■さあ、挑戦!「上梓」の読み方と意味、わかりますか?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」、「挙って」、「詳らか」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「上梓」って、読める?
……。
……。
………?
いや、「上」はわかる。でも、「梓」……?
実は今回、かなりの難問です。
■正解したのはたった13%!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
なんと、正解率13%!
「まったく読める気がしない……」という人が78%になりました。
確かに今回はあまりなじみのない単語だったかも。
読めた人、すごいです。
■答えは…コチラ!
正解はコチラです!
「じょうし」でした!
「じょうし……? 会社のボス?」
いえいえ。ご存知の通り、それは「上司」です。
「書物を出版すること」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味ですね。
「論文をまとめて上梓する」と言えば、それまでに発表した論文をまとめて一冊の本にするという意味合いになります。
ちなみに、「梓(キササゲ)」という木を、本を作るための版木に用いたところから、この言葉が生まれたようですよ。
ぜひ、上梓されたCanCam本誌もチェックしてみてくださいね! (薄井大輔)
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