「別れなければよかったと後悔する恋人」いる?男女の回答がこんなに違った…

別れなければよかった恋人、いる?|男女の回答こんなに違った!

ふと昔の恋を思い出して懐かしくなることってありますよね。なかには、別れなければよかったと後悔している人もいるのではないでしょうか。「後悔先に立たず」と言うように、別れた後に考えてもどうしようもないくらいわかっているけれど、やっぱり考えてしまう…と悶々とした時間を過ごすこともあるはず。

今回は、「別れなければよかった恋人はいるか」について、20代~30代の男女200名に調査。意見の違いを比べてみましょう!

Q1:別れなければよかったと思う元恋人はいますか?

【男性回答】

 

 

「何人かいる」「1人いる」49%
「いない」51%

【女性回答】

「何人かいる」「1人いる」27%
「いない」73%

女性は「別れなければよかった恋人はいない」と回答している人が7割以上いるのに対し、男性は約5割。男性のほうが未練を抱きやすいのでしょうか。それぞれ理由を聞いてみました。

【男性回答】元恋人と別れなければよかったと思う理由

①自分のことを大切にしてくれた

「自分のことを1番に思ってくれた」(33歳・富山県・会社員)
「自分のことだけ見ていてくれたのが分かっていたはずなのに、別れてから彼女の大切さに気づいたから」(35歳・新潟県・会社員)
「重いから別れてしまったけど、それでも付き合っていれば大切にしてもらえたのかなぁと思うから」(32歳・埼玉県・アルバイト)

付き合っている頃は気付かなかったけれど、今になってみればすごく大切にされてたんだな、と思うことってありますよね。その後に他の人と交際することで気づくこともありそう。また、“重い”というネガティブな要素が「大切にしてもらえたのかも」というポジティブな可能性に転換されるケースもあるようです。

②好きだった

「好きだった」(22歳・徳島県・学生)
「お互いに好きだった(遠距離で別れてしまった)」(29歳・東京都・会社員)

やっぱり好きという気持ちは最強! マッチングアプリや結婚相談所等を利用すれば、自分の好みや条件に合った人と出会えるかもしれないけれど、どうしようもないくらい感情が動くかと言われたらその確証はないですよね。「あの子以上に好きになれる人はいないかも」と考えたら、別れなければ良かったと思うのにも頷けます。

④かわいかった

「かわいかった」(回答者多数)
「めちゃくちゃタイプだった」(24歳・愛知県・公務員)

特にタイプに関しては、“かわいい”よりも見つけるのが難しいはず。思い出の写真がなかなか消せなくなりそうですね。

⑤相性がよかった

「相性」(26歳・東京都・学生)
「その人との相性がよかった」(24歳・愛知県・会社員)

相性のいい相手ってそう簡単に見つかるものではないですよね。話さなくても落ち着く空気感や安心感は、付き合ってみないとわからないところもあるので、元カノ以上に相性のいい相手を見つけるのには時間もかかりそうです。

■その他

「一緒にいて楽しかったから」(29歳・千葉県・会社員)
「誠実で真面目な人だった」(29歳・茨城県・会社員)
「お金もち」(38歳・東京都・公務員)
「楽しかった」(24歳・神奈川県・会社員)

【女性回答】元恋人と別れなければよかったと思う理由

①いい人だった

「いい人だった」(24歳・福岡県・会社員)
「その人が一番よかった」(38歳・埼玉県・主婦)
「結果論だが、1番よかった」(25歳・愛知県・専門職)
「すごくいい人だった」(32歳・新潟県・自営業)
「優しかった」(23歳・大阪府・会社員)
「いつでも自分のことを想ってくれていた。別れた後に思い返せば、相手がしてくれることは全部自分のためだったと気づいた」(24歳・東京都・会社員)

当時は当たり前に感じていたけど、今思い返してみれば「あの人すごくいい人だったよな」というのは、恋愛に限らず人間関係全般で起こり得ますよね。こと恋愛においては、距離感が近いからこそ小さなことが気になったりするもの。他の人と付き合ってみて初めて“あの人のこういう部分すごかったんだな”、“誰でも当たり前にできることじゃないんだな”と感じることもありそうです。

②出会いがない

「それ以降いい出会いがない」(26歳・神奈川県・会社員)
「出会いが少なくなってきた」(39歳・神奈川県・会社員)
「いい人に出会わない」(28歳・大分県・会社員)

別れたときは「さあ次の出会い探そう~♪」とポジティブに切り替えていたとしても、意外と出会いがなくて困ったり、いいなと思った人はすでに結婚していたり、出会いのタイミングがやってこないという方も。将来のことを不安視するあまり、違和感のある人と無理に付き合い続ける必要はないけれど、「この年齢で結婚したい」「〇〇歳までに子どもを生みたい」といった人生プランがある場合は、別れるのにも少し慎重になる必要が出てきそうです。

③好みに合致していた

「イケメン」(23歳・岩手県・会社員)
「顔がどタイプだった」(26歳・東京都・会社員)
「全てが好みだった」(33歳・鳥取県・パート)

一般的にかっこいいと言われる人は沢山いるけれど、自分の好みに合致する人を見つけるのって意外と難しいですよね。顔やスタイルだけでなく、話し方、笑い方、会話のテンポなどなど、項目が増えれば増えるほどピッタリハマる人は少なくなっていきそうです。

④好きでいてくれた

「好きでいてくれた」(25歳・神奈川県・会社員)
「私のことを好きでいてくれた」(35歳・岩手県・農林漁業)

「愛されてるなぁ」と実感できるほど、しっかりと愛情表現をしてくれて、かつ自分もそれを信頼できて…という関係は貴重ですよね。特に「愛するより愛したい派」にとっては、重要度の高いポイントになりそうです。

■その他

「料理がうまい」(27歳・東京都・会社員)
「忘れられない」(26歳・福岡県・アルバイト)
「将来、企業してた」(26歳・新潟県・会社員)
「今までで一番一緒にいてリラックスできたし楽しかった」(35歳・神奈川県・パート)
「まだ好きだった」(24歳・神奈川県・会社員)

 

「自分を大切にしてくれた」「好みに合致していた」などは男女共通で見られましたが、男性は全体的に過去のことに関して言及しているのに対して、女性は「別れた後に出会いがない」など未来のことに言及している人が多い傾向がありました。(ちなみに、男性で「別れた後に出会いがない」と回答した方は1人もいらっしゃいませんでした。)「別れなければよかったと思う元恋人はいるか」という問いに対して男性は5割、女性は3割が「いる」と回答したことからも、女性のほうが未来志向であることがわかります。

とはいえ、男女ともにふたりの思い出が良いものだったからこそ「別れなければよかった」と感じているはず。過去に縛られるのが良いというわけではないけれど、それだけ濃い思い出を作れたのは素敵ですよね。みなさんは、“別れなければよかった恋人”、いらっしゃいますか?(平田真碧)