朝の身支度で面倒な「寝ぐせ直し」平均で約9.5分のロス…1年で約57時間
朝のスタイリングって大変ですよね。髪が短くても、長くても、全くスタイリングをしないという方は少ないはず。スタイリングとまではいかなくても、寝ぐせ直しくらいは大抵の人はしますよね。
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株式会社ヴィークレアが、20~44歳の働く女性500名を対象に、「寝ぐせ悩み」をテーマとした意識・実態調査をおこなったところ、毎朝の寝ぐせ直しの時間は、一年間で約57時間にもなるそう!
そんな驚きの実態調査をご紹介しつつ、朝のスタイリングが楽になるアイテムを4つご紹介したいと思います。
・調査テーマ:「寝ぐせ悩み」に関する調査
・調査期間:2021年7月29日~7月30日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~44歳 有職者女性500名(年代均等割付:20代前半/20代後半/30代前半/30代後半/40代前半)
8割超が面倒に感じている「朝の寝ぐせ直し」…ストレスの原因にも!?
「普段、朝の身支度の際に、寝ぐせ直しをしていますか?」と質問したところ、実に6割超(62%)が「寝ぐせ直しをしている(またはすることが多い)と答えました。また、20代では特にその割合が高く、約7割(68%)にのぼっています。
そこで、普段「寝ぐせ直し」をしている方(311名)に、「寝ぐせ直しを面倒に感じることがありますか?」と聞くと、85%と大多数が「ある」と回答。さらに、「寝ぐせ直しをする時間がストレスになっている」人も約6割(59%)となりました。
なお、「普段、寝ぐせを直すためにどのようなことをおこなっていますか?」と聞くと、「髪をぬらす」(65%)、「ドライヤーをあてる」(53%)、「スタイリング剤を使う」(47%)、「ストレートアイロンを使う」(42%)などが上位に。女性たちが、さまざまな方法で寝ぐせと格闘している様子がうかがえます。
また、「寝ぐせを直すのにかかる時間」としては、「平均9.5分」という結果に。仮に毎日寝ぐせ直しをしているとすると1年で「約57時間」となり、およそ2日分以上の時間を寝ぐせ直しに費やしている計算になります。
「寝ぐせ直しの時間をもっと短くしたい」約8割が回答!
そこで、「寝ぐせ直しの時間をもっと短くしたいと思いますか?」と聞いたところ、実に8割近く(78%)が「そう思う」と回答。年代別では「20代後半」の女性が最も多く、83%にのぼっています。
また、「夜シャンプーすることで、朝の寝ぐせ対策ができるアイテムがあれば使ってみたいと思いますか?」という質問でも、約8割(79%)が「使ってみたい」と答えました。
寝ぐせ直しが楽になる♪おすすめヘアケアアイテム4選
(1)夜のシャンプーでうねりや寝ぐせを抑制!THERATIS by mixim
「THERATIS by mixim」は、新しい美容習慣=「夜の寝ぐせ・うねりケア」を提案するヘアケアシリーズ。
シャンプー、ヘアパック、ヘアトリートメント、ヘアオイルなどを展開しています。就寝時のうねり抑制・摩擦軽減・髪の水分コントロール効果が期待できる「寝ぐせコントロール処方」や「ナイトリペア原料」をはじめとしたこだわりの調合で、翌朝の寝ぐせやうねりをケア。また、補修成分の生コラーゲンなど、90%以上が美容液成分である点もポイントです。
(2)アデランスの最新ドライヤー「N-LED Sonic KAMIGA」
プラズマクラスターイオンが発生し、水分子がその周りを囲み、髪の表面に水分子コートができるドライヤー。髪は乾くのに潤っているという理想的な状態にしてくれるんです。温風で乾かした後は、プラズマクラスターイオンの冷風を当てればパサパサせず、静電気も低減。
(3)剛毛&硬毛さんも秒でサラ艶髪♡デタングリングブラシ
髪の毛1本1本が硬くしっかりしていたり、毛量が多かったり、うねうねチリチリしていると、「うまくブラッシングできない…」というお悩みがつきもの。毎朝のブラッシングに手間取って、地味にストレスだったりすることも…。
ピンが硬めで髪のボリュームに負けることがなく、地肌までしっかり届く設計に。いっきに髪をとかし上げることができる幅広なブラシ面は、耐熱温度90°CでドライヤーもOK。
(4)髪の水分量を一定に保つ「シェイク アンド ストレート ヘアプライマー」
頑固なくせやうねりのケアには、髪の内部へのアプローチがとっても重要!トップヘアスタイリストの感性と、コーセーのサイエンスがタッグを組んで誕生したヘアブランド「スティーブンノル」の「シェイク アンド ストレート ヘアプライマー」は、ストレート&キープ処方を採用。毛髪の水分量を一定に保ち、外気の湿気から髪をガード。髪の水分バランスを整えながら扱いやすい髪へと整えていきます。ダメージでゴワついた髪を内側から補修してくれます。
いかがでしたか?
美容と健康にフォーカスしたサロン「1%er professional」のオーナースタイリスト・中嶋一嘉さんによると、寝ぐせ直しのために朝シャンをすると、紫外線や乾燥から頭皮を守るために必要な油分を洗い流してしまうリスクがあるそう。
また、しっかり髪を乾かさずにそのまま夜寝ると、髪の表面を覆っているキューティクルが濡れている状態で、非常に脆く傷つきやすいため、枕や身体と擦れて髪が傷んでしまい、うねりの原因やより寝ぐせが付きやすいのだとか。「もう充分」と感じるまで乾かした後、さらに1時間ほど自然乾燥させてから布団に入るのがおすすめだそう。
髪の表面はしっかり乾かしても、内側の水分はしっかり閉じ込めておけるヘアケアアイテムは、うねりや寝ぐせ防止の他にも、美髪をキープするためにも必須なんですね。ぜひ自分の髪に合った、寝ぐせ予防アイテムで、朝のスタイリングを時短に!
構成/鬼石有紀