会話が続かないカップル必見!彼氏との話が盛り上がるポイントは?

会話が続かないカップル必見!彼氏との話が盛り上がるポイントは?


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どんなに好きで付き合いはじめた相手でも、必ずしも会話が盛り上がるとは限りませんよね。趣味が合わなかったり、付き合いが長くなるにつれ話題がなくなったりといったことで、次第に恋人同士で喋ることがなくなったり、事務的なコミュニケーションばかりになってしまったりします。世のカップルは、どんな話題で盛り上がるのでしょうか? また、彼氏との会話を弾ませて、長続きカップルになるコツは? そんなポイントをまとめてご紹介します!

1.彼女に聞いた! 彼氏と盛り上がる話題は?


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世のカップルは、どんな話題で盛り上がっているのでしょうか? 女性100人に聞いた「恋人と盛り上がる話題は?」という質問への回答をチェックしてみましょう!

 

図

 

共通の趣味 54%
共通の友人や知人について 23%
次のデートや旅行について 11%
愚痴 2%
その他 10%

 

やはり共通の趣味で盛り上がるという人が大多数を占めました!
続いて多かったのは共通の友人・知人の話題。共通の話題があるということは本当に大事なことのようです。

でも、カップルだからと言って必ずしも趣味が合うとは限りませんし、同じ友達グループの輪の中にいるとも限らず……そういった場合は、会話のネタにちょっと困るかもしれませんね。でも大丈夫! そんなときの対策を次の段落でご紹介します!

 

2.彼氏と喋っててもつまんない…そんなときに役立つテクニック


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大好きな彼と一緒にいるのに、なんだか会話が弾まない、気まずい空気が流れてしまった、といった経験はありませんか? 相手のことを好きだからこそ、言いたいことをなかなか言えずに会話が続かない人も少なくありません。もう少し彼と楽しく会話のキャッチボールをするには、どうすればいいのでしょうか。そこで今回は、彼氏との会話が弾まない人が試すべき心理テクニックをご紹介いたします。

 

■会話のネタは相手から引き出すのが◎

彼氏と会話を弾ませるコツは、できるだけ相手にしゃべらせることだと言えます。話題の面白さは大して関係がありません。たとえあなたが口下手なタイプでも、質問力があり、彼に気持ちよく話をさせることができれば、会話は自然と弾むように。つまり、会話が続かないと悩んでいるなら、聞き上手になればいいのです。彼自身が話していて面白いテーマの基本は、「自分に関すること」です。これを心理学においては、自我関与と呼びます。そこを掘り下げることによって、自然と会話が進んでいくように。

 

■沈黙、無言の時間を有効活用する

彼とデートをしたり会話をしていると、会話ネタに悩んでしまうもの。確かに会話の中身も重要ですが、ときには会話がない時間も大切なのです。お互い一緒にいて、黙ったままでも気分が悪くならなかったり、居心地がいいと感じさせるには、ムードや雰囲気をつくることがポイントに。実は、話をしているときよりも、沈黙しているときのほうが男女は深い仲になると心理学でも実験結果が出ているのです。彼と会話を弾ませるには、緩急をつけるように意識してみましょう。会話が止まったら、じっと目を見つめてください。彼のほうから話題を振ってくれるはずです。

 

■できるだけ暗い空間でふたりきりになる

彼と本音で会話をしたいなら、できるだけ暗い空間でふたりきりになるようにしましょう。男女を明るいところと暗いところの2組に分け、その親密度を測定した対人心理の実験があります。その結果によると、人は暗い場所にいると、普段できないような恥ずかしいことや、心の奥底にある気持ちが表に出てきやすくなるのです。つまり、まぶしいアミューズメント施設よりも、薄暗いバーのほうが恋愛においてはムードが高まるのです。そのため、カラオケボックスや映画館、夕方から夜にかけての飲み会やデートなどを設定できれば、ふたりの会話は自然と弾むはず。

 

■食事しながら会話を楽しむ

人は、気持ちのよい体験をしたときのことはよく覚えている傾向があるという心理実験があります。アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランは飲食をしながら相手と会話をすると、おいしい食事がポジティブな話題や会話の流れに結びつくと提唱しました。これを利用したのがランチョンテクニックです。ランチョンは英語で「ちょっと気取ったランチ」という意味です。例えば恋愛に置き換えるなら、食事をしながら会話をすると、気持ちがいい会話をしているという印象が残るため、自然と会話が弾むのです。

 

もしもあなたが聞き上手を目指したいなら、相槌、まとめ、質問、ほめることを意識してみましょう。これらを会話の中に織り交ぜることで、気持ちよく相手に話してもらえるようになるのです。相槌はやりやすいと言えますが、相手の言ったことを簡潔にまとめて次の話題につなげたり、質問を振るのは意外と難しいもの。でも、意識して取り入れることで聞き上手になれるはず。まずは相槌からスタートして、彼との会話を弾ませてみてはいかがでしょう。(脇田尚揮)

 

3.もっと好きになる! 長続きカップルの会話のポイント


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彼氏との会話がある程度弾むようになってきたら、今度は長続きするカップルになるためのポイントを押さえておきましょう!

基本的なものからちょっと意外なものまで、相手のことをもっと好きになるカップルの会話のポイントをご紹介いたします。

 

■恥ずかしがらずお互いを呼び捨てし合う

もしも彼と晴れてカップルになれたら、すぐにやるべきことがあります。それは、相手の下の名前で呼び捨てにし、自分も下の名前で呼んでもらうことです。それまで名字で呼んでいたり、さん付けしていたとしても、呼び方を切り替えてみましょう。心理学で見ると、人には、聞いていて気持ちのいい音があるとされます。それは、自分の名前です。人は自分の聞いている音を選んで耳に入れており、関心の薄い音は雑音として処理しています。中でも自分の名前は最も聞こえやすく、聞いていて心地のいいもの。そのため、お互いの名前を、親しみを込めて呼び合いましょう。きっとお互いのことがもっと愛おしくなるはずです。

 

■相手を動かす上手なほめ方を意識して

人はほめられることで、認められた・期待に応えることができたと考え、モチベーションが向上していきます。このように期待をかけられると答えたくなる心理を、ピグマリオン効果と呼びます。もしも彼を動かしたいなら、上手にほめることを心がけるといいでしょう。そうすることで、お互いに居心地のいい付き合いができるはず。そのためのポイントは、結果よりも結果に至るまでの努力や過程をほめること。心理学者キャロル・デュエックの実験によると、人は努力をほめられたほうが、より困難な課題に取り組むやる気が湧いてくるのです。あなたがほめ上手になれれば、きっとさらに相思相愛になれるでしょう。

 

思いを伝える正しい叱り方を心がけて

付き合っていればさまざまなことが起こります。それは、ポジティブなことだけではなく、ネガティブなことも少なくありません。そんなときは、彼を上手に叱ることも大切なコミュニケーションのひとつです。でも、いかに相手に期待する思いがあるとしても、ミスにいら立つ気持ちをそのままぶつけるのはNGです。心理的に、怒りの感情をぶつけられたという印象が強くなり、思いが伝わりにくくなってしまうのです。そこで、叱る前後に感謝の気持ちやほめ言葉を挟んで、指摘を受け入れられやすいようにしましょう。また、周囲に人がいない状態でそっとミスを指摘するなど、相手のやる気をそがないよう配慮が必要なのです。彼と同じ目線、対等の関係で注意することができれば、ケンカすらも仲良くなるための材料になれるはずです。

 

■長所だけでなく短所もきちんと話す

好きな相手には、なるべく自分のいい面を見てほしいものですよね。でも、カップルになったのなら、長所だけを見せようとするのは避けたほうがいいかもしれません。心理学では、自分の短所を伝えることで、相手にさらに信頼してもらえるのです。人は、いいところばかり強調されると、本当かな? と疑ってしまうもの。そのため、自分の短所を先に示した上で、それを差し引いてこんなにいいところもあると伝えると、彼はより信頼してくれるようになるのです。これを両面提示と言います。そのため、長所と短所の両面を提示することが、相手にもっと好意を持ってもらうための方法なのです。

 

仲のいいカップルの会話を聞いていると、ある2つのことに気がつくはずです。それは、お互いの関心ごとを尊重できているという点と、しょうもないような話題でもしょうもないと受けとらないという点があるということです。自分が興味なくても、相手の興味のあるものに関心を持ってあげられれば、自然と会話は尽きません。また、くだらない話でも盛り上がることができれば、飽きることもありません。カップルにおいて大切なことは、相手への関心と適度なコミュニケーションだということですね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。