好きな人との理想的なLINE頻度は?やり取りが続くテクと脈アリか見分ける方法

好きな人とのLINEの頻度はどれくらいがいい?

好きな人とはたくさん話したい…と思う人も多いでしょう。そんなときに便利なのがLINE。便利なツールですが、送りすぎると相手に負担をかけてしまいそうで怖い…と思う人も多いのでは? そこで今回は、好きな人とのちょうどいいLINEの頻度を男女に調査してみました。また、好きな人に好印象を持たれるLINEのコツなどもご紹介します。

好きな人とのLINEの頻度はどれくらいが理想?

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まずは、20~30代の女性96名に、理想の連絡の頻度について聞いてみました。

Q.恋人と連絡を取る頻度はどのくらいが理想ですか?

Q.恋人と連絡を取る頻度ってどのくらいが理想ですか?

毎日…55%
2~3日に1回…27%
4~6日に1回…7%
1週間に1回…2%
用事があるときだけ…7%
その他…2%

大好きな恋人だからこそ正直毎日連絡を取り合いたい!と考える女性が、全体の半数を超えることがわかりました。恋人から連絡がくると、確かに安心ですが、お互いの負担になっていないかどうかは確認する必要がありそうです。

好きな人とのLINE頻度を上げるテク♡

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続いて、相手にLINEを既読無視させないためのテクニックをご紹介します。認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。

1.相手が興味のある話題を投げる

相手に既読スルーさせないための一番の方法、それはズバリ相手にとって興味のある話題を送ることだといえます。例えば、パーティー会場のような大勢の人が集まる騒がしい場所でも、自分の名前を呼ぶ声や、自分が興味のある言葉などは自然と聞き取ることができますよね。このような現象を、認知心理学ではカクテルパーティー効果と呼んでいます。この効果は、脳の選択的注意という機能によって起こります。つまり、相手にとって興味のあるLINEなら、その内容に目を通して何らかの意見を返してくれる確率が高まるといえるのです。

2.文章の冒頭に言いたいことを持ってくる

もしも相手が既読してくれたとしても、返信したい内容でなければそのままスルーされて終わってしまいます。そこで、言いたいことや重要なことは、必ず最初の数行に盛り込むようにしましょう。これを心理学ではクライマックス法といいます。冒頭で引き込むことを意識しなければ、相手はサラリと文章を流し読みするだけで、返信意欲がわかず別のことを考えたり、ほとんど読んでもらえなくなってしまいます。そのため、言いたいことがわからない、だらだらとした文章を送るのは避けましょう。

3.短い質問をテンポよく送る

LINEがメールと異なるのは、やりとりのテンポが目に見えるというところ。例えば、メッセージを送信する→既読になる→相手から返信が来る→既読にする→返信する、という一連の流れがテンポよく進みますよね。あたかもキャッチボールのように、ある一定のリズムで送り合うことができれば、自然と既読スルーはなくなるといえます。

そのために必要なのは、短い質問を相手の返信速度に合わせて送ること。心理学者ニーレンバーグも、著書・話し方の心理学の中で、会話のキャッチボールには、質問が重要だと述べています。相手の返信したいという気持ちを、いかに盛り上げていくかが既読スルーを防ぐカギなのです。

4.スタンプを送りすぎない

LINEにおいて便利な機能と言えば、やはりスタンプですよね。でも、このスタンプ、使い方によってはマイナスに作用してしまうこともあるのです。社会心理学では先入観の根底にステレオタイプというものがあるとされます。ステレオタイプとは、相手に対して本人が抱くことの多い一般的な認知(この人はこういう人だという枠)を意味します。

このことから、もしもあなたがスタンプばかりを送っていると、この人はスタンプでやり取りをする人という認識を相手から持たれてしまいます。そうすると、相手もあなたからのLINEをスタンプ感覚でとらえ、自分も軽くスタンプで返すか、返信しなくてもいいという気持ちになってしまいます。スタンプは便利ですが、多用するとあなたのLINEの内容が軽くみられてしまう場合もあるので気をつけましょう。

LINEの頻度は?長続きカップルのLINEテク

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続いて、長年仲良しのカップルのLINEの特徴をご紹介。参考になるテクニックが満載です♡

1.LINEの返事の催促をしたことがない

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  • 「返事ちょうだい!と催促したことは一度もない」(24歳・アパレル関連)
  • 「お互いに返事は催促しないルール。気分もあると思うので」(30歳・アパレル関連)
  • 「思い返してみると返事を催促したことないのが長続きの秘訣だったのかも」(25歳・IT関連)

LINEをスルーされていると気になってしまうものですが、長続きカップルさんは既読スルーでも平気なのが特徴! お互いに相手を思いやることが、心の余裕にも繋がっているのかもしれませんね。

2.短文でのやり取りが多い

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  • 「基本やり取りをするときは短文。ほんと会話っぽい感じ」(22歳・学生)
  • 「くだらない短文のやり取りが多い(21歳・サービス関連)
  • 「テンポ良いやり取りを心がけている」(27歳・美容関連)

やり取りはテンポ良く、短文で! 会話のようなやり取りならば、男性の負担も少ないのかもしれませんね。負担を感じなければ、不思議とLINEでのやり取りも増えるもの。そこが長続きカップルさんの秘密なのかも!

3.事務的なやり取りしかしない

LINE

  • 「会ったときの話題がなくなるので、事務的なやり取りしかしない。元々会話苦手なので…」(24歳・IT関連)
  • 「そもそもあまりLINEしない。デートの約束するときくらい」(23歳・不動産関連)
  • 「彼がLINE好きじゃないのであまりLINEしない」(24歳・美容関連)

コミュニケーションをとるにあたり、相手のペースに合わせる、というのは重要なこと。会話苦手さんは事務的なLINEのみにすることで、話題もデートまで温存できるのが嬉しい! 無理せずにやり取りをするというのがポイントですね。

LINEの頻度以外でもわかる!脈アリサインの見極め方

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LINEの頻度以外でも相手が脈アリかどうかが判断できるんです! 相手の脈アリナシを見極めたいときにLINE例をふたつご紹介します。

1.「最近忙しいですか?」と送ってみる

まずは、「最近忙しいですか?」というメッセージ。脈アリの場合、ナシの場合どんな返事をするのか、男性50名に調査しました!

【返信1】最近ずっと忙しいね~

どちらともいえない 38%
まあ脈なし 12%
100%脈なし 50%

→脈あり度 ☆☆☆☆☆

ここまででわかる通り「忙しい」で終わるのはほぼ脈なし。ただ、本当に忙殺されるほど忙しくて考える余裕がない、でもとりあえず返しとかなきゃ…で「忙しい」と返すときなどは「どちらともいえない」パターンに入るようです。

【返信2】忙しく見えるけどわりとヒマだよ!

かなり脈あり 16%
まあ脈あり 34%
どちらともいえない 50%

→脈あり度 ★★★☆☆

やはり「わりとヒマ」アピールは「脈あり」の可能性が高まるようです。ただ、事実を伝えているだけの「どちらともいえない」パターンもある模様。

【返信3】休みの日はわりとあいてるよー

かなり脈あり 40%
まあ脈あり 24%
どちらともいえない 36%

→脈あり度 ★★★★☆

「具体的に空いていることを提案するのは、気がなきゃやらない!」とのこと。「わりとヒマ」と「休みの日はわりとあいている」、ほとんど同じような文章に見えるのに、「休みの日」が入るだけで、グッと「かなり脈あり」率が上がるよう。「気になる子には、具体的に返答!」が男ゴコロパターンのようです。

実際忙しいかそうでないかに関わらず、気がある子には「どうにかして会う予定をつける、忙しいとは極力言わない」、そうでない子には「忙しい」と答えておく、というのが常套手段のようです。気になる男性があまりにも「忙しい」連発の場合は、一度策を練り直してみるのが得策かもしれません。

2.「酔っぱらっちゃった」と送ってみる

続いては、「酔っぱらっちゃった」というメッセージ。こちらは実際に使っているというD子さんの体験談からご紹介!

「相手が脈アリかナシか見たいとき、私は“酔っぱらっちゃった”ってLINEしちゃいます。返信しだいで相手がどのくらい熱量か図ります(笑)」(26歳・金融関連・D子さん)

【脈アリの時の返信】

「“大丈夫?”“どこで飲んでるの?迎えに行こうか?”など何かアクションを起こしてくれそうな返事が来たときは脈アリ。“相談のるよ?”なども脈アリ度は高いです!」(26歳・金融関連・D子さん)

【脈ナシの時の返信】

「他人事のような“気を付けて帰ってね”“飲み過ぎ注意だよ(笑)”って返事が来たときは、脈ナシですね。そもそも、酔っぱらった女性からのLINEって、めんどくさく感じしてしまうのが普通。それに優しく付き合ってくれる男性は、脈アリだと思いますよ!」(26歳・金融関連・D子さん)

【まとめ】

LINEは便利ですが、送りすぎると相手に負担をかけてしまうことも。楽しく会話を続け、相手に好印象を持ってもらうためにマナーを守ってLINEしてみてくださいね!