■この毛なんの毛?「睫毛」はもちろん読めそう、でも「旋毛」は?
普段よく使う言葉でも、漢字で書かれると「えっ、なんて読むの……?」と思うこと、けっこうありますよね。
これまでの「意外と読めない」シリーズでは、「月極」、「匿う」、「続柄」、「漲る」、「戦ぐ」、「間髪をいれず」、「偶々」、「態々」といった、読めそうなのに読めない漢字を出題してきました。今回はこちらの漢字です!
睫毛って、読める?
おや、これは見たことがあるのでは?
女子76人に読み方を聞いた結果はコチラ!
なんと、8割以上の人が正解!
みなさん優秀ですね。普段からお手入れをしている人が多いからでしょうか?
マスカラをつける体の部位ですよ。
■みなさんもう分かりましたよね?
では早速答えを見てみましょう!
そう!「まつげ」です!
流石にコレは簡単すぎました?
ならば……もう1問、やってみます?
■これも体のある部分を表しています!「せんもう」じゃないよ
それじゃあ……今回は続けてコチラも読んでみてください!
旋毛って、読める?
おっと、コチラはさっきより難しいでしょうか。
先ほどと同じく、女子76人に読み方を聞いた結果はコチラ!
正解率は21%!
最も多かった間違いが「せんもう」でした。
うーん、そのまま読んでも、残念ながら不正解。
ちなみに、「せんもう」という体の部位は確かに存在します。
「細胞表面に密生する、きわめて細く短い毛。」(『デジタル大辞泉』より引用)のことですが、こちらは「繊毛」と書きます。
他にも、「うぶげ」「ちぢれげ」など、確かに「毛」を使う答えもいくつか見られました。
では、わからない人のためにここでヒント!
「旋風」と書けば、「せんぷう」の他に「○○○かぜ」と読みます。
「○○○」が今回の答えですよ!
■正解は…コレ!
読めましたか?正解は……コチラです!
頭の「つむじ」です!
「旋」という字には「ぐるぐるまわる」(『デジタル大辞泉』より引用)という意味があります。
「旋風(つむじかぜ)」も頭の「旋毛(つむじ)」も、なるほど、確かにぐるぐるうずまきになっていますよね!
ちなみに、旋毛は右回りの人が多く、たまに2つ以上ある人もいるようですね。
あなたの旋毛は、どうなっていますか?(薄井大輔)
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