
「どうしてあのカップルはあんなに長続きしているのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか? 恋愛が長続きするかどうかは、実は相性だけでは決まらないのだとか。長続きするカップルには、心理学的に証明された共通の思考パターンや行動が存在するといいます。今回は仲良しカップルと心理学の関係について男女200名に徹底調査。心理テクニックを取り入れることで、あなたとパートナーもより安定した深い愛で結ばれるかも!?
Contents
ふたりの関係を良好にするために、心理学は有効だと思う?
Q.ふたりの関係を良好にするために、心理学は有効だと思いますか?
ふたりの関係を良好にするために、心理学は有効だと思う派は6割で多数派となりました。相手の性格にもよりますが、少し意識してみてもいいのかもしれません♡
心理学を使って関係を良好にしたことはある?
Q.実際に心理学を使って関係を良好にしたことはありますか?
ある…18.5%
ない…81.5%
有効とは思いつつも、実際に心理学を使って関係を良好にしたことがある人は2割未満という結果に。どんなことを意識すればいいのかわからないという人も多いのかも。
心理学を使うメリット
1.心が安定する
- 「気持ちを落ち着かせる」(39歳・女性)
- 「精神的な安定」(21歳・男性)
2.相手の気持ちを理解しやすくなる
- 「良好な関係の継続」(27歳・男性)
- 「相手の考えていることを、心理的な面から読み取ることができること」(29歳・女性)
3.コミュニケーションが取りやすい
- 「効果的なコミュニケーションが取れる」(28歳・女性)
- 「適したコミュニケーションが取りやすくなる」(28歳・男性)
心理学を使うことでコミュニケーションが円滑になったり、相手の気持ちがわかったりするという声が挙がりました。
長続きの秘訣♡色っぽさを匂わすための心理テクニック
ここからは具体的な心理テクニックを見ていきましょう。まずは色っぽさを匂わすテクニックを認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.手や足を交差させることを意識する
心理学的にあなたの魅力を3割増しにしてくれる“クロスクロスの法則”を、あなたはご存知ですか? これは、手足や身体を交差させたりひねったりするしぐさをすることで、美しい姿勢をアピールできるというテクニックです。例えば、左側にあるグラスを右手で持ったり、右の髪をかき上げる時に左手を使ったりと、手と身体がクロスする状態を作り出すのです。そうすることであなたの身体のラインが強調され、魅力がさらに増し色気を出せるのです。
2.品のある仕草にちょっぴりセクシーさを
「色っぽさ」の定義は意外と難しく、一般的には「異性を惹きつける性的な魅力」とされていますが、あまりにも性的=エロさを前に出し過ぎると、ただの下品な印象になってしまいがち。そこで、品のある仕草を意識しつつ、「ちょいセクシー」を目指してみてはいかがでしょう。例えば、きちんとした姿勢や物腰に、少しだけラフな格好を取り入れてみてはいかがでしょう。品のあるセクシーさこそ、色っぽさを相手に感じさせ心をくすぐる方法なのです。
3.伏し目&ほおづえの練習を
異性がドキッとするしぐさのひとつとして、「伏し目がち」に話すことが挙げられます。これはまつ毛を強調する上にアンニュイなイメージを相手に与えることから、あなたの内奥を思わせるしぐさのひとつなのです。また、ほおづえはエチケットとしてみると、あまりいいイメージではありませんが、顎に手を添える形にすると何かを深く考えているような印象を異性に与えられるとされます。これらふたつのしぐさを、要所要所で取り入れていけば、相手は思わずドキッとするはず。ただし、鏡の前である程度練習しておかないと、不自然になってしまうこともあるのでご注意を。
4.知性や品性を保つ「ちょいエロ」の加減を
実は、エロい人というのはムッツリよりも印象がよいとされます。これは、包み隠さず気持ち悪さがないため好印象になるという結果が出ています。でもキャラクターにもよるため、なかなか口に出すのははばかられますよね。では、知性や品性を保つ“ちょいエロ”とは、一体どのようなものなのでしょう。その極意は、「チラリズム」だと言えます。人は手に入りそうで手に入らない、見えそうで見えないものにとても性的興奮を覚えるとされます。そのため、「皆まで言わない」エロトークができると、色っぽさを演出することができるのです。
ケンカ後に関係を円満に修復するための心理テクニック
続いて、ケンカ後に使いたい心理テクニックを、引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.仲直りのきっかけは夕方以降顔を見ずに
ケンカは沈静化した後こそが大切。でも、そこで悩むのが仲直りのタイミングです。もちろん、なるべく早いほうがいいのですが、できるだけ夕方~夜にふたりきりでお話するようにしましょう。心理実験によると、人は暗い場所にいると、普段言えないような恥ずかしいことや、心の奥底にある気持ちを表に出しやすくなるのです。つまり、薄暗い環境のほうが、お互い謝りやすく仲直りできるのです。
また、顔を合わせずに電話やSNSなどで「ゴメンね」の一言を口に出すのも効果的。顔を突き合わせると、ノンバーバルな情報が多すぎて、つい余計な一言を口に出してしまいがちに。夕方以降にメールや電話で謝れば、きっと相手も素直に謝ってくれてこれまで以上に仲が深まるはずです。
2.感情を吐き出させてから冷静に思いを伝える
もしあなたが相手とケンカをしたら、まずは冷静になりましょう。そして、相手にも冷静になってもらうよう機をみましょう。お互い頭に血がのぼっている状態で言いたいことを言えば、収拾がつかなくなりいつまでも結論が出ません。まずはあなたから、冷静になって不満を吐き出させるように意識してみましょう。
心理学者ジェームズ・P博士は、不満などのネガティブな感情を吐き出させると、47%の人はそれだけで満足するものだと提唱しています。問題自体は何も解決していなくても、意見を吐き出すだけで、不満自体が和らぐ場合が多いのです。ひとしきり感情を吐き出させた後で、あなたが冷静に思いを伝えることが重要なのです。
3.相手を責めずに結論を出す“サンドイッチ話法”を
ケンカをするうえで、相手にとって自分の想いを伝えるときは勇気が要りますよね。そこで、伝えたい内容の前と後をポジティブな言葉で挟んで伝えましょう。そうすれば、相手も受け入れられやすくなります。これを心理学では、“サンドイッチ話法”と言います。
例えば、時間にルーズな相手には、「○○君、仕事だとしっかりしているのに」「最近ちょっと時間に遅れがちだよね」「もしかして、最近オーバーワーク気味? or疲れているの?」というように伝えればOK。ネガティブワードをポジティブワードで挟み込むことで、相手を不快にすることなく言いにくいことも伝えられるのです。そんなあなたの気遣いに、相手も好印象を抱くはずです。
4.言いづらい内容は原因・結果・感情に分ける
あなた自身がどうしても相手に伝えたいことがあるなら、角を立てないように“アサーション”という心理話法を用いるのがおすすめです。この方法は、まず「原因」を示して「結果」を振り返り、「感情」を伝えるというステップを踏むというやり方です。そうすることで、相手に不快感を与えずに言いたいことを伝えられるというもの。
例えば、掃除などタスクをサボる相手に対して「もっと手伝ってよ」というだけでは上手く伝わりません。そこでアサーションを用いれば、「○○君が手伝ってくれないと(原因)」、「時間内に終わらないから(結果)」、「みんなすごくつらいんだよ(感情)」と、構成してみましょう。この順番で相手に伝えることで、根本的な部分の解決が得られるように。ケンカも早めに鎮静化し、お互いに理解が得られるでしょう。
【まとめ】
恋愛において心理テクニックは有効と思いつつも、実際は活用していない人が多いようです。ちょっとした心がけが距離感が縮まるきっかけになるかも! ぜひご紹介したテクニックを試してみてくださいね♡



