■53%の人が正解!「希有」って、もちろん読めますよね?
知っている言葉でも、漢字で書かれると読めないもの、あるいは、簡単な漢字で書かれているのに読めないもの、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「匿う」、「続柄」、「漲る」、「戦ぐ」、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」、「祝言」、「健か」、「湯湯婆」、「不束」、「長閑」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきましたが、今回はこちらの漢字です!
「希有」って、読める?
希望の「希」に有名の「有」と書いて、「希有」!
さあ、今回は読めますか?
■半分以上の人が正解!
CanCam世代の女子に読み方を聞いてみた結果がコチラ!
今回の正解率は53%! 半分以上の人が正解でした。
「まれ」と答えた人もいましたが、惜しい!
「まれ」は「稀」と書くので、今回は不正解です。
とはいえ、意味合い的にはほぼ正解なんですけどね……。
■答えは…コチラ!
正解はコチラです!
「けう」です!
「めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味合いのこの単語。
ときには、先ほどの「稀」という漢字を使って「稀有」と書く場合もあります。
また、基本的に「けう」とは読みますが、「希有金属」という単語に関しては「きゆうきんぞく」と読むため、「きゆう」も一応正解です。
「希有金属」とは産出される量が少ない金属、要するにプラチナやチタンなどのことを指すレアメタルのことです。
ただ、日常生活で「希有金属」という単語を使うことはまずない……いや、希有でしょうから、今回は「けう」という読み方をきちんとおさえておきましょう!(薄井大輔)
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