意外と大事!相手に「育ちがいい」と思われる行動心理テクニック

意外と大事!相手に「育ちがいい」と思われる行動心理テクニック

(c)shutterstock.com

あなたは育ちがいいと言われたことはありますか。別にお高くとまる必要はありませんが、育ちのよさは社会生活や対人面において、何かと好印象になることは多いもの。ちょっとしたアクションで匂わせることができれば、プラスに働くのでは!? そこで今回は、「意外と大事! 相手に“育ちがいい”と思われる行動心理テクニック」をご紹介いたします。

■食の好き嫌いがなく嗜好品(タバコ・お酒など)を好まない

人付き合いの中で、何度も一緒に繰り返すものと言えば、まず「食事」が挙げられますよね。食事は人間が生きていくうえで欠かせないもの。一般的に考えると、最も多い“共同作業”だと言えます。育ちのよさは、まさにこの食事に最も反映されるところ。一番わかりやすいのが「好き嫌い」や「偏食傾向」がないところに表れます。何でもおいしく食べることができる女子は、男子にとって安心できる存在であり、育ってきた環境を思わせます。食の好みは幼児期に形成されるため、偏食でなく嗜好品(タバコ、過度なお酒)を好まないのは母子関係が豊かで育ちがいいと思わせられるのです。

■アイテムを選ぶときはブランドにこだわらず素材や質で選ぶ

人が最も意外と見ているものといえば“金銭感覚”といっても過言ではないでしょう。どんなに魅力的な人でも、浪費傾向が高いと品がないと認定されると言えます。それは、お金が時間や労力を短縮するアイテムだからです。育ちがいい人は、理想の生活に近づけるためにお金を“活用する”という発想を持っています。そのため、ブランド物で自己武装したりせず、自分に似合っているものをチョイスし、素材や質のいいものを身につけています。そこに相手も安心感と育ちのよさを感じるのです。

■ナチュラルに家庭的であることを感じさせる

育ちがいい人は、お米も研いだことがない…… なんて思われがちですが、実際はそうではありません。本当にいい育ちを感じさせる人は、母親との関係性が密なので家事を実際に目の当たりにしています。そのため、ナチュラルに家事能力が高いことが多いと言えます。そして、相手(特に男性)は女性の家事能力をよく見ているため、料理や炊事ができないとゲンナリしてしまいがち。家庭的であることは育ちのよさのバロメーターなのです。もしも自信がなければ「今はできないけど、これから勉強していく」という姿勢を見せればいいでしょう。

■過去の自分の恋愛遍歴をむやみに明かさない

人には知らないことを知りたがるという性向があります。しかし、だからと言って自分の元恋人のことや過去の恋愛遍歴をオープンにするのは、マイナスイメージにつながりかねません。過去の恋愛話をするというのは、自分はこんなすごい恋orひどい恋をしてきたという自慢か卑下の気持ちが強くなる傾向が高く、“承認欲求”と“劣等感”が絡むことが多いのです。そのため、単なる自慢話もしくは悲劇話になりやすく、脚色されゆく会話の中で「この人って何だか難しいのかも……」と感じさせるきっかけをつくる恐れがあるのです。そのため、自分から過去の恋愛遍歴を語ることは避けましょう。尋ねられて少し触れる程度がベストです。そこに育ちのよさ=品格を匂わせることができるのです。

おわりに

育ちのよさを周囲に感じさせることができると、あなた自身の価値がグンと上がります。どんなに見た目や性格がよくても、育ってきた環境に疑問符が浮かぶと心のどこかで相手の事を軽く見てしまうのが人のサガ。育ちのよさを思わせることは、対人面において“攻め”でもあり“守り”でもあるのです。ただ、がんばりすぎる必要はありません。さり気なくできるようになれば、あなたの美徳として輝いてくれるはずです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。