「巷」って読める?絶対聞いたことあるあの言葉です!
どこかで見たような気はするのに、案外読めない漢字って結構ありますよね。
たとえば「定礎」や「お手隙」に「御芳名」。「俄か」などもそうでしょうか。
本日はそんな「見たことはあるけど、絶妙に読めない漢字」から出題です。
「巷」って、読めますか?
こちらの漢字、「巷」の1文字だけで使われることはそう多くなく、たいていこのような文章で使われます。
「巷で噂のなんとかかんとか」。
この文章で見ると「あぁ!」とピンと来た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、早々に正解を出すと、コチラです。
「ちまた」です。
ところで「ちまたで噂の~」とよく使われるわけですが、いったい「ちまた」ってどこなのか、なんなのか、知っていますか?
デジタル大辞泉(小学館)によると、意味はコチラ。
「《「道 (ち) 股 (また) 」の意》
1.ア 道の分かれる所。分かれ道。岐路。
イ 物事の分かれ目。「生死の―をさまよう」
2.ア 人が大ぜい集まっている、にぎやかな通り。また、町中 (まちなか) 。
イ 大ぜいの人々が生活している所。世の中。世間。
3.ある物事が盛んに行われている所。」
と、ざっくり3つの意味を持ちます。圧倒的に多く使われるのは2の「世の中」や「世間」という意味。つまり「ちまたで噂の~」とは「世間で噂の~」という意味になります。
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