”と言っていた」(28歳・会社員)
  • 「年上彼氏で社会人だったのに、誕生日プレゼントに1万円のネックレスを買ってもらったら、“お前はお金がかかる女だ”と散々言われた 」(27歳・会社員)

お金払ったアピールって何なんでしょう…。「ありがとう」を期待しているのか分かりませんが、そんなに言うのであれば自分で払いますよね。端数でおごった感を出す人は、まったく男らしくありません!

5.節約が過ぎている

  • 「コンビニでまあまあな量を買ったのに、家が近いからと袋代をケチったとき。物をそのまま持たされてなんか恥ずかしかった」(34歳・会社員)
  • 「いつも昼飯コンビニのおにぎり」(30歳・パート)
  • 「車をコインパーキングに停めたいときに安い所を探し続ける」(30歳・パート)
  • 「1000円分しか車のガソリン入れない男」(41歳・その他)

ちりも積もれば…ということかもしれませんが、数円での節約が過ぎていると「少しくらい良いのでは?」と思う人も。彼は満足かもしれませんが、駐車場を探したり、商品をそのまま持って彼女の心身はクタクタです。

6.値段を気にする

  • 「常に値段を気にする」(25歳・会社員)
  • 「割引クーポンを持っていたり、安くなっているという掲示に反応しがちなところ」(29歳・会社員)
  • 「すぐ値段を見る人」(34歳・専業主婦)

節約に似ていますが、値段チェックもなかなか。お金に固執している気がしますよね。ただ相手と楽しい時間を過ごしたいだけなのに、「ここは安い」「高いから行きたくない」と値段のことばかり考えていては、ちっとも楽しくありません。

【その他】

  • 「ホテル代を割り勘にしたこと」(39歳・専業主婦)
  • 「無料イベントばかりついてくる。お礼と言って何かのオマケ的な景品をくれる」(36歳・会社員)
  • 「残りの給食をタッパーに入れて持ち帰っていた中学の担任」(26歳・無職)
  • 「ドライブのときに、自分の飲み物しか買ってこなかった」(44歳・無職)
  • 「株主優待の券を金券ショップで事前に買って、それで自分の分だけ払う」(25歳・パート)

他にもこんな回答がありました。無料イベントばかりに来たり、自分の分だけ買っていたり。限度を超えてしまうと、「ケチ」な印象になってしまうようです。

こんなLINEが!ケチな元カレからのLINE

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別れた相手からケチなLINEが来たら、がっかりを通り越して呆れてしまいますよね。女性がケチと感じたLINEをご紹介します。

1.お金貸して

  • 「金貸してってLINEがきたこと」(29歳・会社員)

ガッカリなLINEひとつ目は、お金を貸してというメッセージ。縁が切れてからもお金を要求してくるなんて、元カノのことを何だと思っているのでしょうか…。

2.同額のプレゼントを要求

  • 「誕生日プレゼントあげたんだから、同額のものをプレゼントしろよ」(22歳・専業主婦)

別れた後に、付き合っていたころのことを蒸し返すのもナシですよね。しかも同額のプレゼントの要求なんて、すぐにブロックしたくなりそうです。

彼氏がケチ…対処法

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最後に彼氏がケチだった場合どうすべきなのか、女性たちに聞いてみました。

1.特に何もしない

  • 「なにもしない」「そのまま」(回答多数)
  • 「お互い稼いでいるので気にならない」(回答多数)

最も多かった回答は特に何もしないという回答でした。カップルの時点では今後を想定した家計のやりくりとかではなく、デートの場面など一時的な問題になるため、特に気にならない人が多いのかもしれませんね。

2.合わせる

  • 「自分が合わせる、我慢する」(回答多数)

とりあえず自分が合わせる、という意見も多く挙がりました。また、自分が合わせてみて耐えられなさそうであれば別れる、という人も一定数見受けられました。

3.話し合う

  • 「話し合う」(回答多数)
  • 「妥協点を探す」(回答多数)

やはり今後長く付き合うことを考えれば、お互いの妥協点を探しておくことに越したことはないですよね。とはいえ価値観の違いに近いため、すり合わせるのは簡単ではないことから、「何もしない」「合わせる」に比べると少し回答が少なくなっています。

4.別れる

  • 「別れる」(回答多数)
  • 「無理だと思ったら別れる」(回答多数)

結婚相手に求める条件に「金銭感覚の一致」は欠かせないものになっています。だからこそ、合わない・合わせられないと思った時点で別れる判断をする人も一定数いるようです。

【まとめ】

彼氏がケチだった場合、合わせるか別れるか悩みどころではありますよね。たとえ一見ケチだけど、考えがあって貯金なども頑張っているなら結婚するには良い相手ですが、ケチな上に貯金もないとなると考えもの…。早い段階で見極める必要があるかもしれませんよ。