「恋に恋する」とはどういう状態?ありがちな特徴と本当の恋をする方法

恋に恋してるってどんな状態?

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恋をすると幸せな気分になりますが、恋に恋をしていてもなかなか本当の幸せは訪れません。今回は「恋に恋する」とはどういう状態なのか解説。恋に恋している人のあるある、特徴をご紹介します。また恋に恋する状態から抜け出す方法もまとめました!

恋に恋するとは?どういう状態?

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まず恋に恋するとはどんな状態なのかを解説します。恋を辞書で調べてみました。

こい【恋】

特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

恋とは特定の人に惹かれてどうしようもなくなる状態をいいます。本来は人に対して惹かれることを恋するといいますが、恋に恋している人は、恋が恋愛対象になっています。そのため、特定の人に惹かれてその人のことを知りたいと思う感情は少ないようです。

「恋に恋する」女性は多い?

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では恋に恋したことのある女性はどのくらいいるのでしょうか? 20代女性100人に聞いてみました。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

Q.恋に恋したことはありますか?

ある 56人
ない 44人

「ある」と答えた女性のほうが多く6割弱でした。恋に恋するのはあまり不自然なことではないようですね。

恋に恋している女性のあるある

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続いて、恋に恋している女性のあるあるも聞いてみました。

1.恋愛の話ばかりする

  • 「恋の話、好きな人の話しかしない」(29歳・会社勤務)
  • 「恋愛話ばかりで常に好きな人がいる」(26歳・パート・アルバイト)
  • 「いつも恋愛の話しかしない」(28歳・会社勤務)

まずは恋愛の話ばかりするという行動。恋愛ドラマや実際に好きな人の話、理想の恋人についてなど、口を開けば恋・恋と言っているのは確かに恋に恋している証拠といえるかもしれません。

2.周りが見えていない

  • 「周りが見えなくなる」(回答多数)
  • 「相手ではなく自分を見て満足している」(24歳・学生)
  • 「好きな人の悪いところが見えない」(29歳・自営業)

恋に恋している人は周りがどう思っているのかが見えておらず、好きになった対象よりも自分のほうに興味があるという意見も。恋をしていると盲目的になりやすいですが、恋に恋している人も同じのようです。

3.好きな人が変わりやすい

  • 「常に恋してる人や、惚れやすい人、盲目な人」(25歳・公務員)
  • 「好きな人が途絶えない」(29歳・会社勤務)
  • 「取っ替え引っ替えしている」(26歳・会社勤務)

恋に恋している人にとって、対象は相手ではなく恋です。そのため、恋人や好きな人がいない状態が耐えられず、別れてもすぐに別の人を好きになったりお付き合いを始めたりします。

4.ナルシスト

  • 「ナルシスト」(回答多数)
  • 「自分に酔っている」(26歳・学生)
  • 「自分好き」(23歳・学生)

恋に恋している人は、恋している自分に酔うこともあります。自分がモテると思っていたり、恋している自分は素敵と自慢したりすることもあるよう。

5.理想が高い

  • 「理想の話ばかりしている」(28歳・専門職)
  • 「恋愛経験が少ない、理想が高い」(27歳・学生)

恋に恋する人にとって、相手は王子様のような存在でなければなりません。そのため、理想が高く付き合った人の悪い部分が見えるとすぐに冷めてしまうことも。

恋に恋している女性の特徴

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1.自分のことしか興味がない

恋に恋する女性の中には、自分のことにしか興味がないタイプも多いです。好きな人のことを好きなつもりで、実は「恋愛している自分が好き」という状態。こうなると、ひとりの相手を愛することよりも、理想の恋愛を続けることや、彼氏に愛されている自分でいることに意識が向いてしまい、本物の恋愛からは遠ざかってしまいます。

2.彼氏の欠点ばかり気になる

恋に恋しているときは、相手のありのままを愛せる状態ではありません。そのために、付き合った相手の欠点ばかりが気になりがち。いいところを見ようとせず、相手の足りないところばかりが気になり、ダメ出しを繰り返してしまう女性も珍しくないようです。

3.彼氏に共感できない

恋に恋している女性は、理想の恋愛像も明確な人が多いです。だからこそ、彼氏の人間性などはあまり重視せず、彼が何かに悩んでいたり悲しんでいたりしても、そこまで共感できないことが多いよう。「彼」という人間を見ているのではなく、恋愛している自分に酔ってしまっているときほど、こうなりがちです。

4.理想の恋人像が明確すぎる

理想の恋人像が明確で、さらに付き合っている彼がそこから少しでも外れそうになると、必死で軌道修正したがるのも恋に恋している状態です。こちらも、ありのままの彼氏を受け入れることができず、自分が理想とする恋人でいてもらうことにしか興味がないので、彼との口論や喧嘩も絶えない関係になりがち。

5.恋愛体質

恋愛体質な女性も、恋に恋する状態に陥りがち。恋人がいないと落ち着かないという性格だと、さほど好きな相手でなくても交際に至ってしまい、“常に恋愛をしている自分”に満足するパターンも。

恋に恋している男性と付き合うと起きること3選

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恋に恋するのは、女性だけの話ではありません。恋に恋している男性と付き合ってしまったため、関係に悩む女性も多数…。そこで、恋に恋している男性と付き合うと起きることを3つご紹介します。

1.彼女が本気になると逃げる

恋に恋している男性は、追いかけられるよりも追いかけるほうが好きという性格の人も多いです。そうなると、付き合うまでは熱心に口説いていても、彼女が自分に本気になった途端に、逃げ腰になってしまうことも。そのため女性は「彼が何を考えているのか、わからない」と感じてしまいます。

2.彼女がいても飲み会や合コンに出かける

彼女がいても飲み会や合コンに出かけてしまうのも、恋に恋している男性に多い特徴。恋人がいても、その恋人に対してはただ「彼女」というだけで、本物の恋をしているわけではないので、次なる彼女候補が見つかれば、いとも簡単に乗り越える男性が多いです。

3.彼女に対して自分の理想ばかりを押し付ける

恋に恋している男性は、恋に恋する女性と同じく、“理想の彼女”や“理想の恋愛”ばかりを求める傾向も。そのため、付き合っている彼女に対しても口うるさく、自分の理想ばかりを押し付けたがる傾向も見られます。

「恋に恋しているかも」と思ったときの対処法3つ

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自分が「恋に恋しているのかも…」と思ったら、早い段階で軌道修正を図りたいもの。そのままにしておけば、幸せな恋愛から遠ざかる一方かもしれません。そこで、恋に恋している女性がやるべき対処法を3つご紹介します。

1.「恋愛を続ける」ことを意識してみる

恋に恋していると、理想の相手ではない恋人に対して、つい辛口なジャッジメントをしがちです。けれど、生まれも育ちも異なる相手に対して、自分の理想を押し付けるのは、ある意味で残酷。相手の欠点が目についても、そこで「だから無理」とバッサリ切らずに、まずはひとりの相手と恋愛を続けていくことを心がけてみるといいでしょう。誰と付き合ったとしても、欠点は必ずあるもの。相手のダメなところばかりに注目し続けてしまえば、どんな人と交際しても長続きはしにくいのです。

2.「いいかも」だけでは付き合わない

誰かと出会って「いいかも」と思った段階で交際に走ってしまうと、お付き合いした後に「こんなはずじゃなかった」「こんな人だとは思わなかった」ともなりがちです。恋人関係になるまでに、少し時間をかけて相手を観察するようにすると、付き合ってからの幻滅を避けやすくなるでしょう。

3.恋人の気持ちや立場を理解するよう努力する

恋に恋してしまう癖があると、相手の気持ちや立場よりも自分の理想を優先してしまいがちです。この状況を脱するには、恋人の気持ちや立場を理解するよう努力することも大事。自分の意見ばかりを押し付けず、相手にも考えや立場があることをわかるように努めると、自然と恋人への接し方もいいほうに変わっていくはずです。

【まとめ】

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恋に恋するのは悪いことではありませんが、本当に好きな人とのお付き合いができなかったり、いつも交際が早く終わってしまうなどのデメリットもあります。恋に恋するのではなく、本当に好きになれる人を探したほうが幸せになれるかも!