恋人と同棲中に予期せぬ別れを迎えることもありますよね。今回は、同棲解消のリアルな体験談をもとに、別れたいと思った理由から、同棲前に話し合うべきことまで詳しく解説します。
Contents
同棲したことはある?
まずは、同棲したことがあるか、20~30代男女200人に聞いてみました。
Q.同棲したことはありますか?
ある…26.5%
ない…73.5%
今回のアンケートでは、同棲経験者は約4人に1人! お付き合いが長くなってくるなかで将来のことも考えて、まずは一緒に生活してみるという人も多いようです。
同棲のメリット・デメリットは?
続いて、株式会社AlbaLinkが運営する訳あり物件買取プロが、恋人との同棲経験がある500名を対象に実施した「同棲のメリット・デメリット」についてのアンケート調査結果をご紹介します。
同棲して良かったことランキング
1位 相手を理解できる
もっとも多くの人がメリットだと考えたのが、相手を理解できること。生活習慣など、一緒に住んでみて初めてわかることも多いです。お互いに合う部分、合わない部分を知っておくことは、先々の関係のためにも大切ですよね。
2位 一緒に過ごす時間が増える
同棲をしたい理由として、「もっと一緒にいたい」という気持ちを挙げる人も多いでしょう。同棲をすれば、お互いに働いていても毎晩家で顔を合わせることができますし、休みの日は一緒に過ごすことができます。
3位 結婚生活のイメージが湧く
「この人と結婚したらどんな感じだろう?」と想像することはできますが、やはり想像だけだとわからないことも多いですよね。一緒に暮らしてみると結婚後をリアルにイメージできます。
4位 ふたり暮らしが楽しい
一人暮らしを経験した人ならだれもが味わったことのある「寂しさ」。ふたりで暮らすことでこの寂しさを感じなくてすむという声も。
5位 日常生活で助け合える
日々の生活の細々したことが意外とストレスになることも。ですが、お互いが得意な分野を助け合うことで小さなストレスが減ります。家事分担などもできるため楽という声も。
6位 金銭的に楽
同棲をすることで、家賃や光熱費などを安く抑えることも可能になります。将来に向けて一緒に貯金をしたいという目標があるカップルにとっては、金銭面でのメリットもかなり大きいでしょう。
7位 安心感がある
そばに誰かがいると感じられるだけで、ものすごく安心できたりしますよね。自分の愛する人がいつも近くにいてくれるというのは大きなメリットです。
同棲して良くなかったことランキング
1位 ひとりになれない
同棲をするとひとりになりたくてもなれないことがあります。特にお互いに自分の部屋を持たない家で暮らす場合、ちょっとしたプライベートが守られていないと感じる人も多いようです。
2位 相手の嫌な面が見える
長く一緒に暮らせば暮らすほど、相手の嫌な部分が見えてしまうのも事実。この嫌な部分がどうしても許せないときには別れを選ぶしかなくなるかもしれません。
3位 関係がマンネリ化する
関係のマンネリ化もよくデメリットとして挙げられます。一緒にいる時間が長いからこそ、新鮮さはなくなりがち。とはいえ、結婚を考えるならマンネリしてからが勝負かもしれません。
4位 ケンカが増える
同棲を始めてから些細なことでのケンカが増えたというのもよく聞く話。小さな生活習慣の違いなどから、相手にイライラしてしまうことが増えるのかもしれません。
5位 生活スタイル・価値観の違い
相手を理解できることがメリットにあげられましたが、相手を知るということは自分との違いを知るということにも繋がります。生活スタイルや価値観の違いが浮き彫りになり、埋められない溝ができてしまうことも…。
6位 結婚のタイミングを逃す
同棲するといつも一緒にいられるため、結婚する必要を感じにくくなる可能性もあります。将来的に結婚したいと思うのなら、どのくらい同棲したら結婚を考えるか、最初に決めておいたほうが良いかもしれません。
7位 家事負担が増える
ふたりで暮らす分、部屋が広くなったり、洗濯物が増えたりします。うまく分担ができないと、どちらかに負担が一方的にかかってしまうことがあります。
同棲して別れたことはある?
Q.同棲して別れたことはありますか?
ある…12%
ない…88%
同棲して別れた経験がある人は12%とかなり少数派。みなさん慎重に話し合って見極めて、同棲を決めているようです。
同棲して別れた理由は?
1.金銭感覚の違い
一緒に生活していくとなると、やはり避けては通れないのがお金の使い方に関する話。同棲前のデートの段階で何となく相手の金銭感覚は把握していたつもりでも、日用品や食費など生活を共にして初めてわかることも多いようです。
2.結婚など未来の認識のずれ
同棲するとその先に見えてくるのは結婚、という方も多いと思います。ただ、中には同棲=結婚でない人がいるのも事実。この気持ちのずれが大きくなると、別れの原因になります。同棲前にお互いの気持ちや将来についてよく話し合ったほうが良さそう。
3.マンネリ化・飽きる
一緒に住むことは好きな人と長い時間一緒にいることができて幸せな反面、いることが当たり前になってしまい、マンネリ化の原因にもなりかねません。
4.イヤなところが見えてくる
ずっと一緒にいると、デートや旅行中だけでは見えてこなかったイヤな面に気づいてしまい、別れの原因になることも。しかし、ある意味それは仕方のないこと。どうしても耐えられない内容かどうか、よく考えられるといいですね。
同棲相手へ別れを伝えるポイント
続いて、同棲相手へ別れを伝える時のポイントを、20~30代男女200人に聞きました。
1.直接話し合う
- 「対面で話した」(38歳・男性)
- 「直接」(24歳・女性)
2.ストレートに
- 「率直に伝える」(24歳・女性)
- 「はっきり別れてほしいと言う」(20歳・女性)
- 「好きじゃなくなったと直接伝えた」(32歳・女性)
- 「誠実に伝える」(27歳・男性)
3.静かに話せる環境で
- 「落ち着いて話せる場所を選ぶ」(24歳・女性)
- 「周りに聞かれないところで」(32歳・女性)
4.外出先で
- 「外に誘い出して言う 」(20歳・女性)
- 「ファミレスなど人のいるところで」(37歳・女性)
- 「外出先のカフェで」(37歳・女性)
別れを防ぐ!同棲・同居前に絶対話し合っておくべきこと
最後に、株式会社LIFULL(ライフル)がパートナーと同居している既婚男女2,558名を対象に行った「同棲・同居前に話し合っておくべきこと」に関する調査結果をご紹介します。
夫婦仲が良好な人の回答割合が最も高かったのは「家事分担」という結果に! 続いて「連絡に関すること」、「されたら嫌なこと/譲れないこと」が2位、3位にランクインしました。
【まとめ】
同棲からの別れは、住む場所の調整や生活スタイルの変化など、精神的にも肉体的にも負荷がかかることが多いですが、どうしてもうまくいかないこともあるもの。別れるという結論になったときは、お互い前向きに別れられるようにしたいですね。